USB2.0 リムーバブルケース
U2-MDK1PCI モニターレポート
(このレポートは2002年1月現在のものです)
NO.1 北海道 上金 倫太郎 様
1.はじめに
私はPCをビデオデッキ(ビデオボックス)の代わりとして利用しています。
不規則な時間帯での仕事のため、夜のニュースなどが見れず、録画したニュースを見ることの方が多い生活を行っております。そのような、一度しか見ない録画番組の 場合、テープ型のビデオデッキは不適です。また、保存したい番組を記録するのに、ビデオテープだと、場所を取ってしまいます。
最近はやりの記録型DVDレコーダというのも考えました。 ただ、地上波の普通の番組を記録するので、VCD(VideoCD)程度の画質で十分だと考えており、DVDに記録するのは役不足でした。
結局、PCにTVチューナボードを付け、予約録画し、その後、保存する画像は、エンコードして、Mpeg化し、ある程度たまってから、CD-Rに書き込む方式に落ち付き
ました。
ただ、この方式の場合、録画したデータは、結構なサイズを占有するので、すぐにHDDが埋まって行きます。昨今のHDD価格が安いこともあって、どんどんHDDが大容量化、複数台化して、IDEデバイス数の制限である、4台を突破してしまいました。
結局、HDDを交換するのに、巷で2,000円程度で売られている、ノーブランドのIDE-HDDリムーバブルキットを購入しました。これの難点はPC動作中はHDDの交換が
できないのは当然ですが、どのメーカのリムーバブルキットかわからず、替えのトレイの買い増しができなくなってしまいました。
この状況を打破するために、御社のRS-U2EC5X内にIDE-MDK1を導入しようかと考えて、Webページを見ていたところ、ちょうどU2-MDK1PCIのモニター募集があり応募いた
しまいた。
3.マシン環境
マシンはパーツ単位で組み立てたPCなので、思われる部分を抜き出します。
▼パソコン
| マザーボード |
: |
PAOPEN AK77 Plus |
| CPU |
: |
Athlon800MHz |
| OS |
: |
Win 2000 |
| グラフィックカード |
: |
Matrox G-200 |
| サウンドカード |
: |
Creative Live Value |
| キャプチャカード |
: |
I/Oデータ GV-BCTV4/PCI |
▼ストレイジ構成
| |
モニタ前 |
モニタ中 |
| IDEプライマリ/マスタ |
Maxtor 3073H4(IDE) |
| IDEプライマリ/スレーブ |
ノーブランドIDEリムーバブルケース※ |
Seagates ST360021A |
| IDEセカンダリ/マスタ |
日立 GD-7500(DVD-ROM) |
| IDEセカンダリ/スレーブ |
リコー MP7200A(CD-R/RW) |
※IDEリムーバブルケースには次のHDDを取り替えて使用していました。
| 1. |
Seagates ST360021A(IDE) |
| |
録画したTV番組を保存するドライブ(普段はこれが入っています) |
| 2. |
IBM DLTA 307030(IDE) |
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システムバックアップ(Maxtor 3073H4)用HDD) |
| 3. |
IBM DLTA 307030(IDE) |
| |
Seagates ST360021Aに保存した画像を再エンコードしたムービーを入れておきます。 シリーズものである程度(CD1枚分)たまったら、CD-Rに書き込みます。 |
※USB2.0ストレイジ:U2-MDK1PCI
| 1. |
IBM DLTA 307030(IDE) |
| |
システムバックアップ(Maxtor 3073H4)用HDD |
| 2. |
IBM DLTA 307030(IDE) |
| |
Seagates ST360021Aに保存した画像を再エンコードした ムービーを入れておきます。シリーズものである程度 (CD1毎分)たまったら、CD-Rに書き込みます。
|
4.インストールと動作結果
USB2.0のカードをPCIスロットに挿入し、内蔵用ケーブルをカードにセットしました。
次にU2-MDK1を5インチベイに取り付けようとしたところ、CD-ROMなどのデバイスと比べて奥行きが長いため、M/Bの部品(電解コンデンサ)と ぶつかってしまいました。取り付けるベイの場所を変更すれば、問題がなかったので、すでに入っているDVD-ROMと設置場所を入れ替えてました。私の使用しているケースはATXのミドルタワーと呼ばれる大きさなのですが、MicroATXケースなどで導入する場合は、サイズが適合するか注意した方がよいと思います。
| *** 補足 *** |
| U2-MDK1はリムーバブルケースの中ではコンパクト設計ですが、CDやDVDドライブなど他の内蔵IDEドライブと比べるとIDE-USB2.0変換ブリッジ(本体内蔵の基板)分奥行きが長くなっています(奥行き
213mm)。 |
ケーブル・電源の接続はすんなりと行うことができました。内蔵用のデバイスはフラットケーブルを接続することがほとんどなのですが、USB2.0のケーブルを接続 する場合、ケーブル自体が非常にコンパクトだったので、とても接続しやすかったです。ドライバやユーティリティの導入は、マニュアルに書かれてある通りに行う
ことで、スムーズに導入できました。
また、とても重要なことだと思うのですが、すでにフォーマットしてあるディスクは再度フォーマットすることなく、認識されました。すでにデータが入っている大容量 HDDを再フォーマットする手間を考えるととても面倒なので、この点は非常に助かりました。
5.U2-MDK1PCIを導入したことでよかったこと
PCの動作中にHDDを入れ替えることができるので、必要な時に、必要なドライブを挿すことができるようになりました。
と、文章で書くと一文で終わりますが、これは想像以上に便利です。普段使うわけではなく、たまにしか使わないHDDというのも、HDDが何台もあると出てきます。その際に、そういったドライブをリムーバブル化し、必要なときに、利用することができるので、無駄にHDDを内蔵する必要がありません。
また、もし万が一、HDDがクラッシュした場合でも、HDDが物理的にPCとは隔絶されているので、最悪でも隔離していたデータは助かります。
HDDデータのバックアップですが、わたしはなくなると本当に困るメールや書類はCD-Rにバックアップし、それ以外のデータはCD-R 1枚に収まらず転送速度も速
いことからHDDにバックアップしています。そのため、思い立ったときに、HDDを差し込めばすぐに利用できるのはありがたいです。今までは、わざわざ、本体の電源を落として、HDDを交換する必要があったので、だいぶ手間が軽減されました。
また、IDEデバイスを導入する際の最大4台という縛りが消えたことで、ハードディスクを手軽に導入することができるようになったので、次のHDD増設を考えています
7.評価結果
評価結果は次の通りです。
- マニュアルは必要な事柄はすべて書いてあり、この製品自体が、初心者向きではないことを考えると、これで十分だと思います。
- 付属品などは、U2-MDK1PCIさえ入手できれば、必要なものはすべてそろっているので、不満はありませんでした。
- 付属のソフト(フォーマッタ)はなくても、使用できるので、最初はいらないと 思っていました。しかし、間違って、ほかのドライブをフォーマットしてしまわないようにするために、絶対必要です。
- 交換用トレイの入手性が問題ないので、安心感がある(これは一番重要です)
評価としては、5段階評価の5だと思います。HDDを複数台持っている人は、予算の都合さえつけば、買うことで非常に便利になると思います。
製品に対する要望は、一点だけあります。HDDがOSにマウントされているかを示すLEDがあると、とてもよいと思います。HDDを取り外す場合、プルダウン メニューから、「取り出し」を使用します。念のため、「取り出し」を選択したあとに、ドライブにアクセスし、ちゃんとシステムから切り離されているかをいちいち確認して、HDDを物理的に取り外していましたが、LED一個あるだけで、だいぶ操作性が違うと思います。
8.おわりに
今回、モニターレポートを書くのは初めてなので、何かと至らない点があるかもしれませんが、購入される方のご参考になれば幸いです。