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eSATAを使いこなす!



大容量データの安定した高速転送を求めるユーザは、外付け用ポートとして「eSATA」を選択しています。ここでは、内蔵SATA規格をベースにうまれたeSATAならではの特徴と、eSATAに対応した機器をご紹介します。

【基礎編】
  1. 内蔵のスタンダード「シリアルATA(SATA)」
  2. 外付けに特化した規格 eSATA
  3. eSATAで高速転送を実現
【実践編】
  1. eSATAポートを増設する
  2. 内蔵SATAデバイスが外付けで使える
  3. オリジナルツールで接続デバイスをホットプラグ(Windows)
  4. ポートマルチプライヤーは、例えるとeSATAのHUB
  5. MacにeSATAを導入
【番外】もうひとつの外付け規格
   USB3.1がわかる!USB超入門

基礎編

内蔵のスタンダード「シリアルATA(SATA)」

従来のパラレルATA(IDE)は内蔵用の規格として広く採用されてきましたが、133MB/sを上限に速度向上が困難になったため、シリアル転送のATA「SATA」が現在の内蔵用ストレージ規格のスタンダードとなっています。

SATAの転送速度は1.5Gbps(約150MB/s)からスタートし、現在は3Gbps(約300MB/s)、6Gbps(約600MB/s)に対応した製品が数多く存在しています。高速性だけではなく、ケーブル幅のスリム化によるケース内部のエアフロー改善、ケーブル長の延長、ジャンパー設定が不要など、従来のパラレルATAに比べて使いやすさが格段に向上しています。
【規格を比較】
  パラレルATA
(IDE)
シリアルATA
最高速度 133MB/s 6Gbps(約600MB/s)
※eSATAは3Gbpsまで

ケーブル

太い(約48mm)
短い(45.7cm)
細い(約8mm)
長い(100cm)

HDD設定

マスター・スレーブ
設定必要
設定不要
(Point-to-Point接続)

接続

内蔵のみ
内蔵
外付け(eSATA)

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外付けに特化した規格 eSATA

eSATA(External SATAの略)は、内蔵用の規格であるSATAを外付けとして使うため、利便性を向上したものです。内部接続用SATAに比べて抜け落ちにくく、ケーブル挿抜可能回数を大幅にUPしたコネクタを採用。ケーブルは、ノイズ対策のシールドを強化したものとなっています。2016年2月現在のeSATAの最大転送速度は3Gbps(理論値)、最大ケーブル長は2.0mです。
▼eSATAロゴが目印▼
(1.5Gbps転送) (3Gbps転送)
SATAケーブル
(L字型コネクタ)
eSATAケーブル
(I字型コネクタ)
内部接続の規格
外付けに最適化

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eSATAで高速転送を実現

通常の外付け用規格は、内蔵用の信号を外付け用の信号に変換して接続しているため、その処理に必要な時間だけ転送速度が低下してしまいます。eSATAはSATAネイティブな規格のため、信号変換によるオーバーヘッドがなく、外付けでも高いパフォーマンスと安定性を実現します。
接続例

【eSATA PCI Expressボード REX-PE32Xベンチマーク】

<環境>
M/B:ASUS X99-A、OS:Windows10 64bit(1511)、SSD:Samsung SSD 840 EVO 120GB、
HDD:Western Digital WD1003FZEX-00MK2A0(1TB) x2台(HDDケースにはSA3-DK5-EU3Rを使用)、
ツール:CrystalDiskMark 5.1.0 x64


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実践編

eSATAポートを増設する

パソコンにeSATAポートがない場合は、eSATAポートの増設が必要です。デスクトップ用、ノートPC用のインターフェイスカードから選択できます。

ASMedia製コントローラ搭載モデルはOS標準のドライバーを使用。Silicon Image製コントローラ搭載モデルはWindows Updateでインストールをおこないます。

■デスクトップパソコン用インターフェイス
eSATA 2ポート PCI Express ボード
REX-PE32X詳細へ REX-PE32X
標準価格(税別) ¥8,400
対応OS(Win)10/ 8.1/8/7、Server 2012 R2/2012 等
対応OS(Mac)X 10.7〜10.11.x
PCIe x2〜x16スロット用拡張ボード。eSATA×2ポート装備。ASM1062採用。LowProfileブラケット添付。
eSATA PCI ボード
REX-PCI15PM詳細へ REX-PCI15PM
標準価格(税別) ¥10,500
対応OS(Win)10/8.1/8/7 等
対応OS(Mac) X 10.4以降
PCI スロット用拡張ボード。eSATA×1ポート、SATA×3ポート装備。Sil3124採用。LowProfileブラケット添付。
■ノートパソコン用インターフェイス
eSATA ExpressCard/34
REX-EX30S詳細へ REX-EX30S
標準価格(税別) ¥10,500
対応OS(Win)10/8.1/8/7 等

対応OS(Mac) X 10.4以降
ExpressCardスロット用カード。eSATA×1ポート。SiI3132採用。
 

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内蔵SATAデバイスが外付けで使える

SATA HDD/SSDを専用のケースに入れて外付けのeSATA HDDとして使用し、SATAネイティブでデータ転送。Blu-ray DiscやDVDドライブなどのSATAデバイスを外付けにすれば、ベイのないパソコンでもSATAデバイスの機能がそのまま使用可能です。

リムーバブルケース(外付け1ベイ)
SA-DK1AES詳細へ SA-DK1AES
標準価格(税別) ¥12,800
対応OS(Win)10/8.1/8/7 等
対応OS(Mac) 10.4以降
ホットプラグ対応。eSATAホストとの組み合わせで、電源ONのままHD交換が可能。3Gbps転送に対応。
リムーバブルケース(外付け1ベイ)〜USB3.0にも対応
SA3-DK1-EU3X詳細へ SA3-DK1-EU3X
標準価格(税別) ¥19,800
対応OS(Win) 10/8.1/8/7
対応OS(Mac) 10.8.x以降
ホットプラグ対応。eSATAとUSB3.0装備で、幅広いパソコンに接続可能。
リムーバブルケース(外付け5ベイ)
SA-DK5-ESR詳細へ SA3-DK5-EU3R
標準価格(税別) ¥52,000
対応OS(Win)10/8.1/8/7 等
対応OS(Mac) 10.4以降
5台のHDDを1本のケーブルで接続!3Gbps転送に対応。ポートマルチプライヤー対応。
5インチドライブケース〜USB3.0にも対応
RS-EC5-EU3X詳細へ RS-EC5-EU3X
標準価格(税別) ¥16,800
対応OS(Win)10/8.1/8/7
対応OS(Mac)10.8.x以降
5インチSATAデバイスを外付けにできます。eSATAとUSB3.0装備で幅広いパソコンに接続可能。3.5インチHDDも装着可能。

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オリジナルツールで接続デバイスをホットプラグ(Windows)

ラトックのSATA/eSATAホストインターフェイスは、オリジナルのWindows用ソフトウェア「ホットプラグツール」を提供。パソコンの電源を入れたまま、USBライクにeSATAデバイスを抜き挿しできます。
▼対応製品▼
REX-PE32X詳細へ REX-PCI15PM詳細へ
REX-PE32X REX-PCI15PM
REX-EX30S詳細へ  
REX-EX30S  
【Windows】
ホットプラグツールをインストールすると、タスクトレイにアイコン表示。デバイス取り外し時はこのアイコンから「安全に取り外し」を実行します。デバイスを取り外すときは、ホットプラグアイコンをクリックし、取り外したいドライブの「安全に取り外します。」を選択します。 パソコン起動中でもデバイスを停止して、安全に取り外せます。
【MacOS】
ドライブアイコンをゴミ箱にドラッグするだけで、安全にデバイスを取り外すことができます。

※MacOSでREX-PE32Xを使用する場合は、eSATAドライブを抜き挿しする際にMacの電源を切る必要があります。

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ポートマルチプライヤーは、例えるとeSATAのHUB

ポートマルチプライヤ対応SATAII規格に含まれているポートマルチプライヤー。SA3-DK5-EU3Rの場合、例えばデータ読み込み時はケース内部のポートマルチプライヤーコントローラが5台分の信号を束ねて1本のケーブルに伝送。ボード(ホスト側)に搭載しているポートマルチプライヤーコントローラで信号を分割します。
<SA3-DK5-EU3R+REX-PE32Xの例>
SA-DK5-EU3RはハードウェアRAID機能を搭載したリムーバブルケースです。複数のRAIDを組み合わせた環境を構築するには、ホストがポートマルチプライヤーに対応している必要があります。

ポートマルチプライヤー対応なら、ケーブル1本で複数デバイスの接続が可能に!
ポートマルチプライヤーは、対応デバイスと対応ホストが揃うことで実現します
▼対応製品▼
ホストインターフェイスカード デバイス
REX-PE32X詳細へ REX-PCI15PM詳細へ REX-EX30S詳細へ SA-DK5-ESR詳細へ
REX-PE32X REX-PCI15PM REX-EX30S SA3-DK5-EU3R

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MacにeSATAを導入

ラトックのeSATAホストカードは、MacOS Xに対応。Mac ProのPCI ExpressスロットにREX-PE32Xを増設し、HDD5台を格納できるSA3-DK5-EU3RでRAIDを組んでさらに大容量・高速転送が可能に。映像・音響分野や信頼性が求められるプロフェッショナル用途のストレージとしてもおすすめです。
▼Mac Pro対応製品▼ ▼ハードウェアRAID搭載▼
REX-PE32X詳細へ SA3-DK5-EU3R詳細へ
REX-PE32X SA3-DK5-EU3R

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