AT COMMAND 解説 このたびはREX-PCI56 56Kbps DATA/14.4Kbps Fax Modem Cardを お買い上げ頂き誠にありがとうございます。今後もドライバのバ ージョンアップなど、より一層のサポートを充実していきますの で末永くご愛用賜りますようお願い申し上げます。 本書は、一般的なATコマンド、Sレジスタ、リザルトコードの詳細を 説明したマニュアルです。 ・本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。 ・本書の内容につきましては万全を期して作成しましたが、万一ご 不審な点や誤りなどにお気づきになりましたらご連絡願います。 ・運用の結果につきましては、責任を負いかねますので、予めご了承 願います。 1. ATコマンド ATコマンドは米国Hayes社が開発したモデム制御コマンドです。 通信ソフトのターミナルモードでモデムに設定、動作させるとき に入力します。 一般のWindows用通信ソフトを利用したパソコン通信やインター ネットでは、すでにATコマンドが、MDM****.INFファイルにて定義 されています。ただし、内線電話の場合、X3コマンドが必要になり ます。 ATコマンドは最初に AT という文字を入力し続けて Xの機能を表 す文字を、続けてパラメタを表す3を入力して Enterキーを押します。 よければ、OK または、結果リストを表示します。問題のあった場合 または、サポートされていないコマンドを入力した場合は ERROR と 表示します。 モードについて モデムの動作には3つのモードがあります。 ● コマンドモード モデムがパソコンからコマンドを受けたりリザルトコードを送った りしているモードです。通常回線上には、アクセスされていません。 ● オンラインモード モデムが相手側モデムとつながっている状態です ● エスケープモード オンラインモードのまま、一時的にコマンドモードに移ることを示 します。 ATコマンド一覧 AT Attentionの略 A/ 以外のすべてのコマンドに先行 A/ 再実行コマンド 直前に実行したコマンドを再度実行したいとき、A/と入力する だけで再実行できます。 書式: A/ A アンサーモードでの回線接続 モデムに電話がかかってきたとき「ATA」と入力すれば、手動で 着信ができます。S7レジスタで設定されている時間以内に接続 できない場合は、回線を切断して"NO CARRIER“を表示します。 コマンドモードに戻ります。 書式: ATA モデムをオフフックにする。着信がある場合、モデムは応答を試みる。着信の手順は短 いサイレンスの後、アンサートーン。このときモデムにキャラクタを送信すると、受信 手順は中止される。モデムがキャリアを待機する時間はS7レジスタの変更によりプロ グラム可能。 B ITU-T規格 or Bell規格の選択 2400BPS以上のときはITU-T規格(旧CCITT)のみです。 書式: ATB0 ITU-T規格 V.22(1200bps)を選択 ATB1 Bell212A(1200bps)を選択 ATB2 CCITT V23を選択 オリジネートモードでは75bpsでデータを送信、1200bpsでデータを受信。 アンサーモードでは1200bpsでデータを送信、75bpsでデータを受信。コマンドN0(オ ートモードをOFF)の選択が必要。 D ダイヤル発信 ダイヤルパラメタの指定に従って自動ダイヤルします。 単独のDはモデムをオフフックにし、ダイヤルトーンを待機。 (例外についてはXコマンドを参照) ダイヤルするまでダイヤルトーンを待機する時間はレジスタS6でプログラム可能。 書式: ATDmn 電話番号のダイヤル発信。  mは以下のパラメータいずれか、nは電話番号      L 最後にダイヤルしたところに再ダイヤルします      W S7レジスタおよびS6レジスタで指定された時間ダイヤル トーンを待機する         X0またはX1(ダイヤルトーン検出をOFF)が選択してある場合、         その設定を無効にする      T トーンダイヤルします 例)ATDT06-6633-3553      P パルスダイアルします 例)ATDP06-6633-3553      , S8レジスタで設定した秒数ポーズする(初期値2秒)      @ 5秒間時間無音を検出してからダイヤルします      ! 0.5秒間オンフックにする         PBXシステムまたはコールウェイティングなどのボイス機能で使用      ; ダイヤル後コマンドモードに戻ります S=n n=0-9 登録番号を発信します 登録できる番号はアドレスが0から9の10種類まで 番号の登録には&Zコマンドを使用 E コマンドエコー エコーの有無の選択を行います。 書式: ATE0 エコーを返しません ATE1 エコーを返します H 切断(ハングアップ) モデムのフック状態を切り替えます。 書式: ATH0 モデムの強制オンフック(ハングアップ) ATH1 モデムの強制オンフック(受信またはダイヤル) I 情報提供 製品コード、IDコード、ROMチェックサムの確認 書式: ATI0 数字による製品コード ATI1 ハードウェアのモデルコード ATI2 ハードウェアのモデルコードの計算を実行し比較します ATI3 ソフトウェアのバージョン番号 ATI4 製品機能のリスト ATI5 国別コード 043 Japan ATI6 モデムデータポンプのREV ATI7 DAAコード 016 Japan L スピーカボリューム モデムスピーカの音量を変えます。 書式: ATL0 スピーカー音量ゼロ ATL1 スピーカ音量小 ATL2 スピーカー音量小 ATL3 スピーカー音量小 (ハードウェアは現在ON/OFFの音量調節しかできない) M スピーカの制御 モデムスピーカの出力タイミングを変えます。 書式: ATM0 スピーカ常時オフ ATM1 キャリア検出までスピーカーをON ATM2 スピーカ常時オン ATM3 ス受信の場合のみスピーカーをオン N オートモードの選択 オートモードの有効/無効の切替。 書式: ATN0 オートモードの無効 レジスタS37で指定した速度での接続を強制 ATN1 オートモードの有効 モデムは可能な最大速度で受信し、ATBnコマンドを無視する O オンライン状態への復帰 オンラインコマンドモードからオンラインモードへのリターンをします。 書式: ATO0 オンライン状態への復帰 ATO1 オンラインコマンドモードからリトレイン付きで復帰します O0 : データモードに戻る。エスケープシーケンスを使ってコマンドモードに入った場合、 オンフックせずにデータモードに戻る 。 O1 : モデムのリトレイン。接続後、回線状態が変化した場合、現在の回線状態の最も効率 的な速度で再接続する。 Q 結果コード表示の選択 結果コード表示の方法を選択します。 書式: ATQ0 結果コード表示なし ATQ1 結果コード表示あり Q0 : DTEに応答を返す。 Q1 : DTEに応答を返さない。モデムは端末に応答しない。コマンドを入力しても結果を返 さない。 (設定をデフォルトに戻すATZなどのコマンドは除く) S Sレジスタの表示/書き込み Sレジスタの表示および書き込みを行います。 書式: ATSn? nレジスタの内容を表示 ATSn=m nレジスタを値mに設定 V リザルトコード表示形式の選択 リザルトコード表示の形式を選択します。 書式: ATV0 数字形式のリザルトコードを返す (リザルトコード表を参照) ATV1 言語形式のリザルトコードを返す (リザルトコード表を参照) W 接続結果コード表示形式の選択 接続時の結果コード表示形式の方法を選択します。 書式: ATW0 DTEのみ表示 接続後、使用するエラー訂正またはデータ圧縮プロトコルに 関するメッセージを表示しない ATW1 DCE速度、エラー訂正/データ圧縮プロトコル、DTE速度を表示 ATW2 DCEのみ表示 X 拡張接続結果コード表示形式の選択 接続時の拡張結果コード表示形式の方法を選択します。 書式: ATX0 OK、CONNECT、RING、NO CARRIER、ERROR、NO ANSWERのメッセージを 送信し、ビジーおよびダイヤルトーンは検出しない ATX1 X0のメッセージに加え接続速度を送信 ATX2 X1のメッセージに加えNO DIALTONEを送信 ATX3 X2メッセージに加えBUSY、RINGBACKを送信し、ダイヤルトーンは 検出しない ATX4 すべての応答を送信 Y ロングスペース切断有効/無効 ロングスペース(無応答型切断)の扱いを選択します。有効とした場合、 エラー訂正を使用し、1.6秒のロングスペース送信後ハングアップする エラー訂正がない場合、4秒のロングスペースの後ハングアップする 書式: ATY0 ロングスペース切断無効 ATY1 ロングスペース切断有効 Z モデムの初期化(リセット) プロファイルの内容を書き込み、ソフトリセットを行います。 書式: ATZ0 プロファイル0にリセットする ATZ1 プロファイル1にリセットする その他 書式: AT=n  デフォルトSレジスタの値を設定 AT? デフォルトSレジスタに登録されている値を報告 AT& コマンド &C CD信号動作選択 パソコンへのCD信号の送出条件を選択します。 書式: AT&C0 DCDのONを強制する AT&C1 DCDはリモートキャリアに従う &D ER信号動作選択 パソコンへのER(DTR)信号の送出条件を選択します。 書式: AT&D0 DTRをONとみなす AT&D1 DTRドロップでモデムは切断せずにコマンドモードに戻る AT&D2 DTRドロップでモデムはハングアップする AT&D3 DYRドロップでモデムは初期化され、&Yでロードする プロファイルを指定する &F 工場出荷時への設定 モデムの工場出荷時の状態を初期値に戻します。 書式: AT&F 工場設定のプロファイルに戻します &K フロー制御方式の設定 モデムパソコン間のフロー制御方式を選択します。 書式: AT&K0 フロー制御しない AT&K3 PTS/CTSのフロー制御します AT&K4 XON/XOFFのフロー制御します AT&K5 トランスペアレントなソフトウェアフロー制御します AT&K6 RTS/CTS, XON/XOFF両方のフロー制御します &P パルスダイヤル時の速度設定 パルスの設定を行います。 書式: AT&P0 10 pps 設定 AT&P1 20 pps 設定 メイク率は33%〜67%です &S DR信号動作選択 パソコンへのDR(DSR)信号の送出条件を選択します。 書式: AT&S0 DSRのONを強制する AT&S1 DSRはオンフックでオフ、ネゴシエーションでオン &T 書式: AT&T0 テストを終了させる AT&T1 ALBテストを行う(MicroModemシリーズではサポートされていない) &U 書式: AT&U0 Trellisコーディングを使用する AT&U1 Trellisコーディングを使用しない &V 現在のプロファイルを表示 現在の設定値を表示します。 書式: AT&V0 現在使用しているプロファイルの表示 AT&V1 登録プロファイルの表示 AT&V2 登録電話番号の表示 &W プロファイルに現在の設定値を書き込み プロファイル0 または プロファイル1 に現在の設定値を書き込みます。 書式: AT&W0 現在のプロファイルをプロファイル0として保存する AT&W1 現在のプロファイルをプロファイル1として保存する &Y プロファイルの選択 ハードウェアリセット後の設定値をプロファイル0 または プロファイル1 から取り込む設定を行います。 書式: AT&Y0 パワーオン時にプロファイル0を使用する AT&Y1 パワーオン時にプロファイル1を使用する &Z 電話番号を記憶領域に書き込む 電話番号の登録を行います。 書式: AT&Zn=m 電話番号m(最大36桁)をメモリ番地n(0-9)に登録する AT% コマンド %A : デフォルトは各国のエンコーディング規則に設定されている。 例えば、米国の%Aは0で、ドイツの%Aは1。 書式: AT%A0 : Mu法エンコーディング AT%A1 : A法エンコーディング %C 書式: AT%C0 データ圧縮を使用しない AT%C1 MNP5の圧縮を使用 AT%C2 V.42bisの圧縮を使用 AT%C3 V.42bisとMNP5の両方を使用 %E 回線品質モニタおよびオートリフレインの設定 オートリフレインは、通信途中で回線品質が悪化した場合、自動的 に同期の取り直しを行い(オートリフレイン)よくなるように調整 (フォールバック、フォールフォワード)します。 書式: AT%E0 オートリフレインを無効 AT%E1 オートリフレインを有効 AT%E2 オートリトレインとフォールバックを使用 AT%E3 オートリトレインとファストハングアップを使用 %L 受信信号レベル表示 受信信号レベルを表示します。 書式: AT%L 受信信号レベル表示 015と表示なら-15dBm %N 書式: AT%N0 ダイナミックCPUローディングを使用しない AT%N1 10%以下のダイナミックCPUローディング AT%N2 20%以下のダイナミックCPUローディング AT%N3 30%以下のダイナミックCPUローディング AT%N4 40%以下のダイナミックCPUローディング AT%N5 50%以下のダイナミックCPUローディング AT%N6 60%以下のダイナミックCPUローディング AT%N7 70%以下のダイナミックCPUローディング AT%N8 80%以下のダイナミックCPUローディング AT%N9 90%以下のダイナミックCPUローディング %Q ライン信号品質表示 ライン信号品質を表示します。 書式: AT%Q ライン信号品質表示 031等表示 AT\ コマンド \A 書式: AT\A0 : 最大64文字のMNPブロックサイズ AT\A1 : 最大128文字のMNPブロックサイズ AT\A2 : 最大192文字のMNPブロックサイズ AT\A3 : 最大256文字のMNPブロックサイズ \B 書式: AT\Bn : 非エラー訂正モードで100ms単位(1-9、デフォルトは3)のブレークを送信する \G 書式: AT\G0 : XON/XOFFのフロー制御(モデム−モデム)を使用しない AT\G1 : XON/XOFFのフロー制御(モデム−モデム)を使用する \K ブレーク信号受信時の制御設定 ブレイク信号受信時の処理を設定します。 以下の3つの状態により、動作が異なります。 データ転送モードのとき、DTEからBreak受信 書式: AT\K0 ブレーク信号送出せずオンラインコマンドモード AT\K1 バッファにあるデータをクリアしてブレーク信号送出 AT\K2 ブレーク信号送出せずオンラインコマンドモード AT\K3 バッファにあるデータを追い越してしてブレーク信号送出 AT\K4 ブレーク信号送出せずオンラインコマンドモード AT\K5 バッファにあるデータを送出してブレーク信号送出(初期値) データ転送モードでATコマンド待ちのとき、DTEからBreak受信 書式: AT\K0 オンラインコマンドモード AT\K1 ブレーク信号送出 AT\K2 オンラインコマンドモード AT\K3 ブレーク信号送出 AT\K4 オンラインコマンドモード AT\K5 ブレーク信号送出(初期値) 通信中に相手モデムからBreak受信 書式: AT\K0 バッファにあるデータを送出してブレーク信号送出 AT\K1 バッファにあるデータをクリアしてブレーク信号送出 AT\K2 バッファにあるデータを追い越してしてブレーク信号送出 AT\K3 バッファにあるデータを追い越してしてブレーク信号送出 AT\K4 バッファにあるデータを送出してブレーク信号送出 AT\K5 バッファにあるデータを送出してブレーク信号送出(初期値) \L 書式: AT\\L0 MNPのストリームモードを使用 AT\L1 MNPのインタラクティブなブロックモードを使用 \N エラー設定のモード設定 エラー訂正の動作モードを設定します。 書式: AT\N0 ノーマルモード;速度制御あり、エラー訂正なし AT\N1 プレーンモード;速度制御なし、エラー訂正なし AT\N2 リライアブルモード AT\N3 自動リライアブルモード AT\N4 LAPM接続エラー訂正モードのみ AT\N5 MNP接続エラー訂正モードのみ AT+ コマンド +MS 変調方式の選択 変調方式の設定、参照を行います。 書式: AT+MS=<モード>[,[][,[<最低速度>][,[<最高速度>]]]] <モード> 下記参照 <n> 0:自動モードの禁止 1:自動モード有効 <最小BPS> 設定する最小BPS <最大BPS> 設定する最大BPS モード 変調 V21 V.21 V22 V.22 V22B V.22bis V23S V.23、スイッチキャリア V23C V.23、コンスタントキャリア V26B V.26bis V27TC V.27ter、コンスタントキャリア V32 V.32 V32B V.32bis V34 V.34 K56FLEX K56Flex V90 V.90 AT+MS? 現在の値 AT+MS=?  サポートされている値のリスト 2. リザルトコード一覧 文字形式 数字形式 意味 OK 0 問題なくATコマンドを実行 CONNECT 1 接続完了 RING 2 モデムが着呼を検出 NO CARRIER 3 キャリアロス、またはレジスタS7で指定された時間内に リモートのキャリア信号を検出できなかった ERROR 4 モデムはATコマンド内にエラーを検出 CONNECT1200 5 1200bpsで接続 NO DIALTONE 6 モデムはオフフック後5秒以内にダイヤルトーンを検出 しなかった BUSY 7 モデムはビジートーンを検出 NO ANSWER 8 ダイヤルコマンドで@を使ったとき、モデムは5秒間の サイレンスを検出しなかった CONNECT 0600 9 モデムパソコン間600 bpsで接続 CONNECT 2400 10 モデムパソコン間2400 bpsで接続 CONNECT 4800 11 モデムパソコン間4800 bpsで接続 CONNECT 9600 12 モデムパソコン間9600 bpsで接続 CONNECT 7200 13 モデムパソコン間7200 bpsで接続 CONNECT 12000 14 モデムパソコン間12000 bpsで接続 CONNECT 14400 15 モデムパソコン間14400 bpsで接続 CONNECT 19200 16 モデムパソコン間19200 bpsで接続 CONNECT 38400 17 モデムパソコン間38400 bpsで接続 CONNECT 57600 18 モデムパソコン間57600 bpsで接続 CONNECT 115200 19 モデムパソコン間115200 bpsで接続 CONNECT 28800 20 モデムパソコン間28800bpsで接続 CONNECT 300 21 モデムパソコン間300bpsで接続 CONNECT 1200TX/75RX 22 送信1200/受信75bpsで接続 CONNECT 75XT/1200RX 23 送信75/受信1200bpsで接続 CONNECT 110 24 モデムパソコン間110bpsで接続 RINGBACK 25 リングバック信号を検出 +FCERROR +F4 Class1のFAX操作の時エラーが発生 FAX 33 Faxモデム接続完了 DATA 35 データモデム接続完了 CARRIER 300 40 キャリア速度 300 bps CARRIER 1200/75 44 キャリア速度 送信1200/受信75bps CARRIER 75/1200 45 キャリア速度 送信75/受信1200bps CARRIER 1200 46 キャリア速度 1200 bps CARRIER 2400 47 キャリア速度 2400 bps CARRIER 4800 48 キャリア速度 4800 bps CARRIER 7200 49 キャリア速度 7200 bps CARRIER 9600 50 キャリア速度 9600 bps CARRIER 12000 51 キャリア速度 12000 bps CARRIER 14400 52 キャリア速度 14400 bps CARRIER 16800 53 キャリア速度 16800 bps CARRIER 19200 54 キャリア速度 19200 bps CARRIER 21600 55 キャリア速度 21600 bps CARRIER 24000 56 キャリア速度 24000 bps CARRIER 26400 57 キャリア速度 26400 bps CARRIER 28800 58 キャリア速度 28800 bps CONNECT 16800 59 モデムパソコン間16800 bpsで接続 CONNECT 21600 61 モデムパソコン間21600 bpsで接続 CONNECT 24000 62 モデムパソコン間24000 bpsで接続 CONNECT 26400 63 モデムパソコン間26400 bpsで接続 COMPRESSION:CLASS 5  66 MNPClass5のデータ圧縮による接続完了 COMPRESSION:V.42 bis  67   V.42bisデータ圧縮による接続完了 COMMPRESSION:NONE 69 データ圧縮は行われない PROTOCOL:NONE 76 エラー訂正はどれも行われない PROTOCLOL:LAPM 77 V.42/LAPMのエラー訂正による接続 PROTOCOL : ALT 80 MNP3-4のエラー訂正による接続 CARRIER 31200 90 キャリア速度 31200 bps CARRIER 33600 91 キャリア速度 33600 bps CONNECT 31200 95 キャリア速度 31200bpsで接続 CONNECT 33600 96 キャリア速度 33600bpsで接続 CARRIER 32000 97 キャリア速度 32000bpsで接続 CARRIER 34000 98 キャリア速度 34000bpsで接続 CARRIER 36000 99 キャリア速度 6000bpsで接続 CARRIER 38000 100 キャリア速度 38000bpsで接続 CARRIER 40000 101 キャリア速度 40000bpsで接続 CARRIER 42000 102 キャリア速度 42000bpsで接続 CARRIER 44000 103 キャリア速度 44000bpsで接続 CARRIER 46000 104 キャリア速度 46000bpsで接続 CARRIER 48000 105 キャリア速度 48000bpsで接続 CARRIER 50000 106 キャリア速度 50000bpsで接続 CARRIER 52000 107 キャリア速度 52000bpsで接続 CARRIER 54000 108 キャリア速度 54000bpsで接続 CARRIER 56000 109 キャリア速度 56000bpsで接続 CARRIER 58000 110 キャリア速度 58000bpsで接続 CARRIER 60000 111 キャリア速度 60000bpsで接続 CARRIER 28000 112 キャリア速度 28000bpsで接続 CARRIER 29333 113 キャリア速度 29333bpsで接続 CARRIER 30666 114 キャリア速度 30666bpsで接続 CARRIER 33333 115 キャリア速度 33333bpsで接続 CARRIER 34666 116 キャリア速度 34666bpsで接続 CARRIER 37333 117 キャリア速度 37333bpsで接続 CARRIER 38666 118 キャリア速度 38666bpsで接続 CARRIER 41333 119 キャリア速度 41333bpsで接続 CARRIER 42666 120 キャリア速度 42666bpsで接続 CARRIER 45333 121 キャリア速度 45333bpsで接続 CARRIER 46666 122 キャリア速度 46666bpsで接続 CARRIER 49333 123 キャリア速度 49333bpsで接続 CARRIER 50666 124 キャリア速度 50666bpsで接続 CARRIER 53333 125 キャリア速度 53333bpsで接続 CARRIER 54666 126 キャリア速度 54666bpsで接続 3. Sレジスタ レジスタ 機能 0 自動受信するまでのリング数 モデムが受信するまでのリング数を設定する 0を設定すると、自動受信を使用しない 範囲 : 0‐255回 デフォルト : 0(自動受信を使用しない) 1 リングカウンター モデムが受信するまでのリング数をカウントする 範囲 : 0‐255回 デフォルト : 0 2 エスケープキャラクタ 3文字のエスケープコードシーケンスに使用するキャラクタを定義する 0を設定すると、エスケープコードキャラクタを使用しない 範囲 : 0‐127 デフォルト : 43(+) 3 キャリッジリターンキャラクタ キャリッジリターンに使用するキャラクタを定義する 範囲 : 0‐127 デフォルト : 13(キャリッジリターン) 4 改行キャラクタ 改行に使用するキャラクタを定義する 範囲 : 0‐127 デフォルト : 10(改行) 5 バックスペースキャラクタ バックスペースに使用するキャラクタを定義する 範囲 : 0‐127 デフォルト : 8(バックスペース) 6 ダイヤル待機 オフフック後、ダイヤル発信するまでの時間を設定する 範囲 : 4‐255秒 デフォルト : 4秒 7 ダイヤルのキャリア待機 モデムがハングアップするまで、リモートモデムから発信される キャリアを待機する時間を設定する 範囲 : 30‐119秒 デフォルト : 60秒 8 ダイヤル遅延のポーズ時間 ダイヤルの一時停止パラメータ","で一時停止する時間を設定する 範囲 : 0‐255秒 デフォルト : 2秒 9 キャリア検出応答時間 信号検出からキャリアとして認識されるまでの時間を設定する 範囲 : 1‐255(単位 0.1秒) デフォルト : 6(0.6秒) 10 キャリアロスハングアップ遅延 キャリアロスからハングアップするまでの時間を設定する 範囲 : 1‐255(単位 0.1秒) デフォルト : 14(6秒) 11 DTMF速度コントロール トーン長およびトーンダイヤルのトーン間隔を設定する 範囲 : 60‐255ms デフォルト : 75ms 12 エスケーププロンプト遅延(EPD)タイマー 3文字のエスケープシーエンスの最後の文字の検出から「OK」がDTEに 送信されるまでの時間を設定する 範囲 : 0‐255(単位 : 1/50秒) デフォルト : 50(1秒) 13 : 予備 14 : 予備 15 : 予備 16 : 予備 17 : 予備 18 テストタイマー ループバックテストの時間を設定する 範囲 : 0‐255秒(MicroModemシリーズではサポートされていない) デフォルト : 0(タイマーを使用しない) 19 : 予備 20 : 予備 21 : 予備 22 : 予備 23 : 予備 24 : 予備 25 DTR遅延 ハングアップの前にモデムがDTRを無視する時間を設定する 範囲 : 0‐255(単位 : 1/100秒) デフォルト : 5(0.05秒) 26 : 予備 27 : 予備 28 : 予備 30 切断イナクティビティタイマー 接続がハングアップするまでのイナクティビティの時間を設定する 範囲 : 0‐255分 デフォルト : 0(使用しない) 32 XONキャラクタ XONキャラクタの値を設定する 範囲 : 0‐255 デフォルト : 17 33 XOFFキャラクタ XOFFキャラクタの値を設定する 範囲 : 0‐255 デフォルト : 19 34 V.90データ速度(ビットレート) V.90の最大ビットレートを設定する 範囲 : 0-21 ビットレート=28000+S34*1333bps K56Flexデータ速度(ビットレート) 56Kの最大ビットレートを設定する 範囲 : 0-12 ビットレート=32000bps+S34*2000bps V.34データ速度(ビットレート) V.34の最大ビットレートを設定する 範囲 : 0-8(2400ボー) 1-10(3000ボー) 1-11(3200ボー) 1-13(3429ボー) ビットレート=((S34)+1)*2400bps デフォルト : 21(33600bps) 35 V.34シンボルレート(ボーレート) V.34の最大ボーレートを設定する 範囲 : : 0-5 0- 2400ボー 1- 2743ボー(使用不可) 2- 2800ボー(使用不可) 3- 3000ボー 4- 3200ボー 5- 3429ボー(V.34bisまで使用不可) デフォルト : 0(2400ボー) 36 : 予備 37 回線接続速度 0‐ 最高速度での接続を試みる 3‐ 300bpsでの接続を試みる 4‐ 1200bpsでの接続を試みる 6‐ 2400bpsでの接続を試みる 7‐ 4800bpsでの接続を試みる 8‐ 7200bpsでの接続を試みる 9‐ 9600bpsでの接続を試みる 10‐ 12000bpsでの接続を試みる 11‐ 14400bpsでの接続を試みる 12‐ V.34での接続を試みる 13‐ 56Kでの接続を試みる 14‐ V.90での接続を試みる デフォルト : 0(最高速度) 38 強制ハングアップまでの遅延 切断コマンドの受信後、ハングアップするまでの時間を設定する 範囲 : 0‐255秒 デフォルト : 20秒 39 : 予備 40 : 予備 41 : 予備 42 : 予備 43 : 予備 44 : 予備 45 : 予備 46 : 予備 47 : 予備 48 : 予備 82 : 予備 86 通信失敗の理由コード 0‐ 通常切断、エラーなし 4‐ キャリアロス 5‐ V.42ネゴシエーションでリモートエンドのエラー訂正モデムの検出に失敗 6‐ 全ネゴシエーションで応答なし 9‐ 通常のプロトコルなし 12‐ リモートが通常の切断を要求 13‐ リモートモデムが10回のメッセージ再送信後応答なし 14‐ プロトコル違反 15‐ 圧縮エラー 20‐ イナクティビティタイムアウトによるハングアップ 91 送信レベル 送信レベルを-dBm単位で設定する 範囲 : : 12‐15(-dBm) デフォルト : 15(-15dBm)