REX-PCI33/31/FS3 Setup Disk Ver 3.0 ============================================================================= Ultra Wide SCSI PCI SCSI Board REX-PCI33/31/FS3 に関する補足 01 / Feb. / 2002 Copyright(C) 1998-2002 .RATOC Systems,Inc./Initio Corporation. ============================================================================= 本ドキュメントでは、ユーザーズマニュアルに記載できなかった補足事項について 記述しています。 REX-PCI33, REX-PCI31およびREX-PCIFS3では同じドライバを使用します。 以下では、REX-PCI33, REX-PCI31およびREX-PCIFS3を「REX-PCI33/31/FS3」として 表記しています。 □目次 1. ディレクトリ構成について 2. 前バージョンからの変更内容 3. マニュアル訂正事項 4. 本バージョンでの制限事項 5. 接続機器の転送モードに関する制限 6. 外部バスクロックについての注意事項 7. Windows 3.1からのWindows 95 Upgradeインストールでのシステムファイルの例 8. ミノルタ製フィルムスキャナ DimageScan Dual を接続する場合 9. Windows 2000 / NT4.0 でスキャナを検出できない場合の注意事項 10. WNASPI32.DLL について 1. ディレクトリ構成について REX-PCI33/31/FS3 Setup Disk のディレクトリ構成は下記のようになっています。 \+ +--README.TXT ( This file ) +--QUEST.TXT ( お問い合わせシート ) | +--PCI3X.INF ( INF file for REXPCI3X.MPD ) +--REXPCI3X.MPD ( MiniPort Driver for Windows Me/98/95 ) | +--DISK1 ( Windows XP/2000 インストール用ディスク識別ファイル ) +--TXTSETUP.OEM ( Windows XP/2000 インストール情報ファイル ) | +--WIN9X | +--REXPCI3X.INF ( INF file for REXPCI3X.MPD ) | +--REXPCI3X.MPD ( MiniPort Driver for Windows Me/98/95 ) | +--MOFIXW9X | +-- REXMOF95.VXD ( Vxd file for MO support ) | +-- REXMOFAT.VXD ( Vxd file for MO support ) | +-- REXMOF.TXT ( REXMOF95.VXD, REXMOFAT.VXD の説明 ) | +--Win2K | +--REXPCI3X.SYS ( Driver for Windows XP/2000 ) | +--PCI3XW2K.INF ( INF file for REXPCI3X.SYS) | +--DISK1 ( Windows XP/2000 インストール用ディスク識別ファイル ) | +--TXTSETUP.OEM ( Windows XP/2000 インストール情報ファイル ) | +--WinNT ( REX-PCI33/31用です ) | +--REXPCI3X.SYS ( MiniPort Driver for Windows NT ) | +--PCI3XNT.INF ( INF file for REXPCI3X.SYS ) | +--DISK1 ( Windows NT インストール用ディスク識別ファイル ) | +--TXTSETUP.OEM ( Windows NT インストール情報ファイル ) | +--SCSIUT | +--SETUP.EXE ( Windows 用 ユーティリティセットアップ ) | +--SETUP.EXEが利用する圧縮ファイル | ( Windows 用 接続SCSI機器確認ユーティリティ ) | ( Windows 用 フォーマットユーティリティ ) | ( Windows 用 SCSI コンフィギュレーションユーティリティ ) | +--ASPI32 | +--WNASPI32.DLL (32bit ASPI Manager for Windows 2000/NT ) | +--WNASPI32.INF ( INF file for WNASPI32.DLL ) | +--README.TXT ( WNASPI32 の説明 ) | +--DOS | +--ASP850.SYS ( DOS ASPI Manager for DOS/V ) | +--SSC.EXE ( 接続SCSI機器確認 Utility for DOS ) | +--SSCW.EXE ( 接続SCSI機器確認 Utility for DOS for WIDE ) | +--SSC.TXT ( SSC.EXE の説明 ) | +--REXFMT.EXE ( Media Format Utility for DOS ) | +--REXFMTW.EXE ( Media Format Utility for DOS for WIDE ) | +--REXFMT.TXT (REXFMT.EXE の説明 ) | +--REXDISK.SYS ( ASPI対応ディスクドライバ for DOS ) | +--REXDISKW.SYS ( ASPI対応ディスクドライバ for DOS for WIDE ) | +--REXDISK.TXT (REXDISK.SYS の説明 ) | +--REXCD.SYS ( ASPI対応CD-ROMドライバ for DOS ) | +--REXCD.TXT (REXCD.SYS の説明 ) | +--WIN31 | +--WINASPI.DLL ( ASPI for Windows 3.1 ) | +--VASPIREX.386 ( 仮想デバイスドライバ for WINASPI ) | +--ASPIREX.TXT ( WNASPI32 の説明 ) | +--Linux +-- pci31_33.tar.gz ( Linux用driver module source code 圧縮ファイル ) +-- inicconf.tar.gz ( Linux用configuraion utility source code 圧縮ファイル )  ■ REX-PCIFS3をご使用の方へ 本CD-ROMには、Windows NT用のソフトウェアも含まれておりますが、REX-PCIFS3では製品 の仕様として Windows NT4.0はサポート対象外となっておりますのでご注意ください。 2. 前バージョンからの変更内容 Ver 2.1 から Ver3.0 への変更内容 変更1:CD-ROMによる提供 Windows Me/98/95用, Windows NT4.0用, Windows 2000用の3種類のFDを1枚の CD-ROM に統合しました。 変更2:ASP850.SYS v1.20 への変更 DriveImage 3.0 でCDRドライブを検出しない不具合を修正しました。 変更3:REXPCI3X.MPD Ver1.01a-R08.02への変更 ・SONY製データレコーダ SIR-1000 でアプリケーションがハングする不具合を 修正しました。 ・リムーバブルドライブにおいてメディアを入れ替えても内容(ファイル情報)が 更新されない不具合を修正しました。 変更4:Linux用ドライバ、ユーティリティの提供 Linux用のドライバ (inic850w.o) およびユーティリティ (inicconf) を提供しました。 Ver 2.0 から Ver 2.1 への変更内容 変更1: REXPCI3X.MPD Ver1.01a-R08 への変更 アグファゲバルト社製イメージスキャナ DUOSCAN HiD でスキャンできない 不具合を修正しました。 変更2:Windows 98/95/ME用インストーラの変更 MO用補助ドライバ REXMOF95.VXD, REXMOFAT.VXD のインストール項目を追加し ました。 変更3:REXMOF の変更 MO用補助ドライバ REXMOF95.VXD の更新および REXMOFAT.VXD を提供しました。 変更4:REXFMT95.EXE Ver2.62, WinSSC.EXE Ver1.07c への変更 ホストアダプタとして IDE, ATAPI やUSBデバイスを検出しないよう変更しま      した。 変更5:WNASPI32.DLL v1.1への変更 キャノン製スキャナソフトScanGearおよびScanCraftに対応しました。 変更6:Windows NT用インストーラの変更 フォーマットユーティリティと機器接続確認ユーティリティが Windows NT でもインストールされるように変更しました。 変更7:Windows 2000用インストーラの変更 フォーマットユーティリティと機器接続確認ユーティリティが Windows 2000 でもインストールされるように変更しました。 Ver 1.1 から Ver 2.0 への変更内容 ( REX-PCI31 はこのバージョンからとなります。 ) 変更1:REX-PCI33, REX-PCI31, REX-PCIFS3 共通のディスクとしました。 変更2:ドライバおよびINFファイル名の変更 ・Miniport Driver を REXPCI33.MPDからREXPCI3X.MPDへ変更しました。 ・INFファイル名を REXPCI33.INFからREXPCI3X.INFへ変更しました。 Ver 1.0 から Ver 1.1 への変更内容 変更1:REXPCI33.MPD Ver1.01a-R07 への変更 ・YAMAHA製CD-RWドライブCRW4416SX で書き込みデータのコンペア エラーとなる不具合を修正しました。 ・ミノルタ製フィルムスキャナ DimageScan Dual で正常にスキャン できない不具合を修正しました。 ・SCSIコンフィギュレーション・ユーティリティで「バースト転送」 項目を無効に設定しても常時有効となる不具合を修正しました。 変更2:REXFMT95 Ver2.54 への変更 ・ [オプション]―[設定]画面の、「区画テーブルにブロック番号(LBN) を使用する」の項目を デフォルト状態で 有効になるように変更しま した。 ・物理フォーマット実行中に他のアプリケーションのウィンドウをアク ティブにした場合に、不正な処理の実行で終了してしまう不具合を 修正しました。 ・書き込み禁止になっているメディアに対してフォーマットを行った場 合のエラー表示の不具合を修正しました。 変更3:ASP850.SYS Ver1.10s への変更 ・ASPIマネージャ起動直後にハングアップしてしまう場合がある不具合 を修正しました。 変更4:REXDISK.SYS Ver3.53 への変更 ・FAT32に対応していないにもかかわらず、FAT32でフォーマットされた ディスクへアクセスして間違った情報が表示される不具合を修正しま した。 ・/E オプションを指定してもタイトルのみ英語表示されない不具合を修 正しました。 変更5:CD-ROMドライバ REXCD.SYS Ver1.82への変更 ・DOS上で TEAC CD-R824SK を接続した場合に 「CDR103:CD-ROM not High Sierra or ISO9660 format」と表示して アクセスできない不具合を修正しました。 「/NoPreFetch」オプションを指定することによりアクセス可能となり ます。 変更6:REXFMT.EXE Ver2.471 への変更 ・2000年以降に/LABELオプションを指定してボリュームラベルを設定 した場合、ボリューム作成日が2028年以降になる不具合を修正 ・機器情報(Inquiry)に含まれるリビジョン番号の最後の1桁が表示さ れない不具合を修正 3. マニュアル訂正事項 REX-PCI33 ユーザーズマニュアル第1.0版での訂正事項  訂正事項1:SCSIユーティリティのインストール(P61)       SETUP.EXE の実行画面が日本語での表示になっておりますが、 実際の実行画面は英語表示となります。 4. 本バージョンでの制限事項 制限1:BIOSバージョン 1.03Fでの制限 WindowsNTのCD-ROMからのブートはサポートしておりません。 制限2:UMAX製スキャナ PowerLook3000, MirageU, MirageUse には 対応していません。 スキャン途中にエラーが発生します。 制限3:Windows Me の制限で REX-PCI31のSCSI-BIOS を有効にしているとスタン   バイモードを使用することができません。 REX-PCI31のボード上にあるジャンパピンの設定でSCSI-BIOSを無効にして ください。 5. 接続機器の転送モードに関する制限 以下の機器では、SCSIコンフィギュレーションで転送方式の転送速度 を指定のモードに設定しないと正常に動作しないことが確認されています。 ●「10MB/s」に設定しないと正常に動作しない機器。 ・MOドライブでドライブエンジンが以下のもの 「FUJITSU M2512A」「FUJITSU M2513A」 ●「非同期」に設定しないと正常に動作しない機器。 ・イメージスキャナ NEC PC-IN700/3S (MultiReader300) 6. 外部バスクロックについての注意事項 CPUなどのシステムバスクロックに関わらず、PCIバスのクロックは33MHz固定 (非同期モード)でご使用ください。 7. Windows 3.1からのWindows 95 Upgradeインストールでのシステムファイルの例 --- CONFIG.SYSの例 --- BUFFERS=20 FILES=30 LASTDRIVE=Z DOS=HIGH,umb STACKS=9,256 DEVICE=C:\DOS\SETVER.EXE DEVICE=C:\DOS\BILING.SYS DEVICE=C:\DOS\HIMEM.SYS DEVICE=C:\DOS\EMM386.EXE RAM DEVICE=C:\REXSCSI\ASP850.SYS /D DEVICE=C:\DOS\JFONT.SYS /P=C:\DOS\ DEVICE=C:\DOS\JDISP.SYS DEVICE=C:\DOS\JKEYB.SYS /106 C:\DOS\JKEYBRD.SYS DEVICE=C:\DOS\ANSI.SYS DEVICE=C:\DOS\KKCFUNC.SYS DEVICE=C:\DOS\MSIMEK.SYS /A1 DEVICE=C:\DOS\MSIME.SYS /D*C:\DOS\MSIMER.DIC /DC:\DOS\MSIME.DIC /C1 /N /A1 DEVICE=C:\REXSCSI\REXCD.SYS /D:MSCD001 DEVICE=C:\REXSCSI\REXDISK.SYS --- AUTOEXEC.BATの例 --- @ECHO OFF IF EXIST MSCD001 C:\DOS\MSCDEX /D:MSCD001 C:\DOS\SMARTDRV.EXE /X PROMPT $p$g PATH C:\WINDOWS;C:\REXSCSI;C:\DOS;c:\sys SET TEMP=C:\DOS C:\DOS\NLSFUNC.EXE C:\DOS\COUNTRY.SYS C:\DOS\CHEV.COM JP 8. ミノルタ製フィルムスキャナ DimageScan Dual を接続する場合 ミノルタ DimageScan Dual を接続した場合、SCSIコンフィギュレーション でリクエストセンスディレイの時間を15μ以上に設定してください。 初期値は、15μになっています。 これよりも値が小さいと正常に動作しない場合があります。 9. Windows 2000 / NT4.0 でスキャナを検出できない場合の注意事項 コントロールパネルのSCSIアダプタから確認するとスキャナは認識できているにもか かわらず、スキャナソフトを起動すると、スキャナを検出できないというエラーが表 示されて使用できない場合があります。 これは、Windows NT4.0対応のASPIマネージャ(WINASPI32)を必要とするスキャナソ フトでASPIマネージャが組み込まれていない場合に発生します。 このような場合には、本ディスクに含まれているWindows 2000 / NT用の32ビット 版ASPIマネージャを使用してみてください。 10. WNASPI32.DLL について ・Windows NT4.0上でイメージスキャナ、フィルムスキャナを使用でASPIマネージャ (WINASPI32)を必要とするスキャナソフトを使用する場合にインストールしてくだ さい。 ・ORB の ORB Tool を使用する場合にも必要となります。 ・CD-R/RW用のライティングソフトには、ASPIマネージャが含まれていますので このWNASPI32.DLLへ差しかえる必要はありません。 特に、Adaptec Easy CD Creator がインストールされている環境で、この WNASPI32.DLLへ差しかえるとライティングができなくなりますのでご注意く ださい。 ・SCSI-ID番号8以上には対応しておりません。 WideSCSI機器を接続する場合は、SCSI-ID番号は0〜6に設定してください。 10-1. WNASPI32.DLLのインストール方法 (1) 本ドライバディスクの [ASPI32]ディレクトリを開きます。 (2) [WNASPI32]または[WNASPI32.INF]ファイルを選択してマウスの右クリック メニューを表示させます。 (3) 表示されたメニューの[インストール]を選択実行するとファイルがコピーされ てインストールが終了します。   10-2. WNASPI32.DLLのアンインストール方法 (1) コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]を起動します。 (2) [RATOC WinASPI32 for Windows 2000/NT4.0]を選択します。 (3) [変更/削除(C)]ボタンを押すとWNASPI32.DLLの削除が行われます。 ----------------------------------------------------------------------- 本製品に関するご質問がございましたら、下記までお問い合わせください。 ラトックシステム株式会社 サポートセンター 〒556-0012 大阪市浪速区敷津東 1-6-14 朝日なんばビル E-mail : http://www.ratocsystems.com TEL : 0120-033-555 (SCSI専用) Free Dial 月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00 土曜、日曜および祝日を除く FAX : 06-6633-3553 24時間受付け お問い合わせの際には、QUEST.TXTを参考にして記入されるか、 以下の事項を記入して下さい。 ●製品名、シリアル番号、販売店名 ●使用されているコンピュータおよび機器メーカと型式 また、ご質問に関する回答は上記営業時間内の処理となりますのでご了承ください。 以上