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SATA−MDK1(FAQ)2008-05-30版
● よくある質問 ●

Q 対応するパソコンは?
  1. SerialATAポートを備えたWindowsパソコンに対応します。現在動作確認できているマザーボードは以下の機種になります。
    メーカー 型番
    ASUS P4S8X
    ASUS P4P800 Deluxe (WindowsXP/2000)
    ASUS P5AD2 (WindowsXP/2000)
    ASUS A7V600 (WindowsXP/2000)
    GigaByte GA-7VAXP Ultra (Windows XP/2000)
    GigaByte GA-8I915G Pro (Windows XP/2000)
    Intel D865GLC (Windows XP/2000)
    MSI K8N Diamond(MS-7100) (Windows XP/2000)

Q 対応OSは?
  1. Windows Vista、Windows XP、Windows 2000、Windows Me、Windows 98 SecondEdition に対応しております。

Q 使用可能なハードディスクの種類は?
  1. DMA転送 33、66、100、133対応のハードディスクドライブが使用可能です。
    PIO転送のハードディスクはサポートしていません。

Q ハードディスクの容量制限はありますか?
  1. ありません。48ビットLBAモードに対応しています。

Q ハードディスクを装着したが、認識されない?
  1. 次の原因が考えられます。

    • 本体全面のキースイッチを「ロック」位置(付属キーを差し込み、時計回りに90度回す)にセットしていない
      → キースイッチを「ロック」位置にセットする。
    • ハードディスクがフォーマットされていない
      → ハードディスクの初期化作業を行う。

Q ハードディスクは回転するが、認識されない?
  1. SATA-MDK1シリーズに取り付けたIDEハードディスクの設定がSlave(スレーブ)や、Cable Select(ケーブルセレクト)に設定されている場合、認識不良等の不具合が発生します。必ず、Master(マスター)に設定してお使いください。
    Western Digital製ハードディスクをご使用で、Single(シングル)モードに設定できるハードディスクの場合、MasterではなくSingleへ設定してください。
    SATA-MDK1シリーズを複数台使用する場合においても、すべて「Master」へと設定してください。

Q SATA-MDK1でRAIDを構築する事が可能でしょうか?
  1. SATA-MDK1には、RAIDコントローラを搭載していません。 SATA-MDK1とHDDを2台用意し、SerialATAホストの機能としてRAIDを構築ください。 構築方法については、SerialATAホストのマニュアルを参照ください

Q パソコンが起動している状態で、ハードディスク(トレイ)を交換できますか?
Q ホットスワップに対応していますか?
  1. ホットプラグをおこなうには、ホットプラグに対応したSATAホストインターフェイスとドライバが必要です。ディスク(トレイ)の取り外し方等は、接続しているSATAインターフェイスにより異なります。

    弊社にて動作確認をおこなっているホストインターフェイスは、以下の通りです。

    ◆マザーボード標準搭載SATAインターフェイス
    【NVIDIA nForce4 for AMD】動作することを確認しています
    チップセット用ドライバに、ホットプラグに対応したドライバが含まれています。

    ドライバがインストールされていると、デバイスマネージャには「NVIDIA nForce4 ADMA Controller」と表示されます。(右図:WindowsXPの場合のデバイスマネージャ)

    トレイを取り外す際は、Windowsのタスク バーにある「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンをクリックして「安全に取り外します」を選択してから、ロックキーを解除して取り外してください。(下図:タスク バーの表示)

    タスク バー
    デバイスマネージャ

    また、トレイを挿入すると自動的にハードディスクが認識され、タスク バーに「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンが表示されます。

    【NVIDIA nForce4 for Intel】動作することを確認しています
    チップセット用ドライバに、ホットプラグに対応したドライバが含まれています。

    ドライバがインストールされていると、デバイスマネージャには「NVIDIA nForce4 Intel Edition Serial ATA Controller」と表示されます。(右図:WindowsXPの場合のデバイスマネージャ)

    トレイを取り外す際は、Windowsのタスク バーにある「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンをクリックして「安全に取り外します」を選択してから、ロックキーを解除して取り外してください。(下図:タスク バーの表示)

    タスク バー
    デバイスマネージャ

    また、トレイを挿入すると自動的にハードディスクが認識され、タスク バーに「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンが表示されます。

    【SiliconImage SiI3132】現時点では、トレイの取り外しに対応していません
    Windows上でのドライブ取り外しができませんので(SATALink Driver Ver.1.0.0.9)、トレイ取り外しはパソコンの電源を切った状態でおこなってください。
    なお、トレイを挿入すると、自動的にハードディスクが認識されます。(タスク バーに「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンは表示されません)

    【Intel ICH7R】現時点では、RAID 1および5の環境で破損したHDDのホットプラグのみ可能
    Matrix Storage ManagerでRAID 1および5モードに設定した場合、破損したHDDの交換および再構築がおこなえます。(Matrix Storage Manager 5.1で確認)
    なお、ソフトウェアの仕様により、RAIDの再構築時、トレイを挿入してもハードディスクは自動的に認識されません。デバイスマネージャ等によりハードウェアのスキャンを行い、ハードディスクを認識させる作業が必要です。

    ◆拡張SATAインターフェイス
    【ラトックシステム REX-PE30S/PCI15PM/PCI15S】 動作することを確認しています
    REX-PE30S/PCI15PM/PCI15Sには、SATAデバイスのホットプラグに対応するためのツールが含まれています。マニュアルの手順に従って SATAドライバをインストール後、REX-PE30S/PCI15PM/PCI15S添付のCDに収録されている SetupHotPlugTool.exe を実行してホットプラグツールをインストールしてください。

    ホットプラグツールがインストールされていると、トレイ装着時は「安全な取り外し」アイコンがタスクトレイ(タスク バーの通知領域)に表示されます。 トレイを取り外す際は、このアイコンをクリックして該当ドライブの「安全に取り外します」を選択してから、ロックキーを解除して取り外してください。(下図:タスク バーの表示)



    また、トレイを挿入すると自動的にハードディスクが認識され、タスク バーに「ホットプラグツール」アイコンが表示されます。

    ※SiliconImage社 SiI3132、SiI3124搭載のSATAインターフェイス (弊社製 REX-PE30S/REX-PCI15PMなど)に接続する場合、HITACHI製 IDE HDDは使用できません。

    ※ホットプラグ使用時のご注意
    トレイのホットプラグ時は、突入電流が発生します。電源容量が足りている場合でも、リムーバブルケースの電源とシステムハードディスク用の電源は、必ず別にしておいてください。

    ◆ホットプラグに対応していない環境
    ホットプラグに対応していない環境では、パソコンが起動している状態でのトレイ交換はできません。必ずSATA-MDK1の電源がOFFの状態、つまりパソコンの電源がOFFの状態で、ハードディスク(トレイ)の交換をおこなってください。

    <トレイ挿入の順序> <トレイ取り外しの順序>

    (1)パソコンの電源OFF
    (2)トレイを挿入する
    (3)SATA-MDK1のキーをON
    (4)パソコンの電源ON

    (1)パソコンの電源OFF
    (2)SATA-MDK1のキーをOFF
    (3)トレイを取り外す

Q スタンバイ・休止モード に対応していますか?
  1. スタンバイからの復帰には対応していません。

    起動ディスクとして使用している場合、スタンバイからの復帰時ブルースクリーンになります。
    データディスクとして使用している場合、スタンバイからの復帰時ドライブが見えなくなります。

    休止モードには対応しております。
Q SATA-MDK1を認識しません。再起動すると、正常に認識します。
  1. 起動(Cold Start)後、HDDのスピンアップ中にSATA-MDK1への接続要求がおこなわれると、SATA-MDK1が応答できず正常に認識しない場合があります。
    異なるIDE HDD でも同現象が起きるか、確認してみてください。

Q Linuxへの対応は?
  1. RedHat Linux 9.0 にて、Serial ATA Host Adapter (SiI3112) を認識します。
    このドライバにて、SATA-MDK1 を使用できます。
    SATA-MDK1を2つ用意して、Software RAID を構築することも可能です。
    詳しくは、Linux情報のサイト(RedHat Linux 9.0+SATA-Dock)を参照ください。

Q MacOS Xへの対応は?
  1. 現在のところ、未定です。


● Windows XP/2000トラブルシューティング ●

Q FAT32またはNTFSでは初期化できるが、FATで初期化できない
  1. 弊社の調査した限りにおいて、ご使用の環境によっては、上記現象が発生することを確認しています。ハードディスクドライブ製品すべてで発生しているため、OS側の問題と考えられます。FAT32またはNTFSフォーマットでお使いください。

Q デバイスマネージャにハードディスクドライブは認識されるが、ドライブレターが割り当てられない?
  1. [ディスクの管理]から、ドライブ文字を割り当ててください。

Q SATA-MDK1に搭載されたハードディスクドライブからWindows XP/2000のOSを起動できますか?
  1. 一般的に可能です。 SerailATAホストがシステム起動に対応しているかご確認ください。

Q FAT32で初期化作業を行うと、初期化作業中エラーが発生し作業が完了できない?
  1. OS側の仕様により、30GBを超えるハードディスクを接続した場合、NTFSでのフォーマットしか行えません。


● WindowsMe/98SEトラブルシューティング ●

Q Windows98SE FDISK を実行した場合、確保容量を正しく表示しません。 Q SATA-MDK1に搭載されたハードディスクドライブからWindowsMe/98SEのOSを起動できますか?
  1. 一般的に可能です。 SerailATAホストがシステム起動に対応しているかご確認ください。

● 保守サポートに関して (共通)●


Q 修理およびサポートの窓口は?
  1. 電話でのお問い合わせはラトックシステムサポートセンター
    TEL 大阪 06-7670-5061 東京 03-5847-7604(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
    をご利用ください。

    E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
    ・E-MAIL:サポートセンター宛メール
    ・FAX:06-7670-5069

    修理依頼
    修理受付と窓口のご案内

    ※修理およびサポートの提供期間について
    出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。

Q 年間保守契約等の保守オプションはありますか?
  1. ありません。

Q 海外でのサポートは?
  1. 本製品は、日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。

Q ユーザーズマニュアル、鍵等を紛失したので入手したいのですが?
  1. マニュアルに関しましては、弊社ホームページにてマニュアルのPDFファイルを公開しております。
    鍵(ロックキー)は、ラトックプレミア 楽天市場店 (https://www.rakuten.co.jp/ratoc/)にて販売しております。

Q ケーブルなどのオプション品は、どこで購入できますか?
  1. ラトックプレミア 楽天市場店 (https://www.rakuten.co.jp/ratoc/)で取り扱っています。
    (マニュアル等に掲載しているオプション品は、販売を完了していることがあります。あらかじめご了承ください。)
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