REX-CB32 Setup Disk Ver 2.0 ============================================================================= Ultra Wide SCSI CardBus PC Card REX-CB32に関する補足 21 / Jan. / 2002 ラトックシステム株式会社 Copyright(C) 1997-2002 RATOC Systems,Inc./Initio Corporation. ============================================================================= 本ドキュメントでは、ユーザーズマニュアルに記載できなかった補足事項について 記述しています。 □目次 1. ディレクトリ構成について 2. 前バージョンからの変更内容 3. マニュアル訂正事項 4. 一時的制限事項 5. DOSでの使用時の注意事項 6. TOSHIBA製パソコンで使用する場合の注意事項 7. リムーバブルメディアに関する補足事項 8. 接続機器の転送モードに関する制限 9.SCSIコンフィギュレーションユーティリティについて 1. ディレクトリ構成について REX-CB32 セットアップディスクのディレクトリ構成は下記のようになっています。 \+ | +--README-J.TXT ( 本ファイル ) +--QUEST.TXT ( お問い合わせシート ) | +--CB32.INF ( INF file for Windows XP/2000/Me/98/95 ) +--Win9x | +--REXCB32.MPD ( Driver for Windows Me/98/95 ) +--Win2k | +--REXCB32.SYS ( Driver for Windows XP/2000 ) | +--ASPI32 | +--WNASPI32.DLL ( 32bit ASPI for Windows 2000 ) | +--WNASPI32.INF ( INF file for WNASPI32.DLL ) | +--SCSIUT | +--JPN | +--SETUP.EXE ( Windows XP/2000/Me/98/95用 ユーティリティセットアップ ) +--DOS +--CBENABLE.EXE ( REXCB3x ポイントイネーブラ ) +--ASPCB32.SYS ( DOS ASPI Manager for DOS/V ) +--ASPCB32.TXT +--SCUINICD.EXE ( SCSIコンフィギュレーション ) +--CB32.NVM +--REXCD.SYS ( ASPI Module for CD-ROM Drive ) +--REXCD.TXT ( REXCD.SYSの説明 ) +--REXDISKW.SYS ( ASPI Module for Hard Disk / MO Drive ) +--REXDISK.TXT ( REXDISK.SYSの説明 ) +--SSCW.EXE ( SCSI機器接続確認 ) +--SSC.TXT ( SSC.EXEの説明 ) +--REXFMTW.EXE ( Media Format & Partitioning Utility for WIDE ) 2. 前バージョンからの変更内容 Ver 1.3 から Ver 2.0 への変更内容 変更1:REXCB32.MPD REXCB32.SYS Ver1.01a-R08.05への変更 ・SCSI TimeOut後の処理にて、OSが異常終了する不具合を修正しました。 変更2:Windows9x系とWindows2000系の統合 ・セットアップ情報ファイル(INF) を1本に統合しました。 ・SCSI Utility を1本に統合しました。 変更3:SCSIコンフィグレーションの設定初期値変更 ・Terminatorの設定をAutoからHigh-ON/Low-ONに変更しました。 Ver 1.2 から Ver 1.3 への変更内容 変更1:REXCB32.MPD Ver1.01a-R08.02への変更 ・アグファゲバルト社製イメージスキャナ DUOSCAN HiD でスキャンできない 不具合を修正しました。 ・SONY製データレコーダ SIR-1000 でアプリケーションがハングする不具合を 修正しました。 変更2:REXFMT95.EXE Ver2.62, WinSSC.EXE Ver1.07c への変更 ・ホストアダプタとして IDE, ATAPI やUSBデバイスを検出しないよう変更しま      した。 Ver 1.1 から Ver 1.2 への変更内容 変更1:REXCB32.MPD Ver1.01a-R06 への変更 ・YAMAHA製CD-RWドライブCRW4416SX で書き込みデータのコンペア エラーとなる不具合を修正しました。 ・ミノルタ製フィルムスキャナ DimageScan Dual で正常にスキャン できない不具合を修正しました。 ・SCSIコンフィギュレーション・ユーティリティで「バースト転送」 項目を無効に設定しても常時有効となる不具合を修正しました。 変更2:SCSIコンフィギュレーション・ユーティリティ SCUINICW.EXE Ver0.71 への変更 ・リクエストセンスディレイ項目が追加されました。 ミノルタ製フィルムスキャナ DimageScan Dual を接続する場合は、 この値を15μ以上に設定してください。 変更3:ASPCB32.SYS Ver1.10s への変更 ・ASPIマネージャ起動直後にハングアップしてしまう場合がある不具合 を修正しました。 変更4:REXDISK.SYS Ver3.53への変更 ・FAT32に対応していないにもかかわらず、FAT32でフォーマットされた ディスクへアクセスして間違った情報が表示される不具合を修正しま した。 Ver 1.0 から Ver 1.1 への変更内容 変更1:CBENABLE.EXE Ver1.6s への変更 TI-1251, Ricoh RL5C475 に対応しました。 対応コントローラ以外が検出された場合、TI-113x 互換として処理するよう にしました。 変更2:ASPCB32.SYS Ver1.072sへの変更 NEC PC-9821LB26C でASPCB32.SYS を組み込むと内蔵のIDE HDが認識され なくなる不具合を修正 変更3:REXFMT95.EXE Ver2.54への変更 [オプション]―[設定]画面の、「区画テーブルにブロック番号(LBN)を 使用する」の項目を デフォルト状態で 有効になるように変更しました。 変更4:REXFMT.EXE への変更 ・2000年以降に/LABELオプションを指定してボリュームラベルを設定 した場合、ボリューム作成日が2028年以降になる不具合を修正 ・機器情報(Inquiry)に含まれるリビジョン番号の最後の1桁が表示さ れない不具合を修正 変更5:REXDISK.SYS Ver3.52への変更 /E オプションを指定してもタイトルのみ英語表示されない不具合を修正し ました。 3. マニュアル訂正事項 なし 4. 一時的制限事項 制限1:DOSでの使用時、動作できないパソコンもあります。 あらかじめご了承ください。 なお、今後改良を加えていきますので動作しない場合、弊社までご相談 ください。 5. DOSでの使用時の注意事項 ASPI Manager (ASPCB32.SYS), ポイントイネーブラ(CBENABLE.EXE)は、活線挿 抜(パソコンを停止せずにPCカードの抜き差し)やサスペンド・レジュームには対 応していません。 ASPCB32.SYS, CBENABLE.EXEが組み込まれている状態でカードの 抜き差しやサスペンド操作を行った場合、再度REX-CB32を使用可能にするには、 パソコンを再起動する必要がありますのでご注意ください。 その他詳細な項目は、DOSディレクトリのASPCB32.TXTをお読みください。 6. TOSHIBA製パソコンで使用する場合の注意事項 ● TOSHIBA製ノートパソコンの場合、BIOS-SystemSetupのPC Card Controller Modeを 「PCMCIA Compatible」から「Card Bus/16Bit」に変更してください。 (1) Windows を終了してパソコンの電源を切ります。 (2) パソコンの電源を入れて再起動します。 (3) 再起動が開始したら[ESC]キーを押します。 (4)「Check system. Then press[F1] key.」と表示されたら[F1]キーを押します。 (5) BIOS-SystemSetup(1/2)が表示されたら、PC Card Controller Modeの項目を [CardBus / 16-bit]へ変更します。 (6) [End]キーを押して変更内容を更新後、SystemSetupを終了します。 ● 東芝 DynaBookシリーズ SS PORTEGE 7000, Satellite4000X, Satellite4010X, TECRA 8000 で PC Card を装着した状態でサスペンド操作を行うと、復帰後は SCSI機器を認識しない不具合があります。 したがって、以下の手順でサスペンド操作を行ってください。 (1) サスペンド操作を行う前にあらかじめPC カードの終了を行ってカードを取り 外します。 (2) サスペンド操作(スタンバイ)を行います。 (3) PC カードを取り外した状態でサスペンドの復帰を行います。 (4) Windows 98への復帰が完了したら、PC カードを装着します。 あらかじめ、SCSI機器はPC カードへ接続して電源を入れて置きます。 7. リムーバブルメディアに関する補足事項 本製品添付のフォーマッタ「REXFMT95」によりフォーマットしたリムーバブル メディアは、Windows Me/98/95上のマイコンピュータからのフォーマットによる、 「クイックフォーマット」を選択できません。 この場合は、「通常のフォーマット」を選択してフォーマットしてください。一度 このフォーマットを実行すると、次回からそのメディアでも「クイックフォーマッ ト」が可能となります。 8. 接続機器の転送モードに関する制限 以下の機器では、SCSIコンフィグレーションユーティリティで転送方式の転送 速度を指定のモードに設定しないと正常に動作しないことが確認されています。 ● 「10MB/s」に設定しないと正常に動作しない機器。 ・MOドライブでドライブエンジンが以下のもの FUJITSU M2512A, FUJITSU M2513A ● 「非同期」に設定しないと正常に動作しない機器。 ・イメージスキャナ NEC PC-IN700/3S (MultiReader300) 9.SCSIコンフィギュレーションユーティリティについて SCSIコンフィギュレーションユーティリティを実行して書き込みに失敗した場合、 EEPROMの内容が破壊されてしまう場合があります。 EEPROMの内容が破壊されてしまうと、SCSIカードが機能しません。 SCSIコンフィギュレーションユーティリティで読み出した値が不正な場合や、読み 出せない場合は、まず弊社サポートセンターへご相談ください。 EEPROMの修復が必要な場合は、サポートセンターでEEPROMの修復をさせていただ きます。 この場合の修復費用は無償とさせて頂きます。 ただし、弊社までの送料および輸送費につきましてはお客様のご負担とさせて頂 きます。 ----------------------------------------------------------------------- 本製品に関するご質問がございましたら、下記までお問い合わせください。 ラトックシステム株式会社 サポートセンター 〒556-0012 大阪市浪速区敷津東 1-6-14 朝日なんばビル TEL : 0120-033-555 (SCSI専用) Free Dial 月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00 土曜、日曜および祝日を除く FAX : 06-6633-3553 24時間受付け E-mail : http://www.ratocsystems.com お問い合わせの際には、QUEST.TXTを参考にして記入されるか、 以下の事項を記入して下さい。 ●製品名、シリアル番号、販売店名 ●使用されているコンピュータおよび機器メーカと型式 また、ご質問に関する回答は上記営業時間内の処理となりますのでご了承ください。 以上