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USB2.0 リムーバブルケース
U2-DK1 モニターレポート

(このレポートは2002年1月現在のものです)

NO.2 三重県 LaughMaker 様

1.はじめに

どうもこんにちわ、このたび U2-DK1 のモニターをさせていただいたLaughMakerと申します。

わたしの応募の動機は多数のHDDを利用するためリムーバブルケースが必要だったというのが第一です。

パソコンを組み立てたことのある方、自分でHDDを増設したことがある方であればご存知と思いますが、標準的なマザーボードで増設可能なHDDは四台が限界です。といっても、この四台にはCD-ROMドライブやDVD-ROMドライブといったものも含まれてきますので、現実にはそれらを除いた台数しか増設できません。

増設可能なHDDを増やすためにはIDE拡張カードを使うという手もありますが、電源容量、ケース構造によっても制約を受けてしまいます。

そこでIDE接続タイプのドライブケース IDE-MDK1を利用していました。

当時の構成としてはCD-RWドライブ一台、内蔵HDD二台、IDE-MDK1一台で、必要なHDDを入れ替えながら使うというスタイルでしたがIDE-MDK1はドライブ入れ替えのため一度電源を切る必要があるのです。小さいながらもサーバーとして使用していたパソコンのため、なるべくなら電源を切りたくない、、、ということから、なにかないかと探していたところU2-DK1モニタ募集に遭遇した次第です。

USB2.0ではスピード的に大丈夫なのかと不安はあったわけですが、まずはダメもとで応募してみようと、思いつく限りのアピール文とともに応募させてもらったわけです。

モニター当選の知らせをいただいたときは「よっしゃー!もうけた!!」という気持ちで舞い上がっていたのですが、いざレポートを書くとなると、、、なかなか筆がすすまずラトックの方にご迷惑をお掛けしてしまってます。

ちなみに、このモニターにはずれたときはRS-FWEC5Xを購入するつもりでした。

スピード的にはIEEE1394のが有利なので、これから購入を考えている人はその点もお踏まえください。もちろん、USB2.0にはUSB1.1でも利用できるというメリットがありますが。

わたしがモニターさせていただいたのはU2-DK1外付けタイプのドライブケースです。
ここで「オヤ?」と思われる方がいらっしゃると思います。今までの話の流れだと、当然内蔵タイプのU2-MDK1を選ぶのが筋ではないか?ということです。

ここで第二の動機となるわけですが、USB接続ドライブですので外付けタイプであれば、友人知人のヘルプの際に役立てられるのではないかと思ったわけです。少しかさばりますが、CD-Rに必要になりそうなファイルを焼いて持っていくよりも手軽ですし、環境をまるごとバックアップという荒業も可能ですから。
あと、ノートパソコンをサーバーに利用したいとも考えていましたので、内蔵タイプではなく外付けタイプを応募させていただきました。

2.製品の第一印象

4月24日、ラトックよりモニター製品お届けのメールをいただき、翌25日、無事製品が到着しました。

モニター製品についてですが、まずはU2-DK1一番大きな箱で配色は赤がメイン。
店頭でみかけたRS-FWEC5XやRS-U2EC5Xより一回り小さくなったような気がします。

次いでREX-PCIU2 青い箱のUSB2.0PCIカードです。USB1.1しか搭載していないわたしのパソコンには必須のカードです。ここで思ったのですが、USB製品なら青か赤でデザインを統一したほうがまとまりがあるのではないでしょうか? たしかRS-FWEC5Xの外箱は青がメインのデザインだったと記憶しているのですが、IEEE1394は青系デザインの箱、USBは赤系デザインの箱としたほうが統一感があるような気がするのです。このあたりはラトック社他製品の外箱に詳しくないので、わたしの勘違いであればご容赦ください。
*** 補足 ***
パッケージについては、今後改訂時にデザインとカラーの統一と分類をおこなう予定です。アドバイスありがとうございます。


最後にFR-MR1交換用トレイです。これは必須ではありませんが、あると便利です。HDDの台数分揃えられる人は揃えておくと便利でしょうね。

各製品ともに、製品写真が大きく載せられている、対応OS、保証期間、仕様、添付品、製品の特徴がわかりやすく表記されている等、外箱を見れば製品についての必要な情報が得られるというのはとても良いと思いました。また、マニュアルや保証書などが入っている小袋がジッパータイプが主というのも良かったです。特にネジ等の小物の場合、ホチキスやセロテープでは開けてしまうと口が閉められませんが、ジッパータイプであれば何度でも使えますからとても便利です。

製品を見ての第一印象ですが、U2-DK1は随分と昔気質な雰囲気をかもし出してるなというのが正直なところです。形、色合いともに一昔前のビジネスパソコンを思い出させる雰囲気で、最近流行のトランスルーセントやアルミボディなどといったものとは全く無縁です。わたしのような古いタイプの人間にとってはすごく落ち着く(実際、ウチのパソコンの色と同色で驚きました)のですが、マッキントッシュユーザー等はどう思われるのでしょうか、、、?大きさは電源ユニット内蔵ということもあり比較的大きいですが、背面はスッキリしており余計なでっぱりは皆無です。電源内蔵ということでACアダプタを必要としないのも魅力ですね。また、添付品で三端子電源ケーブルを家庭用二端子に変換するプラグがついていますので、別途プラグを購入する、またはアース端子を切断するといった手間は必要ありません。しかし、あえて三端子電源ケーブルを使っているところがラトックらしいという感じがします。USB2.0用のケーブルも付属していますので、パッケージを購入したあと別途必要になりそうなものは特にありません。

USB2.0 PCIカード REX-PCIU2 の第一印象は、綺麗な基盤だなということです。コンデンサ類も綺麗に並べられており非常に安心感のあるカードです。5年保証というのも伊達じゃないなと感心させられました。このカードは標準では2ポートのみなのですが、拡張コネクタからUSB2.0拡張フロントベイを使用するとプラス3ポート、計5ポート使用できることになり大変便利です。が、この拡張キットRSO-U2FBKは4,000円近く するというのが、、、多少割高感があります。

最後に交換用トレイFR-MR1についてですが、これについては特にありません。今までもIDE-MDK1を利用していましたので。ただ、このIDE-MDK1やFR-MR1の優れているところは、なんといってもその安さだと思います。公式にATA133、7200rpmサポートをしながらこの価格帯の製品というのはあるようでないものなのです。わたしはIDE-MDK1の存在を知ったとき随分驚いたことを覚え ています、国産メジャーメーカー(というとオオゲサですか?しかし、ラトック社には随分と昔からお世話になっており、個人的には安く信頼できる製品を作るメーカーだと思ってます)からこんなに安くリムーバブルケースが出ていたことはショックでした。

3.マシン環境

モニターに使用した主なパソコンのスペックは以下のとおりです。

▼パソコン

パソコン 無印パソコン
CPU Celeron1.2GHz
MOTHER ABIT ST-6
RAM 512MB
OS WindowsXP Pro
IDE IDE1−HDD Seagate Barracuda ATA IV ST360021A(システムドライブ)
IDE2−IDE-MDK1(リムーバブルドライブ)
IDE3−CD-RW DRIVE
IDE4−non

パソコン NEC LaVieG TypeC PC-LG16SSUEB
CPU Pentium4 1.6GHz
RAM 256MB
OS WindowsXP Home
IDE IDE1−HDD HITACHI DK23DA-30(システムドライブ)
IDE2−non
IDE3−DVD-ROM/CD-RW Drive
IDE4−non


▼U2-DK1 で使用したHDDは以下のとおり、全てNTFSでフォーマットされています
Quantum FireballPlusAS30.0x
Maxtor DiamondMax D540X 4K040H2
Maxtor DiamondMax D540X 4G160J8 (BigDrive)

4.インストールと動作結果

まずは無印パソコンにREX-PCIU2を装着、PCIスロットに深く差し込んでOK、パソコン起動、WindowsXPが立ち上がり、新しいハードウェアの検出が始まり自動的にドライバがインストール、、、まったくの手間要らずで拍子抜けしてしまいました。一箇月ほど使用していますが、動作のほうも安定しています、このカードをインストールしたことによってWindows自体が不安定になるといったこともありません。

次いでリムバブルケースU2-DK1ですが、これも至極簡単でした。ケースにHDDを装着し、USBケーブルを接続するとUSB大容量記憶装置デバイスとして認識されます、これもWindowsXP標準のドライバでOKなので手間要らずです。ドライバ類がOS標準で用意されているというのは非常に楽です。再インストール時にもいちいちドライバCD-ROMはどこに置いたか、、、と探す必要もありませんし。

少し心配だったのは「無印パソコンについていたHDDを中身そのまま外して付けるだけでよいのだろうか?」ということでした。一度フォーマットしないと利用できないとなると辛いな、、、と思っていたのですが、無用の心配でした、付け替えただけでOK、中身もそのまま保持されていました。もちろん、これは全ての環境で大丈夫というわけではないと思います。暗号化されたHDD、圧縮されたHDD、ユーザー制限のあるHDD等々、様々ですので、利用環境により注意する必要があると思います。

ノートパソコンNEC LaVie G TypeC PC-LG16SSUEB の場合、USB2.0ポートは標準で付いていますのでU2-DK1をUSBケーブルで接続するだけで利用できるようになりました。

無印パソコン、ノートパソコンともに簡単に利用可能となってしまいました、、、数年前だと、この手のモノを拡張すると動作させるまでに四苦八苦したものですが、良い時代となったものだとしみじみ感じさせられました。

5.導入後の活用例

まずはベンチマークから
使用ソフトは HDBENCH Ver3.40 beta6 です
数値は比較の目安程度でお考えください、絶対値ではありません

【無印パソコン】

  1. システムドライブ
    ■Seagate Barracuda ATA IV ST360021A (7200rpm,UltraATA/100,40GB/Platter)
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    38568 38861 13741 11385 12819
    38714 38152 13761 11631 12782
    38876 38137 13796 11565 12797

  2. リムーバブルドライブ
    ■Quantum FireballPlusAS30.0x (7200rpm,UltraATA/100)

    [IDE]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    20821 20653 7414 5849 6842
    20949 20906 7392 5702 6869
    38876 19549 8032 5906 7025

    [USB2.0]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    17329 16489 6525 5566 5739
    17297 16357 6587 5661 5738
    17658 16542 7781 5705 5961

    [USB1.1]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    954 955 873 478 408
    954 955 911 478 412
    954 956 901 478 411
     

    ■Maxtor DiamondMax D540X 4K040H2 (5400rpm,UltraATA/100,40GB/Platter)

    [IDE]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    18896 17905 4163 6276 5905
    18899 18031 4200 6549 5960
    18896 17716 4225 6422 5907

    [USB2.0]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    17936 16228 4209 6189 5570
    18191 16331 4791 6394 5713
    17905 16331 4211 6487 5617

    [USB1.1]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    947 955 895 479 410
    939 953 902 479 409
    943 955 899 479 410


    ■Maxtor DiamondMax D540X 4G160J8 (5400rpm,UltraATA/133,40GB/Platter)

    [IDE]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    35992 36107 12621 16279 12625
    35866 36376 12763 16489 12687
    35866 36247 12828 16253 12649


    [USB2.0]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    19001 16463 10122 8082 6709
    17996 16680 10023 8232 6616
    19108 16704 10062 8219 6762

    [USB1.1]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    956 954 936 478 416
    952 952 935 479 415
    953 956 929 478 415


【NEC LaVieG TypeC PC-LG16SSUEB】

  1. システムドライブ

    ■HITACHI DK23DA-30
    [IDE]
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    14990 16050 5356 6562 5370
    17300 16789 5373 7160 5828
    17297 17184 5344 7095 5865

  2. リムーバブルドライブ
    [USB2.0]
    ■Quantum FireballPlusAS30.0x (7200rpm,UltraATA/100)
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    14481 15655 6422 5611 5271
    14502 16176 6467 5572 5340
    14339 16151 6426 5602 5315

    ■Maxtor DiamondMax D540X 4K040H2 (5400rpm,UltraATA/100,40GB/Platter)
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    16100 16075 4223 6280 5335
    16075 16000 4287 6541 5363
    16022 15925 4308 6463 5340

    ■Maxtor DiamondMax D540X 4G160J8 (5400rpm,UltraATA/133,40GB/Platter)
    Sequential
    Read
    Sequential
    Write
    Random
    Read
    Random
    Write
    ALL
    17297 16357 9784 8108 6443
    17241 16331 9700 8006 6410
    17239 16305 9663 8013 6403


IDE接続の最新HDDと比較すると半分ぐらいの数字しか出ていませんが、決して遅いわけではありません。ノートパソコンのほうで見てみるとIDE接続のシステムドライブと同等以上の数字が出ています。このノートパソコン2002年夏モデルの最新型ですので、USB2.0のスピードは最新ノートパソコンのHDDと同じぐらいというわけです。また、USB1.1の数字と比較してもらえればわかりやすいですが、実測15倍ほどの差が出ています。100MBのファイルをコピーした際、USB1.1では1分30秒、USB2.0では6秒でした。これでUSB2.0外付けドライブのスピードが必要十分なものだということがわかっていただけると思います。正直、予想以上のスピードでした。

また、BigDrive対応を謳っているとおり、160GBのHDDも問題なく利用できました。試用したHDDの中ではもっともスピードも出ていますので、安心して使って良いかと思います。

具体的な用途につきましては、応募の動機でも触れさせていただきましたとおり、サーバーでデータ倉庫として活躍しております。INTERNET、LAN経由ですのでスピード的にはまったく問題ありません。安定性についても今のところ特に不安な部分はありません、快調に動作しています。使用上の注意としては、ユーザーがリムーバブルHDDのファイルを触っているときにHDDの着脱をしないということぐらいです。

また、大量データ移動にも活躍してもらっています。LAN経由では100Mbpsしかでませんから、一度に大量大容量のデータを別のパソコンに移したいときには非常に便利で快適です、なにせローカルHDDと同等のスピードがでるのですから。

6.添付品について

添付品は先も少し触れさせていただいたのですが、必要になりそうなものは最初から全て入っているので「製品を購入し家に帰って開封してみたらケーブルが別売りだった」といってケーブルだけを購入しに戻らなくてはならないなどといったことにはならないです。また、パッケージに添付品が明記されているので、ショップ店頭で店員と押し問答する必要もありません。

添付ソフトウェアについては、必要なドライバ、ユーティリティが入っているのですが、必ずしも使いやすいとはいえません。CD-ROMを挿入したらセットアップが始まるといった類のものではありません。説明書きはテキストファイルでCD-ROM内に入っているわけですが、HTMLでもう少し見やすく参照しやすく利用しやすいインデックスを付けてくれてもいいのではないかと思いました。

マニュアルは必読です、薄いですから全て読みましょう。意外と重要なことがさらっと書いてあったりしますので。また、記述についてはいわゆる初心者向けではありません、ある程度わかっている人を前提に書かれています。

7.評価結果

非常に良くできた製品だと思います、価格もお手ごろですし。 スピードや安定性は問題ありません。インストールも簡単に行えますし、HDD をホットスワップできるのは大きな利点です。スピードはでませんがUSB1.1で接続できるのも便利です。ただ、古いOSやあまりにも拡張しすぎたパソコンでもOKかどうかは保証の限りではありませんので注意してください。

製品デザインも個人的には好きです、特にゴム足はとてもよくできていて感心しました。縦置き横置き時でも付け替える必要はありませんし、重ねてスタッ クするときも安定するように配慮されていてとても良いです。こういった配慮 を添付CD-ROMやマニュアル類にも向けていただけると嬉しいですね。

あと、気づいた点というか、これから購入しようとする人は要注意ですが、動作音は結構うるさいです、デスクトップパソコンと同程度の音をだします。特 に7200rpmのHDDを使用したときは顕著です。もう少し何とかならないのかなと 思うのですが、うるさいだけあり冷却のほうは抜群です、数時間HDDにフルアクセスしても熱くなりませんでした。これは安定性や故障のことを考えるとかなり頼もしいです。ということでわたしは音については目をつぶることにしましたが、音が気になる人にはオススメできません。

最後に、これだけはなんとかしてほしいなというのはロックキーです、、、せめてロックスイッチに変えてもらうことはできないでしょうか?昔はパソコンケースにもロックキーがついてたなぁ、、、わたしはロックキーを接着して使おうかと思っています、ロックキーの居場所がなくて、、、。

8.おわりに

あれも書きたい、これも書きたいと思いながら書いていたら、なんだかまとまりのないダラダラとした文章になってしまいました、、、まだ書き足りないんですが、、、読みにくくなるだけなのでやめておきます。ここまで読んでくださった方、有り難うございました、お疲れさまでした。ご購入の際、少しでも参考にしていただければ良いのですが、、、。

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