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ハサレポは冷蔵庫や冷凍庫、食品工場、物流倉庫、温浴施設など、常に温度管理が求められる現場のためのIoTシステムです。

当社ではユーザー様の声に応え、随時機能のアップデートをおこなっています。2025年12月現在最新バージョンの更新情報をご案内します。
この度、現場で日々運用されているユーザー様からの「もっと細かく、直感的に管理したい」というお声にお応えし、2つの大きな機能アップデートを実施しました。
これまでの温湿度グラフに加え、アラート設定している「上限値・下限値」をグラフ上に点線で表示する機能を追加しました。
【新機能1】設定した上限・下限のラインが点線で表示され、「一時的な温度逸脱なのか、機器の不調による持続的な異常なのか」など温度推移との関係性が視覚的に分かりやすくなりました。
サーミスタ(またはPt100)センサー2点、内蔵1点の温度、および内蔵湿度のすべてで個別に表示/非表示が可能。
「温度を超えた」という事実だけでなく、「どれくらい大きく外れたのか」「どれだけの時間続いていたのか」「頻度はどうか」をパッと見て判断できます。これにより、単なる一時的なドアの開閉なのか、機器の不調の予兆なのかといった、原因究明と対策がスムーズになります。
通知のオン・オフ設定の機能を拡張し、曜日選択だけでなく「1時間単位」でのスケジュール指定が可能になりました。
【新機能2】1時間ごとのチェックON/OFFで、通知を受け取りたい時間帯だけをスマートに選択できます。
曜日ごとの設定に加え、1時間単位で通知のオン・オフを細かく指定できるようになりました。清掃時間や機器の霜取り運転など、あらかじめ予定されている作業時間帯の通知をオフにすることで、不要なアラートを削減できます。
現場には、あらかじめ予定されている「一時的な温度変化」が存在します。今回のアップデートで、こうした時間帯の不要な通知を止めることができます。
冷凍機が自動で行う霜取り運転中の温度上昇を把握していれば、その時間だけ通知をオフにし、本当に必要な対応に集中できます。
毎日決まった時間にお湯を抜く際、一時的に温度が下がっても通知をしない設定にできます。
ハサレポは、記録だけでなく、日々の運用で現場の皆様の安心を支えるツールでありたいと考えています。検討層の皆様にも、現場の声を大切にする姿勢を感じていただければ幸いです。お客様に長くお使いいただけるシステムであり続けるよう、進化を続けてまいります。
「ハサレポの機能や料金体系について、一度詳しく話を聞きたい」「現場に必要な機材や費用の概算が知りたい」など、ハサレポに興味をお持ちいただけたなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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