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■指紋認証システム サーバソフト OmniPass Enterprise Edition

指紋認証データベースを一元管理可能なサーバソフトウェア
OmniPass Enterprise Edition

OmniPass Enterprise Edition(以下、OmniPass EE)は、ActiveDirectoryアドオンソフトウェアとクライアント用ソフトウェアで構成される指紋認証ソフトウェアです。

出荷完了 ⇒後継:OmniPass EE V2
サーバ用ソフトウェア
クライアント10/25/50ライセンスパック
製品型番 価格(税別) JANコード
SREX-OPEE-10 OPEN 4949090658219
SREX-OPEE-25 OPEN 4949090658226
SREX-OPEE-50 OPEN 4949090658233
追加クライアント10/25/50ライセンスパック
製品型番 価格(税別) JANコード
SREX-OPEE-L10 OPEN 4949090658240
SREX-OPEE-L25 OPEN 4949090658257
SREX-OPEE-L50 OPEN 4949090658264
OmniPass EEを導入することにより、指紋センサーで取得した指紋情報やWindowsログオン履歴などのユーザプロファイル(OmniPassで登録した各機能についての設定)を、サーバで一元管理することが可能となります。

複数のPCで指紋認証をおこなう場合、スタンドアローンの認証システムではパソコン毎にユーザの登録・更新が必要ですが、サーバによる認証システムではこれらの作業が一度で済み、初期導入と運用にかかる労力を軽減、トータルコストを削減できます。

製品特徴

指紋情報データベースをサーバで一元管理

OmniPass EEは指紋情報をOmniPassサーバに保存し、クライアントPCからの要求により指紋を認証する機能を備えています。 クライアントPC上で指紋の登録をおこなうと、OmniPass用の指紋情報は指紋認証サーバと登録作業を行ったクライアントPCのローカルディスクの両方に保存されます。

認証時はOmniPassサーバ上の指紋情報を参照するので、登録作業を行ったクライアントPCに限らず、ネットワーク上にあるすべてのクライアントPCから指紋認証の実行が可能です。OmniPassサーバが所属するドメインにアクセスできるPCであれば、遠隔地やRASクライアントからも認証できます。

なお、指紋情報としては指紋を再現できない非可逆の特徴点データのみが保存され、指紋画像データは保存されませんので、セキュリティ上も安心です。

スタンドアローンではローカルPCでの指紋認証が可能

OmniPassサーバにアクセスできない場合やサーバ上に一致する指紋が見つからない場合は、ローカルディスクに保存されたプロファイルを参照して認証します。ネットワークに接続できない環境でもローカルディスクにプロファイルがあれば、指紋認証によるログインやパスワード代用などのOmniPassの機能を実行することが可能です。

OmniPassサーバ上のユーザプロファイル更新時は、クライアントPCをネットワークに接続すると、ローカルディスクに保存しているデータも自動的に更新されます。

※OmniPassサーバ側で実行されたユーザ削除は、クライアントPCのローカルデータには反映されません。クライアントPC上に保存されたユーザの削除は、クライアントPC側でおこないます。

認証と合わせたファイル暗号化・復号化でデータ保護

OmniPass EEにより、指紋認証による安全性の高いデータの暗号化および復号化が実現できます。本システムでは、データベースに暗号化して登録されている指紋情報をキーとして、指定したファイル・フォルダの暗号化を実行。暗号化したデータの復号化では、アクセス権のあるユーザが指紋認証をおこないます。

暗号化ファイル・フォルダは、ユーザを特定した共有設定が可能です。 OmniPassサーバを介した暗号化では、ユーザの間でキーの受け渡しが不要なので、ネットワーク上の盗聴による解読の心配がなく安心。グループ内の共有ファイルやメール添付ファイルの暗号化に活用できます。

さらに、ファイル単位での暗号化に加え、本製品ではフォルダ単位でファイルをまとめて暗号化することができます。

暗号化したフォルダをダブルクリックするだけで、暗号化および復号化の操作を行わずデータを編集することができます。ダブルクリックすると復号化のための認証が要求され、認証に成功した後は特別な暗号化・復号化の操作は必要ありません。また、暗号化フォルダに新しいファイルをドラッグアンドドロップするだけで、自動的に暗号化して保存されます。

指紋でWindowsログオン・スクリーンセーバー解除

OmniPass EEにより、同一ドメイン内のどのクライアントPCからでも、ユーザ名とパスワードを入力する代わりに、指紋認証によるログオンが可能となります。

指紋認証によるWindowsログオンをおこなうと、サーバ上のOmniPassユーザプロファイルがクライアントPCにコピーされます。一度ログオンをおこなったクライアントPCでは、再登録やインポートの作業なしにスタンドアローンでの指紋認証が可能となり、ハードウェアの変更にも柔軟に対応できます。

アカウント管理機能でWebサイトに簡単ログイン

アカウント管理機能を使用すれば、どのクライアントPCからもIDとパスワードの入力なしに、指紋だけでWebログインすることが可能です。登録済みのWebサイトへのアクセス時、アカウント情報が自動的に呼び出されますので、IDやパスワードを覚えておく必要はありません。忘れてしまっても、アカウント管理画面で登録されているアカウント内容を確認することができます。

※本機能の対応ブラウザは、Microsoft Internet Explorer 5.0 以降です。
どのクライアントPCからもアカウント管理可能! <アカウント登録>
  1. Webサイトにアクセス
  2. アカウント情報入力
  3. タスクトレイ OmniPass を右クリック
  4. 「パスワードの記憶」 選択
  5. アカウント入力ウィンドウにカギ型カーソルを移動しクリック
  6. 管理しやすい名前を つけて保存
アカウント管理情報登録画面
<次回から>
  1. Webサイトにアクセス
  2. 指紋認証
  3. ログイン

OmniPass では、ログイン入力が必要なアプリケーションのアカウント記憶にも対応。ドメインやパスワード入力を要する Windows プログラムに、指紋認証を導入することができます。

なお、保存しているアカウント情報はユーザプロファイルを元に暗号化されているので、アカウントデータ保管のセキュリティ対策としても有効です。

イベントログによる管理が可能

Windowsログオンや復号化などで、サーバに保存されている指紋データを参照した場合、その記録をログとして保存することが可能です。 この機能により、起動されたクライアントPCや暗号化した機密文書を閲覧したユーザなどの指紋認証履歴を、効果的かつ厳密に管理できます。また、クライアントPCの認証履歴をローカルディスクに保存することも可能です。

ActiveDirectoryアドオンで簡易な管理/運用を実現

サーバモジュールは、Windows Server 2003 ActiveDirectory のアドオンソフトとしてインストールします。サーバの管理ツールはMMCのスナップインとして提供されるため、 ユーザ情報の作成、一括作成、削除を ActiveDirectory と同様の方法でおこなうことができます。使い慣れたインターフェイスでの直感的な作業による、スムーズなユーザ管理環境を提供します。

サーバ管理ツールでは、ユーザごとにOmniPassユーザ登録や暗号化操作、ユーザインポートのなどの権限をきめ細かく設定できます。


クライアントPCは、Windows 2000およびWindows XPのProfessionalバージョン(ActiveDirectoryに参加できるOS)にて実現できます。接続する指紋センサーには、特徴点相関方式を採用した弊社製のUSB指紋センサユニットSREX-FSU1/SREX-FSU1Gを使用します。

※ノートパソコン搭載の内蔵指紋センサ用のクライアントモジュールも用意しています。詳細は、別途お問い合わせください。
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