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マルチディスプレイを導入する

3-1. ディスプレイ用コネクタについて

ディスプレイコネクタの種類

一般向けに普及してきたディスプレイ・テレビ接続用のコネクターを紹介します。パソコンには、たいていD-Sub 15ピン、DVI、HDMIのいずれかが搭載されています。値頃感のあるディスプレイにはD-Sub 15ピンやDVI、4K対応などのモデルではHDMIやDisplayPortが搭載されています。

おもにパソコン向け
アナログ(VGA)
(D-Sub 15ピン)
デジタル(DVI)
(写真はDVI-D)
DisplayPort
おもに映像機器向け
コンポジット
(RCA)
※音声は赤白RCA
D端子 HDMI
※パソコン用としても
広く使われています

ディスプレイに複数のインターフェイスが混在するワケ

アナログディスプレイ(ブラウン管)時代から、パソコン標準のディスプレイ接続コネクタといえば、アナログ(D-Sub 15ピン)でした。液晶ディスプレイが普及してからは、よりクリアに表示できるデジタル方式(DVI)が多く使われるようになりました。

一方、テレビ・映像機器は、地上波アナログ放送用のコンポジット端子が使われてきました。しかしSD解像度(720×480ドット)までの対応だったため、ハイビジョン(1024×768ドット)放送が始まる頃にはアナログ方式のD端子やコンポーネント端子も搭載されるようになりました。

その後、Blu-rayでの映像コンテンツ提供やデジタル放送への移行を受けて急速にHDMIの普及が進み、今では主流の映像端子となっています。HDMIは1本のケーブルで映像と音声のデータ送信が可能で、HDCP(著作権保護技術)に対応したデジタル方式のインターフェイスです。パソコン用ディスプレイへの搭載も増えてきています。

DisplayPortはHDMIと同じくDVI規格を進化させた規格で、主にパソコン向けに考案されました。HDCPほか4Kなどの高解像度に対応しており(HDMIはバージョン1.4以降で4Kに対応)、ノートPCでも外部ディスプレイ接続用としてDisplayPort出力端子を備えるモデルがあります。

※ 弊社製ディスプレイアダプタは、HDCPに対応していません。HDCPで保護されたコンテンツを再生することはできません。

3-2. パソコン・ディスプレイのコネクタと仕様を確認する

  1. パソコンの接続コネクタを確認します
    デスクトップPCなら、メインディスプレイを接続しているコネクタの他に、ディスプレイ接続用のコネクタがないか確認します。ノートPCでは、外部ディスプレイ出力の接続コネクタがないか確認します。

  2. ディスプレイ(テレビ)側の映像入力端子を確認します
    ディスプレイ側の端子も、上記のいずれかを備える機種がほとんどです。

  3. パソコンおよびディスプレイ(テレビ)の対応解像度を確認します
    対応解像度は、パソコンやディスプレイの取扱説明書などで確認してください。複数コネクタをもつ機種では、コネクタの種類によって対応解像度が異なる場合があります。(たとえばテレビの場合、HDMI端子はフルHD(1920×1080)に対応していても、VGA端子はワイド表示に対応していない場合があります)

3-3. パソコンとディスプレイをどう接続するか決める

コネクタの組み合わせ別接続方法

以下に、コネクタの組み合わせ別に、接続方法の例をご紹介します。
出力側
(パソコン)
のコネクタ
入力側(ディスプレイ・テレビ)の端子
アナログ デジタル
コンポジット
VGA

DVI

HDMI
DisplayPort
アナログ コンポジット
ケーブル直結 RP-AV2HD1
で接続
 
VGA
ケーブル直結 REX-VGA2DVI REX-VGA2HDMI
シリーズ
デジタル DVI

ケーブル直結
HDMI

RP-HD2AV1
で接続
REX-HDMI2VGA
で接続
ケーブル直結
DisplayPort

ケーブル直結
USB
Type-A

REX-USBDVI2
(出荷完了)
で接続
REX-USB3HDMI
または
REX-USB3HD-4K
で接続
REX-USB3DP-4K
で接続

※当社ではD端子に変換する製品は扱っていないため、上記一覧には掲載していません。

ディスプレイアダプタ(USB接続、VGA接続)のメリット・デメリット

USB接続とVGA接続、どちらか迷ったときは、それぞれの製品の特徴をみて選びましょう。
手軽にマルチディスプレイを実現するなら、USB接続がおすすめ。一方、VGA to DVI/HDMI 変換アダプタなら、VGA接続ならではのメリット(メインディスプレイの接続に使いたい、パソコンに負荷をかけずに動画を映したい、など)を活かせます。
  USB接続
(REX-USB3HDMI、
REX-USB3DP-4K/USB3HD-4K)
VGA接続
(REX-VGA2DVI・REX-VGA2HDMI)
メリット
  • パソコン側の対応解像度を気にせず、簡単に導入できる
  • ほとんどのパソコンに標準装備しているUSB(Type-A)ポートに接続できる
  • USBバスパワーで動作(ACアダプタ不要)
  • デジタルならではのクリアな画質
  • オリジナルユーティリティを添付
  • ディスプレイ2台以上(最大6台)の追加が可能
    ※1920×1200(WUXGA)以上では1台のみ
  • 音声出力も可能
  • ドライバのインストール不要
  • 表示が高速。テレビの倍速表示に対応
  • 信号変換は製品本体でおこなうため、CPU負荷がほとんどかからない
  • メインディスプレイとして使用可能(VGAポートがメインとして設定可能な場合)
デメリット
  • ドライバのインストールが必要
  • CPUで変換処理をおこなうため、表示速度(特に動画)はパソコンの性能に依存する
  • 増設ディスプレイとしてのみ使用可能(メインには使えない)
  • パソコン側のVGA出力の対応解像度、リフレッシュレートおよびディスプレイの各入力端子の対応解像度、リフレッシュレートが一致する必要あり
  • 外部電源(ACアダプタまたはUSBバスパワーケーブル)の接続が必要
  • アナログ以上の画質にはならない

USB以外では対応解像度に注意

ディスプレイ用コネクタ同士の接続では、パソコンとディスプレイの両方が対応している解像度のみ映し出すことができます。特にアナログ(VGA)接続ではワイドディスプレイに対応していないこともあり、その場合は思い通りの解像度で表示できません。VGA接続の変換アダプタ(REX-VGA2DVI、REX-VGA2HDMI)を使用する場合も同様に、接続コネクタがその解像度に対応しているか確認しておく必要があります(下図)。
なお、コンポジットに変換する場合、出力がフルHDの映像データであっても、表示解像度は720×480ドットとなります。


USBで4K表示する際の注意点

USBディスプレイアダプタ(REX-USB3HDMI、REX-USB3HD-4K、REX-USB3PD-4K)を使って、パソコンのUSBポートとディスプレイを接続する際は、ディスプレイアダプタがディスプレイ(テレビ)から解像度の情報を取得し、自動的に最適な解像度に設定されます(下図)。USBディスプレイアダプタでは、パソコン側の対応解像度を気にする必要はありません。つまり、パソコンの映像出力が4Kに対応していなくても、4K対応のディスプレイアダプタを使えばUSB経由で4K映像を出力することができます。

ただし、VGA接続ではアダプタ本体で信号変換をおこなうのに対し、USB接続の場合はパソコン上で信号変換の処理をおこなうため、パソコンにある程度のスペックが求められます。特に4Kなどの高解像度表示や動画表示では、パソコンに求められるスペックが高くなるので、各製品情報で確認しておいてください。

また、USBディスプレイアダプタ(REX-USB3HD-4K、REX-USB3PD-4K)で4K解像度を表示する場合、「(1)最大フレームレートが30pとなる」「(2)Macでは動画がなめらかに表示されない」点をご注意ください。

3-4. つなげる

USB接続のディスプレイアダプタ使用時

  1. 添付CD-ROMのソフトウェア(またはインターネットで提供されているドライバー)をインストールします。


  2. ディスプレイとディスプレイアダプタを接続し、ディスプレイの電源を入れます。


  3. パソコンにディスプレイアダプタを接続します。

VGA接続の変換アダプタ使用時

VGA(D-Sub 25ピン)しか持たないパソコンにHDMI搭載テレビなどを接続する方法です。ドライバーなどのインストールは必要ありません。
  1. パソコン、ディスプレイの電源を切った状態で、すべてのケーブルを接続します。

  2. ディスプレイの電源を入れます。

  3. パソコンの電源を入れます。


HDMI接続でコンポジット変換時

古い端子しか持たないディスプレイやプロジェクターをパソコンに接続する際のつなげ方です。ドライバーなどのインストールは必要ありません。


3-5. カスタマイズする

解像度やマルチディスプレイに関する設定は、パソコン上でおこないます。

各種設定

  1. Windows標準の「ディスプレイ設定」(Windows 10)または「画面の解像度」(Windows Vista/XPは「画面のプロパティ」)で、各ディスプレイの解像度・ディスプレイの向き・拡張/複製(ミラー)を指定します。

    ※Windows 7以降の場合、複製(ミラー)モードで使用できる台数は2台までとなります。

  2. USB接続タイプのディスプレイアダプターでは、マルチディスプレイを快適にするユーティリティが使用できます。ユーティリティの機能や設定方法は、次ページのユーティリティ使いこなし術を参照ください。

    【マルチディスプレイユーティリティのおもな機能】
    ディスプレイごとに
    異なる壁紙設定
    拡張モニタにもタスクバー表示 指定のディスプレイに移動する
    ホットキー
次ページ:マルチディスプレイユーティリティ使いこなし術

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