REX-CBU2 Driver CD-ROM (Windows XPx64/XP/2000/Me/98SE) Revision 3.7 ============================================================================= [ REX-CBU2 Driver について ] 30 / Jan. / 2006 ラトックシステム株式会社 Copyright(C) 2003-2006 RATOC Systems,Inc. ============================================================================= 本ドキュメントでは、ユーザーズマニュアルに記載できなかった補足事項について記述 しています。 以下の説明は、Windows使用時の説明になります。 Mac OS X での説明は、Macintosh側のはじめにお読みくださいを参照ください。 2002/03/12 Winodws XPにてMicrosoftからの正式なサポートが始まりました。 WindowsXP Service Pack1をインストールしてお使いください。 2002/06/10 Winodws 2000にてMicrosoftからの正式なサポートが始まりました。 WindowsUpdateにて、ダウンロードしてお使いください。 現時点でWindows 98SE/MeについてはMicrosoftからの正式なサポートはありません。 弊社製のUSB2.0 EHCIドライバは現在 Win98SE/Me/2000/XPをサポートしています。 WindowsXP Service Pack1のインストールが困難な場合は、弊社製ドライバをご使用 ください。 既に弊社にて確認済みの不具合につきましては、下記内容ご参照願います。 不具合につきましては早期に対応版をご提供できるよう現在修正作業を行っています。 弊社ホームページより随時不具合対応状況の通知ならびに修正ドライバをご提供させて 頂きます。 提供する USB2.0 EHCIドライバでは USB2.0アイソクロナス転送をサポートしています。 □目次 1. ディレクトリ構成について 2. 前バージョンからの変更内容 3. マニュアル訂正事項 4. REX-CBU2のドライバの更新方法について 5. REX-CBU2のカードの取外し方法について 6. REX-CBU2に関する不具合・制限事項 --------------------------------------------------------------------------- 1. ディレクトリ構成について --------------------------------------------------------------------------- REX--CBU2 Driver のディレクトリ構成は下記のようになっています。 \+ +--CBU2_README-JPN.TXT( CBU2 Japanese Readme txt file ) +--CBU2_README-ENG.TXT( CBU2 English Readme txt file ) | +--SETUP.EXE ( CBU2 Installer ) | +--CBU2 +--CBEHCI.INF ( USB2.0 Host Card INF File ) +--RSEHCDCB.SYS ( USB2.0 EHCI Driver ) +--RSUSBD.SYS ( USB2.0 BUS Driver ) +--RSUSBH.SYS ( USB2.0 HUB Driver ) +--RSCOMP.SYS ( USB2.0 COMPOSITE Driver ) +--CBPRSET.SYS ( CBU2 Property Setting Driver for Windows2000 ) +--CBPRSET.VXD ( CBU2 Property Setting Driver for Windows Me/98 ) +--CBU2PnP.EXE ( CBU2 PNP Utility for Windows Me/98 ) +--REXCFG.VXD ( CBU2 PNP Utility VXD for Windows Me/98 ) 2. 前バージョンからの変更内容 --------------------------------------------------------------------------- Rev 3.6 から 3.7 への変更内容 (1) Windows XP x64 に対応しました。 (Setup.exeを実行し、指示に従ってください。) Rev 3.5 から 3.6 への変更内容 (1) PC Card CardBus Contoller TI-PCI1620に対応しました。 (2) PC Card CardBus Contoller Ricoh R5C551に対応しました。 (3) EPSON Scanner GT-9400UFのUSB Cableの抜き差しにてシステム停止する 不具合を修正しました。(Windows 98SE/Me) (4) REX-USB10 接続時、外部イベントのサンプルでアボートすると システム停止する不具合を修正しました。(Windows Me) Rev 3.2 から 3.5 への変更内容 (1) Setupプログラムの仕様を変更しました。 (2) Mac OS X 10.2.1以上に対応しました。 (3) Canopus MTU2400に対応しました。 (4) REX-CBU2X WindowsMe/98 にて、2台のHUBが動作しない不具合を修正しました。 Rev 3.1 から 3.2 への変更内容 (1) USB2.0アイソクロナス転送(Isochronous Transfer)に対応しました。 (2) RATOC製ドライバにて、Windows XP SP1で USB1.1デバイスを認識できない 不具合を修正しました。 Rev 3.0 から 3.1 への変更内容 (1) USB複合デバイスに対応しました。 (2) セットアップ情報ファイルに日付情報(12/02/2001)を追加しました。 (3) CardBus Controller TI1510/1520 に対応しました。 (4) CardBus Controller O2Microのブリッジの高速化を行いました。 Rev 2.0 から 3.0 への変更内容 (1) HUB経由でNikon製Film Scannerが認識されないという不具合を修正しました。 (2) REX-CBU2とREX-PCIU2が共通CDROMであったのを分離しました。 (3) SETUP.EXEにて、ラトック補助ドライバをコピーする様にしました。 Rev 1.8 から 2.0 への変更内容 (1) Windows 2000で、Microsoftドライバへのアップデートを行えない不具合を 修正しました。 (2) NEC PCI to USB Enhanced Host Controller B1 (RATOC) へのドライバ更新方法 を変更しました。 説明は、CBU2フォルダのMS DRIVERフォルダのREADMEを参照。 従来 rsusb2.infを使用してNEC PCI to USB Enhanced Host Controller B1 から NEC PCI to USB Enhanced Host Controller B1 (RATOC) へ変更していましたが、 これを Setup.exeにて変更できるようにしました。 Rev 1.7 から 1.8 への変更内容 (1) Windows MeにおいてOLYMPUS USB2.0 MOを接続した状態で終了できない不具合を 修正しました。 Rev 1.6 から 1.7 への変更内容 (1) REX-CBU2の2枚差し、またはREX-PCIU2との共存をサポートしました。 (USB2.0機器の使用に限る) (2) 他社の USB2.0 製品と共存できるようにしました。 Rev 1.5 から 1.6 への変更内容 (1) 転送速度の10%の向上。 (2) Windows XP/2000で、USB2.0デバイスのシリアルナンバーが不正な値の場合、 ハングアップする不具合を修正しました。 (3) VAIO PCG-MXS2 (WindowsXP)でサスペンド後、復帰出来ない不具合を修正。 Rev 1.4 から 1.5 への変更内容 (1) WindowsMeの環境でCanoScanD1250U2/D1250U2Fの取り外しを行うとハングアップ する不具合を修正しました。 Rev 1.3 から 1.4 への変更内容 (1) USB2.0 HUBの下に接続された USB2.0(HighSpeed)デバイス (アイソクロナス転送は除く)に対応。 (2) USB2.0 HUBの下に接続されたUSB1.0(FullSpeed)デバイスに対応。 Split転送サポートにより、USB2.0 HUBの下にHighSpeed/FullSpeedデバイスが 同時接続されても HighSpeedデバイスのパフォーマンスは損なわれません。 (3) USB2.0 HUB多段接続に対応。 (4) 取り外しユーティリティの Ver1.0 への変更。 カードが挿入されていない場合はユーティリティがアンロードされるようにしま した。 (5) 接続における以下の不具合を修正しました。 ・VAIO PCG-GT3/K(Windows2000) でデバイスを接続した状態でREX-CBU2を取り外すと ブルーパニックになる不具合を修正しました。 ・VAIO PCG-GR9/K(Windows2000) でREX-CBU2を装着したまま、システム再起動すると 認識しない不具合を修正しました。 Rev 1.2 から 1.3 への変更内容 (1) サスペンドにおける以下の不具合を修正しました。 SONY VAIO PCG-QR1S でサスペンド操作を行うと画面は消えるが、完全にサス ペンドに入らず、復帰もできなくなる (2) 取外しユーティリティの Ver0.22 への変更 USB コントローラの新しいRevisionに対応しました。 Beta Rev 1.0, 1.1 から Rev 1.2 への変更内容 (1) カードの取り外しに対応しました。 ・Windows98SE/Me の場合、タスクトレイに表示されるCBU2アイコンより、 カードの取り外しが可能です。 ・Windows2000の場合、タスクトレイ内の取り外し可能デバイスアイコンより、 カードの取り外しが可能です。 カードの取り外し手順については、"【5】カードの取り外し方法について" をご覧ください。 3. マニュアル訂正事項 --------------------------------------------------------------------------- なし 4.REX-CBU2のドライバの更新方法について --------------------------------------------------------------------------- 既に以前のドライバがインストールされている場合は、ドライバを更新する必要があ ります。 以下の手順を参考に、ドライバを更新してください。 4-1. Windows 98SE の場合 (1) 最新ドライバの入ったCDROMを挿入してください。     [コントロールパネル] より [システム] をダブルクリックします。 システムのプロパティ画面が表示されます。 (2) [デバイスマネージャ] 画面を選びます。 デバイスマネージャ画面が表示され ます。コンピュータの情報がツリー状で表示されます。 (3) この中の、[ユニバーサルシリアルバスコントローラ] という項目の左のプラ ス記号(+) をクリックします。 (4) ぶら下がる形で表示される[RATOC CB USB Enhanced Host Controller] の プロパティーを開きます。 (5) [ドライバ] 画面を選び、[ドライバの更新] をクリックします。 「デバイスドライバの更新ウィザード」が始まります。[次へ]をクリックして ください。 (6) [特定の場所にあるすべてのドライバの一覧表を作成し、インストールするドラ イバを選択する」を選択し、[次へ]をクリックしてください。 (7) [ディスク使用]のボタンを選択後、配布ファイルのコピー元に[Q:\]と入力して、 [次へ]をクリックしてください。Q:はCDROMドライブ名。 (8) 一覧が表示されたら[RATOC CB USB Enhanced Host Controller]を選択後、 [次へ]をクリックしてください。 (9) [次へ]をクリックしてください。 (10) ドライバファイルのコピーが行われます。[完了]をクリックしてください。 (11) ドライバインストール後は再起動する必要がありますので、システムを再起動 してください。 4-2. Windows Me の場合 (1) 最新ドライバの入ったCDROMを挿入してください。 [コントロールパネル] より [システム] をダブルクリックします。 システムのプロパティ画面が表示されます。 (2) [デバイスマネージャ] 画面を選びます。 デバイスマネージャ画面が表示され ます。コンピュータの情報がツリー状で表示されます。 (3) この中の、[ユニバーサルシリアルバスコントローラ] という項目の左のプラス 記号(+) をクリックします。 (4) ぶら下がる形で表示される[RATOC CB USB Enhanced Host Controller] の プロパパティーを開きます。 (5) [ドライバ] 画面を選び、[ドライバの更新] をクリックします。 「デバイスドライバの更新ウィザード」が始まります。[次へ]をクリックして ください。 (6) [ドライバの場所を指定する(詳しい知識のある方向け)]を選択し、[次へ]を クリックしてください。 (7) [検索場所の指定]を選択後、[Q:\]と入力して、[次へ]をクリックしてください。 Q:はCDROMドライブ名。 (8) [RATOC CB USB Enhanced Host Controller]を選択し、[次へ]をクリックし てください。 (9) ドライバファイルのコピーが行われます。[完了]をクリックしてください。 (10) ドライバインストール後は再起動する必要がありますので、システムを再起動 してください。 4-3. Windows XP/2000 の場合 Internet 接続環境が整っている場合、スタートメニューのWindows Updateでドライバ の更新が自動で行えます。 その後、SETUP.EXEにてMicrosoft 補助ドライバ(RATOC製)を追加します。 Internet 接続環境がない場合、下記の手順で、RATOC製ドライバを更新します。 (1) [コントロールパネル] より [システム] をダブルクリックします。 システムのプロパティ画面が表示されます。 (2) [ハードウェア] 画面を選び、[デバイスマネージャ] ボタンをクリックします。 デバイスマネージャ画面が表示され、コンピュータ情報がツリー状で表示され ます。 (3) ツリー上で表示されている項目で [USB(Universal Serial Bus)コントローラ] という項目の左のプラス記号(+)をクリックします。 (4) ぶら下がる形で表示される[RATOC CB USB Enhanced Host Controller] の プロパティーを開きます。 (5) [ドライバ] 画面を選び、[ドライバの更新] をクリックします。 「デバイスドライバのアップグレードウィザード」が始まります。 [次へ]をクリックしてください。 (6) [デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)]を選択し、[次へ]をクリックし てください。 (7) [場所を指定]を選択し、[次へ]をクリックしてください。 (8) 製造元ファイルのコピー元に[Q:\]と入力して、[次へ]をクリックしてください。 Q:はCDROMドライブ名。 (8) [RATOC CB USB Enhanced Host Controller]を選択し、[次へ]をクリックし てください。 (9) ドライバファイルのコピーが行われます。[完了]をクリックしてください。 5. REX-CBU2のカードの取外し方法について --------------------------------------------------------------------------- Windows が動作中に REX-CBU2を取り出す場合は、必ず以下の手順を行ってください。 以下の手順を行わずに、REX-CBU2を取り外した場合、システムフリーズや不安定動作 を引き起こすことがあります。 5-1. Windows Me/98SE の場合 (1) REX-CBU2 をパソコンに装着すると、タスクトレイ上に、CBU2アイコンが表示さ れます。 (マウスポインタを近づけると、[CBU2-Device PnP Uty for WinMe/9x] と表 示します。) (2) このアイコンをクリックすると、サブメニューで、 [RATOC CB USB Enhanced Host Controllerの取り外し] という項目が表示さ れますので、取り外す場合はこれを選びます。 (3) システムが取り外す準備ができると、 [RATOC CB USB Enhanced Host Controllerは安全に取り外すことができます.] と表示されます。 (4) これで REX-CBU2 をパソコンから取り外し可能状態になりましたので、 OKをクリックしてダイアログを閉じ、REX-CBU2 を取り外してください。 (注意)タスクトレイ上に表示される PCカードアイコン(Windows 98 の場合)や、 ハードウェアの取り外し(Windows Me の場合)アイコンからの取り外しを 行なうと、システムフリーズや不安定動作を引き起こすことがあります。 必ず CBU2アイコンから取り外しを行うようにしてください。 5-2. Windows XP/2000 の場合 (1) REX-CBU2 をパソコンに装着すると、タスクトレイ上に、取り外し可能デバイス アイコンが表示されます。 (2) このアイコンをクリックすると、サブメニューで、 [RATOC CB USB Enhanced Host Controllerを停止します] という項目が表示 されますので、取り外す場合はこれを選びます。 (3) システムが取り外す準備ができると、 [RATOC CB USB Enhanced Host Controllerは安全に取り外すことができます.] と表示されます。 (4) これで REX-CBU2 をパソコンから取り外し可能状態になりましたので、 OKをクリックしてダイアログを閉じ、REX-CBU2 を取り外してください。 6. REX-CBU2に関する不具合・制限事項 --------------------------------------------------------------------------- ○ Windows XP x64 ○ Windows XP/2000 (1) 下記PCでUSB2.0ストレージデバイス接続時、リード・ライトパフォーマンスが著 しく遅いことがある。 Toshiba Satellite 2210, SONY VAIO PCG-Z505CR/PCG-XR7Z/PCG-FX90 (2) VAIO PCG-C1MRXでREX-CBU2を挿入状態、USB機器接続状態で起動できません。 ○ Windows Me (1) 下記PCでCBU2をシステムが起動してから挿入するとシステムがフリーズすること がある。 本バージョンではCBU2挿入状態で起動しご利用願います。 COMPAQ Presario1700 (2) 下記PCでCBU2挿入状態でシステムが起動するとシステムがフリーズすることが ある。 本バージョンではCBU2をシステム起動後に挿入してご利用願います。 SONY VAIO PCG-XR1Z (3) 下記PCでインストール途中にシステムがフリーズすることがある。再起動後、 デバイスマネージャの USB2.0 EHCIドライバからドライバの更新を行うと正常 に使用することができる。 Toshiba DynaBook DB60C/2CC (4) 下記PCでインストール完了後、一度再起動しないと正常に使用できない。 Panasonic Let's note CF-B5ER ○ Windows 98SE (1) サスペンドからの復帰が出来ない場合があります。 SONY VAIO PCG-862 ------------------------------------------------------------------------- 本製品に関するご質問がございましたら、下記までお問い合わせください。 ------------------------------------------------------------------------- ラトックシステム株式会社 サポートセンター 〒556-0012 大阪市浪速区敷津東 1-6-14 朝日なんばビル E-Mail : http://www.ratocsystems.com TEL : 大阪(06)6633-0190 東京(03)3837-3010 月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00 土曜、日曜および祝日を除く FAX : 06-6633-3553 24時間受付け お問い合わせの際には、マニュアルの質問用紙を参考にして記入されるか、以下の 事項を連絡してください。 ●製品名、シリアル番号、販売店名 ●コンピュータ名 ●OSバージョン名 ●USB2.0 EHCIドライバのバージョン ●接続されているデバイス名およびデバイスのメーカ名 また、ご質問に関する回答は上記営業時間内の処理となりますのでご了承ください。 以上、よろしくお願い申し上げます。