トップ > 製品モニターレビュー > REX-SEEK2 Vol.4

製品モニターレビュー
〜Bluetooth 4.0+LE 紛失防止タグ REX-SEEK2編


子供の迷子防止、定期券の紛失防止に使ってみる(神奈川県 K様)

(本レビューは2015年6月現在のものです)

モニター応募の動機

子供の迷子防止に安価で居場所が簡単に把握できるような商品を探していたところ、REX-SEEK2のモニターを知り応募しました。

1.子供の迷子防止のために使用

子供を呼び出す

実際に横浜市内の某動物園で使用してみました。小学校2年生の男児のリュックサックにタグをつけ、何かあったらボタンを押すように告げ、早速放し飼い?にしてみました。入園するなり、一人でどんどんと先に行ってしまいましたが、5m ほど離れたところで呼び出したところ、すぐに気づき、立ち止まって後ろを振り返り、こちらの存在を確認することができたようです。今まででしたら大きな声で名前を呼んで、それでもなかなか気づいてくれないといった状況でしたので、効果を感じることができました。慣れてくると無視される可能性もありますが、少なくとも人ごみの中で大声を出して子供の名前を呼ばなくてはならない恥ずかしさからは解放されそうです。

子供から呼び出し

少しすると今度は、タグの存在が少し気になった息子の方からタグのボタンを何度も押してきました。一度ブザーが鳴ると、スマホ側で解除しない限りは再度、ブザーが鳴ることがないので助かりました。逆に、スマホを何処かに置き忘れて、探している時などは一度鳴ったブザーで置き場所を特定できないとアウトなので、スマホ側での解除なしに何度かブザーを鳴らすことが出来ると良いと思いました。

誤作動防止のため、一度きりしか鳴らないような仕様にしてあるのなら、解除なしに鳴らすことの出来る回数を設定出来ると有難いと思いました。また、当初は一定距離離れたら知らせてくれる機能を使おうと考えましたが、子供の行動範囲を考えてすぐに一定距離以上離れてしまうと思いましたので、この用途には向かないと考え、断念しました。高価な傘や、スーツケース等置き忘れや置き引きの危険のある持ち物につけるのが実用的な使い方だと思いました。

*** 補足 ***

2015年8月公開アプリより、1回目の呼び出し後に確認ボタンをタップしなくても、スマホを連続して呼び出せるようになりました。 (1度限りの呼び出し設定はないため、タグからの呼び出しを止める場合はスマホ側でオフにする必要があります)


2.キーケース、定期入れの紛失防止に使用

次に一般的と思われるキーケース(定期入れと兼用)にタグを着け使用してみました。

家や職場にキーケースを置き忘れたり、家で2歳の子供がキーケースをいたずらして何処かにしまい込んでしまい、探し出すのに苦労することがありますので早速数日間使ってみました。

朝、出勤時にバッグにキーケースが入っていることを確認する際にスマホで呼び出ししようと考えていましたが、設定画面のタグの現在地の判るモニターがかなり便利であると判明しました。リアルタイムで小刻みに動いているので臨場感があり、接続している様子が手に取るようにわかるので気に入りました。キーケース現物を見なくとも近くにあるということが判れば良い状況(外出後、キーケースを持ったかどうか気になった時など)は本当に便利だと思いました。現在地のモニターはアプリのトップ画面に常に表示されていると更に便利で、また表示されていてもおかしくないくらい主要な機能だと思いました。 また、タグ本体のサイズもそれなりの小ささなので、キーケースに入れてもかさばらず助かりました。

3.その他の機能の使用感

着信通知のお知らせについて、電話の方は簡単に設定できたのですが、メール設定が結局上手くできず断念しました。SIMフリー端末を使用していてキャリアメールではないので、設定方法が良く判らなかったということもありますが、少し残念です。

*** 補足 ***

メールの着信設定は、メールサービスによって異なります。弊社にて動作確認が取れたものについては、メール着信通知設定を掲載しましたので、そちらを参照ください。

ただ、勤務中等、特別な場合を除いては、スマホを肌身離さず持っていることが多いので、タグからスマホを操作、確認する機会は少ない様に感じました。もし、タグからスマホを操作する機能をスマートにすることによって価格もスマートにすることが可能であれば、機能を絞って価格に反映させるのも良いかと思いました。全くの個人的な見解ですが、市販の価格を考えるともう少しリーズナブルであると食指が動くかたが結構いらっしゃるのではないかと思います。私なら、3000円位だと複数持ちやすいかなと思います。モニターとして商品を提供して頂きながら大変失礼かと思いましたが、ご参考にしていただけると幸いです。
次のレポートを読む
ページのトップへ戻る