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U2-DK2R(FAQ)2006-08-01版
● ご購入前によくある質問 ●

Q 使用可能なハードディスクの種類は?
  1. PIO Mode4、DMA 33、66、100、133対応のハードディスクドライブが使用可能です。
    ATA100、133対応のハードディスクドライブを接続した場合は、ATA66での転送となります。

Q ミラーリングによる転送速度への影響はありますか?
  1. 本製品でミラーリングせずに使用する場合に比べ、 5-7%ほど速度が低下します。

Q パソコンとU2-DK2Rの電源は連動していますか?
  1. パソコンの電源とは連動していません。
    U2-DK2Rの電源は、手動にてON/OFFしてください。

Q 複数台のU2-DK2Rを1台のパソコンで使用することはできますか?
  1. RAID Monitor UtilityはU2-DK2Rの複数台接続に対応していません。
    なお、Utilityなしで複数台使用することは可能です。

Q ミラーリングしない状態で、1台のディスクだけ装着して使用することはできますか?
  1. 使用可能です。
    なお、ディスク未検出と認識されるため、U2-DK2R電源投入時に”ピーピーピー”と警告音が鳴ります。

Q ミラーリングしない状態で、本製品1台を2台のリムーバブルケースとして使用することはできますか?
  1. できません。

Q EXT2、EXT3、ReiserFS、UDF、HFS+などのファイルシステムは扱えますか?
  1. すべて可能です。

    Linux情報は、Linux動作確認状況をご確認ください。 Mac OS X については動作することを確認しておりますが、サポート対象外とさせていただきます。

    また、RAID Monitor UtilityはWindows専用であり、Mac OS X およびLinuxには対応しておりません。

Q 英語版OSに対応していますか?
  1. Rev.2.0以降のユーティリティにて対応しています。
Q Windows Server 2003に対応していますか?
  1. 64bit,32bit ともに一般的なパソコンでは動作することを確認していますが、各社サーバマシンでのテストは行っていませんので、サポート対象外とさせていただきます。
Q U2-DK2Rはネットワークやサーバ機能を搭載していますか?
  1. ネットワークやサーバの機能は搭載していません。
    パソコンに接続し、USB2.0ハードディスクとしてご使用ください。
    ただし、リビルドはパソコンに接続していなくても実行できます。
Q HDDを廃棄するので内容(データ)を完全消去したいのですが、対応ツールはありますか?
  1. 弊社からは、データ復旧不可能な完全消去に対応したツールの提供をしていません。
    市販ツールとして、株式会社アーク情報システム 様の「HD革命/Eraser」をお使いください。


● ミラーリングについて ●

Q マスターとバックアップはどのように割り当てられますか?
  1. 電源投入時、上下段ともにディスクがある場合は、上段がマスター、下段がバックアップとなります。U2-DK2R起動中にトレイの入れ替えをおこなった場合、先に認識されている方がマスター、後で挿入した方がバックアップとなります。

Q マスターとバックアップの上下段割り当ての見分け方は?
  1. 通常、上段がマスター、下段がバックアップとなります。
    RAID Monitor Utility を使用すれば、上下段のマスター/バックアップの割り当てを確認することができます。

Q ディスクのホットスワップは上下段とも可能ですか?
  1. ホットスワップには上下段とも対応していますが、パソコン起動中にトレイを取り外すことができるのは1台のみです。HDDが1台も装着されていない(HDDを2台とも取り外した)場合、ハードディスクとして正常に認識することができなくなります。
Q 容量の異なるHDD2台をミラーリングすることはできますか?
  1. マスターディスク側の容量が小さい場合は使用可能です。
    バックアップディスクで、マスターディスクの容量を超えた部分は未使用領域となります。
    バックアップ側の容量が小さい場合は、リビルドの際エラーとなります。
Q U2-DK2Rで使用したディスクを、その他のREX-Dockシリーズで使用することは可能ですか?
  1. 使用可能ですが、以下の点をご注意ください。

    他のREX-Dockシリーズで編集したディスクをホットスワップでU2-DK2Rに戻すと、バックアップディスクとして認識してしまいます(あとで認識したハードディスクがバックアップ用となるため)。いったんU2-DK2Rの電源を切り、編集したディスクを挿入して電源を入れマスターとして認識させてから、バックアップディスクを装着してください。
Q マスターとバックアップを入れ替えて使用することはできますか?
  1. リビルドを終えたディスクは、特にマスター/バックアップの区別なくご使用いただくことができます。
    マスターとバックアップはディスクイメージのコピーなので、ディスク上のデータ書き込み位置はまったく同じものとなります。
Q ディスクを1台しか装着していない状態から、ミラーリングを開始するには?
  1. 空いている段にディスクを挿入すると、自動的にリビルドが開始されます。
    新たに挿入したディスクは、バックアップディスクとして動作します。
Q 回転数や転送速度の異なる2台のHDDを使用した場合、どのように動作しますか?
  1. より低速なドライブの能力にあわせて動作します。
Q HDDディスク異常の際は、どのようにわかるのでしょうか?
  1. RAID Monitor UtilityU2-DK2R本体のHDDインジケータが赤に点灯します。(ディスクが装着されていない場合も赤に点灯しています)

    パソコン上では、RAID Monitor Utilityの該当ディスクが「ディスク未検出」と表示されます。
Q 他のRAIDシステムで使用していたHDD 2台を、本製品に継続して使用できますか?
  1. 以下の環境から、リビルドせずにそのまま移行できることを確認しています。

    RAID:Intel ICH5R Serial ATA RAID
    HDD:弊社製品SATA-MDK1×2台


● リビルドについて ●

Q リビルドとデータコピーは違うのですか?
  1. リビルドは単なるデータのコピーではなく、マスターのディスク状態(ディスクイメージ)を複製します。

    バックアップに使用するディスクは、未フォーマットのままでもリビルド可能です。また、マスターでパーティション設定している場合は、バックアップでパーティション設定しなくても複製されます。

    リビルドを実行すると、容量に余裕があってもバックアップディスクに保存されていたデータはすべて消去されますので、ご注意ください。
Q ミラーリングのリビルド中、ディスクへのアクセスはできますか?
Q ミラーリングのリビルド中、ディスクへアクセスした場合その影響はありますか?
  1. リビルド中でもディスクへのRead/Writeが可能です。更新内容はマスター・バックアップともに反映されます。

    なお、リビルド時は通常使用時より50%ほどアクセス速度が低下します。

Q リビルドが開始されるのはどういうときですか?
  1. 新しいディスクを挿入している場合、またはホットスワップでディスクを挿入した場合、自動的にリビルドを開始します。

    U2-DK2Rでリビルドが実行されると、リビルド済みという情報がディスクに書き込まれます。
    この情報は、ホットスワップでディスクの取り外しや挿入(ロックキーのON/OFF含む)をおこなうと削除されます。よってU2-DK2Rの電源が入ったままディスクを抜き挿しすると、リビルドを開始します。

    ディスクをU2-DK2Rに装着したままU2-DK2Rの電源を切った場合、リビルド済みの情報はそのまま残ります。よって常時装着しているディスクのほか、U2-DK2Rの電源を切った状態で抜き挿ししているディスクも、リビルド済みと認識されます。(「Q. 異なるデータが保存されているHDD 2台を装着しているのですが、RAID Monitor Utilityでは [上下段のデータは同期済みです]と表示され、リビルドが開始しません?」参照)

Q 手動でリビルドを実行するには?
  1. U2-DK2Rの電源を切った状態でマスターだけロックキーをONにしておき、本製品の電源投入後バックアップディスクのロックキーをONにしてください。本製品の電源を入れたままリビルドを実行する際は、バックアップディスクのロックキーをいったんOFFにしてからONにしてください。
Q リビルドの処理時間を短縮する方法はありますか?
  1. リビルドにかかる時間は、ハードディスクの容量と回転速度に依存します。
    大容量HDDほど時間がかかります。また、いずれか一方でも転送速度や回転速度が遅いと低速になりますので、マスター・バックアップとも高速タイプの使用をおすすめします。

    なお、ハードディスクの先頭から順次複製していくため、保存されているデータの容量はリビルドの処理時間に関係ありません。
Q リビルドに失敗した場合は、どのようにしてわかりますか?
  1. バックアップ側のHDDインジケータが赤となります。RAID Monitor Utilityには表示されません。
Q 異なるデータが保存されているHDD 2台を装着しているのですが、RAID Monitor Utilityでは [上下段のデータは同期済みです]と表示され、リビルドが開始しません?
  1. ディスクの容量や内容にかかわらず、リビルド済みのHDD 2台を装着して本製品の電源を入れると同期済みとなり、リビルドは実行されません。このとき、2台のHDDのデータ比較等はおこなわないため、異なるデータが保存されていても上段をマスター、下段をバックアップとして認識します。

    U2-DK2Rのミラーリングによる2台のHDDへのデータ保存は同一トラックにおこなわれるため、異なるドライブイメージのディスクを使用すると、バックアップディスク上のデータを破損するおそれがあります。

    リビルドを強制的に実行するには、「Q. 手動でリビルドを実行するには?」を参照ください。
Q リビルドを中止した後RAID Monitor Utilityを起動すると、同期済みではないのに[同期済み]と表示されます?
  1. タスクトレイのRAID Monitor Utilityアイコンを右クリックし、[再構築中止]を選択してリビルドを中止した場合は、バックアップディスクをフォーマットするか、ロックキーをいったんOFFにしてからONにし、リビルドを完了させてください。
Q リビルド中にRAID Monitor Utilityを実行すると、「初期化中」と表示されたまま、ディスクを認識することができません?
  1. リビルド中はU2-DK2Rからの応答が遅くなるため、タイムアウトによってUtilityがディスク情報の取得に失敗することがあります。

    U2-DK2Rをいったんパソコンから取り外してから再接続し、検索のリトライをおこなってください。取り外しの方法は、ユーザーズマニュアル[4-5.本製品の取り外し]を参照ください。
Q.U2-DK2Rがリビルド中にパソコンを起動したのですが、マイコンピュータにドライブが表れません?
Q.パソコンにリビルド中のU2-DK2Rを接続したのですが、マイコンピュータにドライブが表れません?
  1. リビルド中はU2-DK2Rからの応答が遅くなるため、認識の際パソコンに返すコマンドがタイムアウトとなり、不明なデバイスとして登録されることがあります。

    U2-DK2Rリビルド中のパソコン起動やパソコンへの接続は、なるべくおこなわないでください。

● トラブルシューティング ●

Q [DLLファイルが見つかりません]というメッセージが表示されます?
  1. RAID Monitor Utilityに必要なダイナミックリンクライブラリが見つからなかったときに表示されるメッセージです。Setupプログラムを実行して、もう一度インストールしてください。

Q [RAIDモニターの初期化に失敗しました。終了します。]というメッセージが表示されます?
  1. RAIDユニットの電源が入っていない、USBケーブルが接続されていない、トレイが装着されていない、ロックキーがONになっていないなどが考えられます。接続等を確認した上で再度RAID Monitor Utilityを実行してください。

Q [RAIDユニットのバージョンが違います]というメッセージが表示されます?
  1. RAIDユニットのファームウェアのバージョンが適切でない場合に表示されます。通常は表示されませんので、弊社サポートセンターへお問い合わせください 。

Q [再構築中にディスク(HDDx)の障害が発生しました。再構築は完了していません。] というメッセージが表示されます?
  1. リビルド中ディスクにアクセスできない障害が発生した、またはリビルド中にトレイを取り外したことが原因です。

    バックアップディスクに障害が起きた場合、もう一度バックアップディスクのトレイを装着して、最初からリビルドをやり直してください。

    リビルド中にトレイを外してしまった場合、下記の手順に従い、ディスクを認識させてリビルドを実行してください。
    (1) 本製品の電源を切る。
    (2) 両方のトレイを取り外す。
    (3) マスターディスクのトレイを装着してキーをONにする。
    (4) 本製品の電源を入れる。
    (5) バックアップディスクのトレイを装着してキーをONにする。

Q 購入直後のIDE HDDを装着すると、HDDインジケータが赤色(橙色)に点灯します。デバイスマネージャではUSB大容量記憶装置デバイスが「!」となっていて、フォーマットできません。
  1. IDE HDD のジャンパー設定がSlaveまたはCable Selectになっている可能性があります。Masterに設定してください。

    それでも解決しない場合、IDE HDDをPCのIDEコネクタに直結してフォーマットするか、本製品以外のREX-Dockシリーズでフォーマットしてから、本製品に装着してください。
Q HITACHI製ハードディスク HDS724040KLAT80 を上下スロットに装着して電源を入れると、HDDインジケータが赤点滅し警告音が鳴ります。
  1. 上記HDはスピンアップに時間がかかるため、RAID FirmwareがRev.2.22以前の本製品では監視時間内にスピンアップが終わらずHDDエラーとなります。Rev.2.23以降ではHDの監視時間を従来の15秒から31秒に変更しており、上記HDも問題なく使用できます。

    【RAID Firmware Rev.の確認方法】
    [デバイスマネージャ]にある[ディスクドライブ]-[RATOC Mirror Rev:x.xx USB Device] のx.xxの部分がRAID Firmwareのリビジョンです。

    【RAID Firmwareのアップグレード方法】
    アップグレードにはハードウェアの変更が必要となります。 詳細はサポートセンターまでお問い合わせください。(アップグレード後は、Rev.2.0以降のユーティリティをご使用ください。)


● 保守サポートに関して (共通)●


Q 修理およびサポートの窓口は?
  1. 電話でのお問い合わせはラトックシステムサポートセンター
    TEL 大阪 06-7670-5061 東京 03-5847-7604(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
    をご利用ください。

    E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
    ・E-MAIL:サポートセンター宛メール
    ・FAX:06-7670-5069

    修理依頼
    修理受付と窓口のご案内

    ※修理およびサポートの提供期間について
    出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。

Q 海外でのサポートは?
  1. 本製品は、日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。

Q ユーザーズマニュアル、鍵(ロックキー)、ドライバCD-ROM等を紛失したので入手したいのですが?
  1. マニュアルに関しましては、弊社ホームページにてマニュアルのPDFファイルを公開しております。
    鍵(ロックキー)は、ラトックプレミア 楽天市場店 (https://www.rakuten.co.jp/ratoc/)にて販売しております。

Q ケーブルなどのオプション品は、どこで購入できますか?
  1. ラトックプレミア 楽天市場店 (https://www.rakuten.co.jp/ratoc/)で取り扱っています。
    (マニュアル等に掲載しているオプション品は、販売を完了していることがあります。あらかじめご了承ください。)
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