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車載用ワイヤレスデジタルオーディオキット

REX-Link1P-AUX モニターレポート


(このレポートは2005年10月現在のものです)

No.4  山口県 ひろすけ様  様

1.はじめに

長年、音楽鑑賞を趣味として、オーディオのみならずホームシアターにまで手を広げた生活をしています。 しかしながら、車の中は、外部からの騒音や車からのメカ音、振動などで、満足できるオーディオ環境はありえないという持論の基に、カーオーディオにはあまり手をかけず、純正品を基本にしたシンプルな構成や操作性を重視していました。

ipodの存在をはじめて知ったとき、普段ヘッドフォンステレオを使用する習慣がない私にとっては、直感的に車のミュージックサーバを連想しました。 容量的にも40GBで10,000曲近く入るため、我が家のCDのコレクションを持ち歩いて、聞きたいときに思い出したように聞けるのでは、と今年の春(2月)に購入しました。

車の接続については、購入前から課題が想定されていたので、いろいろな方法を試行錯誤しました。 私の車(volvo)の純正オーディオ(SC-931:ALPINE製)にはaux入力端子がなかったので、純正品への接続にはFMトランスミッタでのワイヤレス接続を試しました。 以前、後付のCDチェンジャーを使ったことがあったので予想はしていたのですが、当然のようにノイズ混入などのストレスがありました。 中には純正オーディオのCDチェンジャー端子を変換して接続するキットもあるようですが、このモデルへの対応が待ちきれなかった(現在も存在しません)ので、ヘッドユニットを交換してAUX接続を試みることになりました。

なかなかこれといった決め手もなく、試行錯誤も泥沼化していた頃、今回このREX-Link1P-AUXの存在を知り、AUX接続でのワイヤレス環境に大変興味がわいたため、応募することにしました

2.使用環境


ボルボV70classic(GF-8B5244W)2000年モデル
車載ヘッドユニット panasonic CQ-TX5500D
スピーカー 純正8スピーカー

iPod

iPod photo 40G

3.セッティングと動作結果

接続については、ヘッドユニットの取り付けを自分で行っているため、特に問題はありませんでした。 ヘッドユニットを引き抜いて、差し込む作業だけなので、所要時間は10分程度で完了しました。 受信機はワイヤレスの環境を生かすため、センターコンソールの奥のスペースに置きました。 特に固定する必要もなく、通信のリンクも問題なく行うことができました。
作業前
シフトレバー横の白いケーブルは、AUX入力用

受信機の設置



4.導入後の活用事例

純正オーディオ(SC-931:ALPINE製)との接続には、FMトランスミッタ(iCarPlayWireless:MONSTER製)を使用していました。

動作中に充電ができ、電源のオンオフにも対応し、周囲の電波状況に応じて周波数を任意で変更できるという売りにひかれて購入しましたが、微妙なノイズの混入とFM波の音質に満足できなかったので、早々に断念しました。

今回導入したREX-Link1P-AUXでは、そのような問題はなく、無信号時にも気になるノイズは感じられませんでした。 また、走行中における、外部からの電波などの影響もありませんでした。

5.評価総合

音質的には、FMトランスミッタ<REX-Link1P-AUX<AUXダイレクト入力といったところでしょうか?ただ、REX-Link1P-AUXとAUXダイレクト入力での音質の違いは、運転中に普通に聞いていたら感じない程度です。

厳密に言えば、REX-Link1P-AUXでは、若干音のピントがずれているような印象です。 音楽ソースによっては、若干高音での歪みを感じるものがありますが、この点はiPodのボリュームを下げることによって、解消できます。 ワイヤレスの環境の大きなメリットは、ケーブル周りがすっきりするため、置き場所の選択肢が広がります。

ipodにはリピート機能がないため、時折本体への操作が必要になります。置き場所はいろいろ試してみたのですが、コンソールボックスやカバンの中に入れて使うということは考えにくいような気がします。 運転者が視線をはずして操作するのは、たとえ信号待ちでも危険リスクを伴うため、操作は助手席や後部座席の人にお任せ…というシーンを想像すれば活躍の場は広がるでしょう。

私のiPodは市販のケースに入れて使用しているので、送信機とipodを束ねるクランプは使用していません。 キットには3種類のクランプが同梱されていましたが、その後の世代のipodもサイズが薄くなり変化していますので、汎用(サイズ可変)のクランプの開発が望まれるところです。

6.おわりに

導入当初より、通信状態は問題がないのに、ハムノイズのような「ブーン」という音が出るため、対応をお願いしました。

まずは、オーディオラインでGND(電気の−側)を分離するための対策品、RCA〜ステレオミニケーブルを使用しましたが、残念ながら改善されませんでした。 その後、受信機の交換などを試しましたが、シガーソケットアダプタがあやしいということで、電池ボックスを試したら、ようやく改善されました。

原因は、シガーソケットGNDラインからのノイズだそうです。 車種によっては、GNDの配線処理がさまざまで、この車種による差異が、ノイズ発生の有無や大小につながるようです。さらに、カーオーディオによっては、音質重視の設計を行うため、ノイズまでもが“ピュア”に再生されるそうで、どうやらそのケースに遭遇したようです。

現在は、電池ボックスにて、ひとまず快適にワイヤレス環境を送っています。 今後もGNDを分離する方法を検討していたけるようなので、モニターとしての検証は、引き続き行う予定です。

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