トップ > 製品情報 > IoTシステム > IoT現場管理システム WorkWatch
■IoT現場管理システム WorkWatch

現場の作業状況を腕時計型端末で管理者に通知し見える化!生産性と安全性を向上

現場管理ソリューション
もろみの状況を自動計測でこまめに見守ります


「IoT現場管理システム WorkWatch(ワークウォッチ)」概要

腕時計型端末の装着 本製品は、作業者が装着する「腕時計型端末」、壁などに取り付ける「SubGiga-Bluetoothゲートウェイ」、ゲートウェイからのデータを受信する「SubGigaホストアダプター」、データ管理、グラフ表示をおこなう管理者用「Windowsアプリケーション」からなるシステムセットです。

作業員は腕時計型端末ワークウォッチ®を身に着け、管理者はPCで進捗確認・動態・安全確認をおこないます。

作業員によるボタン操作とセンサーにより、作業進捗と環境をリアルタイムに監視、現場の実情を把握することが可能となります。本製品で進捗表示板や電子アンドンの機能を果たすこともできます(特許出願済)。

さらに、作業実績データに基づいた生産計画、非効率な箇所の洗い出し、作業スペースの安全性向上などの改善をはかれます。システム全体で、作業員112名まで管理することが可能です。
ワークウォッチ接続例

ワークウォッチハードウェア
(特許第6994707号)


特徴


製造・建築現場の生産性・安全性を向上 柔軟なシステム構成が構築可能
● 生産計画と実績をPCで管理して分析
● 腕時計型端末で作業員へ通知・進捗を収集
● 作業者の行動や環境を把握・安全性を向上
● ゲートウェイに目標値と出来高を表示
● 最大16工程の製造ラインを7ラインまで設定可能
● 異なるゲートウェイからの通知も可能
● 腕時計型端末に現場管理者(admin)モード搭載
● 管理棟と作業棟は最大1km(見通し)で通信可能
● WorkWatch基本セットと拡張セットを用意
● 1台のゲートウェイに端末16台まで接続可能
● 1台のホストにゲートウェイ8台まで接続可能
● 自由度の高い作業者の割り当てが可能
● クラウド不要で独立した無線環境を構築

製造・建築現場の生産性・安全性を向上

生産計画と実績をPCで管理して分析

WorkWatchアプリケーションで、各生産ラインの1日ごとの予定出来高数、およびタクトタイムを設定します。出来高数・サイクルタイムは、日/週/月間単位で表示できます。ライン単位・作業者単位の実績をリスト表示し非効率な部分を洗い出すことで、改善点を見いだし生産性の向上が図れます。
メイン画面
拡大表示
実績表示
拡大表示
さらに、CSVファイル形式で書き出し、別のアプリケーションやシステムに取り込んでデータを活用することも可能です。

腕時計型端末で作業員へ通知・進捗を収集

作業者は腕時計型端末を装着し、始業を選択すると、 あらかじめ設定されている当日の計画台数、タクトタイムを受信します。

各工程の開始、および終了時に正面ボタンを押すことにより、 工程に要した時間を測定、完成個数をカウントアップし、 アプリケーションへ作業状況を通知します。

作業環境の把握


作業者の行動や環境を把握・安全性を向上

腕時計型端末には、温度センサー、湿度センサー、6軸センサーを搭載。アプリケーションでは温度/湿度から不快指数を算出し、作業者環境のモニタリングがおこなえます。設定範囲をこえると、端末への通知やアプリケーション画面への警告表示をおこないます。6軸センサーでは作業員の転倒や落下、静止など様々なイベント発生を検知し、作業者と管理者の両方にアラームを通知します。

作業環境の把握

※温度はあくまで目安であり、実際の室温とは異なります。


ゲートウェイに目標値と出来高を表示

ゲートウェイは腕時計型端末とパソコンの中継に加え、ライン出来高数の表示機能を搭載しています。本体の液晶画面には、ライン番号と出来高数、目標値を表示します。

ゲートウェイはリレー出力を3ch搭載、アラームの内容により開閉を制御します。パトランプやブザーなどを接続して、光や音で作業者に異常を通知することが可能です。本体内部には温度・湿度センサーも搭載しており、7セグメントLEDには温度や湿度を表示することも可能です。


最大16工程の製造ラインを7ラインまで設定可能

さまざまな作業を工程として管理し、工程を束ねて製造ラインを設定します。
1つの製造ラインに最大16人分まで登録でき、1工程には作業員を最大4名まで配置できます。製造ラインは7ラインまで設定可能。ひとつのシステムで、最大112人まで管理することができます(16人×7製造ライン)


異なるゲートウェイからの通知も可能

複数のゲートウェイで構築したシステムでは、端末を登録しているゲートウェイの範囲外に移動した場合でも、異なるゲートウェイからのビーコンを受信して、管理者ー作業者間の通知をおこなうことが可能です。離席時間や歩数データに関しては、未通信時も腕時計型端末でカウントをおこない、登録ゲートウェイに再接続したタイミングで管理者に送信します。


腕時計型端末に現場管理者(admin)モード搭載

adminモードの作業者は、管轄ラインの出来高の状況を端末の画面で確認することができます。現場管理者は、作業者として製造ラインに割り当てることもできます。


柔軟なシステム構成が構築可能

管理棟と作業棟は最大1km(見通し)で通信可能

パソコンに取り付けるホストアダプターとゲートウェイ間は、無線で接続。IEEE802.15.4g準拠SubGiga帯(920MHz帯)による通信がおこなわれます。通信可能距離は最大1km(見通し)。

WorkWatch基本セットと拡張セットを用意

基本セットは、ホストアダプター×1台、ゲートウェイ×1台、腕時計型端末×10台。拡張セットは、ホストアダプター×1台、ゲートウェイ×2台、腕時計型端末×20台。現場の規模に合わせて選んでいただけます。


1台のゲートウェイに端末16台まで接続可能

1台のSubGiga-Bluetoothゲートウェイに、最大16台までの腕時計型端末が接続可能です。腕時計型端末は、1台単位で増設できます。


1台のホストにゲートウェイ8台まで接続可能

1台のSubGiga-USBホストアダプターに、最大8台までのSubGiga-Bluetoothゲートウェイが接続可能です。SubGiga-Bluetoothゲートウェイは、1台単位で増設できます。


自由度の高い作業者の割り当てが可能

製造ライン、作業者とも特定のゲートウェイ配下に置いて管理しますが、異なるゲートウェイに登録されている作業員を工程に割り当てて、スケジューリングすることも可能です。


クラウド不要で独立した無線環境を構築

本システムは、クラウドを用意する必要がなく低コストで運用できます。無線通信はBluetoothとSubGigaを組み合わせでおこなうため、Wi-Fiのない施設にも導入可能です。

ページのトップへ戻る