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SA-DK1EUの設定と制限について


本制限は、シリアルNoがDK1EU0009999以前のSA-DK1EUについて記述したものです。
(シリアルNoがDK1EU0010000以降のSA-DK1EUでは、モードの設定は必要ありません)

3Gbps HDの1.5Gbpsモード設定について

3Gbpsでのデータ転送が可能なSATAインターフェイスやマザーボードとハードディスクの間で本製品を使用すると、3Gbpsでデータ転送が行われるためデータ化けが発生し、ハードディスクが認識されない、あるいは不明なフォーマットのハードディスクとしてファイルが見えなくなる、などの問題が発生します。(下図「3Gbps/1.5Gbps通信モード対応表」(a) )

この問題は、本製品内部のeSATA/USB 2.0切替回路が1.5Gbpsのデータ転送にのみ対応しているために発生します。本製品を1.5Gbps転送のSATAホストインターフェイス REX-PCI15S(別途SATA-eSATA変換ケーブルが必要です)、REX-CB15S やUSBに接続した場合は1.5Gbpsでのデータ転送となりますが、パソコン側の接続ポートが変更になっても継続してHDを使用できるよう、接続環境に関わらず本製品のトレイに装着する3Gbps対応HDは1.5Gbpsモードに設定して、ご使用ください。3GbpsモードでのHD使用は、原則サポート対象外とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。



ほとんどの場合、3Gbps対応HDは接続コネクタ近くにジャンパブロックを備えています。HDの1.5Gbpsモードへの変更は、このジャンパブロックにプラグを装着することで可能となっています。ジャンパブロックへのプラグの装着位置はHDDによって異なります。一部HDDについては、本製品添付の補足文書にて、1.5Gbpsモードの設定方法を案内しています。⇒1.5Gbpsモードの設定方法(PDF)
※その他のHDDについては、HDのマニュアルやデータシートなどでご確認ください。
※1.5Gbps HDの場合、ジャンパブロックの設定は必要ありません。

ジャンパブロックの一例
(ジャンパブロックの位置・形状は
HDDにより異なります)
製品に添付のジャンパプラグ
赤:2.54mmピッチ、黒:2mmピッチ
(使用するプラグはHDDにより異なります)

日立(HGST)製ハードディスクのようにジャンパプラグでモード設定ができず、外見からは転送速度モードが判別できないハードディスクはサポート対象外とさせていただきます。

なお、REX-SATAシリーズでご使用の3Gbps HDを本製品で使用する場合も、同様に1.5Gbpsモードへの変更が必要になります。すでにSA-RC1シリーズなどと組み合わせて3Gbps環境を構築し1.5Gbpsモードへの変更が難しいお客様や、日立(HGST)製ハードディスクでREX-SATAシリーズをご愛用いただいているお客様は、以下にて1.5Gbps転送とすることも可能です。
  1. 本製品を1.5Gbps転送のSATAホストインターフェイス(REX-PCI15SREX-CB15Sなど)やSATAポートに接続する。
    ※上図「3Gbps/1.5Gbps通信モード対応表」の (d) に相当します。
    ※REX-PCI15Sでご使用の場合、オプションのSATA-eSATA変換ケーブル(RCL-SAES-03B)が必要です。
  2. 本製品をUSB 2.0ポートに接続する。
    ※上図「3Gbps/1.5Gbps通信モード対応表」の (e) に相当します。
これらの場合、接続ポートを3Gbps対応のSATAポートに変更するとデータ化けが発生します。パソコンや接続ポートを変更する際には、本製品を3Gbps対応のSATAポートに接続しないよう、ご注意ください

eSATA接続をメインに使用される場合は、3Gbps転送に対応した eSATAリムーバブルケース SA-DK1ES をおすすめします。


その他の制限について

VIA VT8237/VT8237R/VT6420/VT6421L、SiS SiS760/SiS964チップセット搭載のマザーボード
  上記マザーボードの SATAポートに接続した場合、本製品内のHDDが認識されません。このような場合はマザーボード上のSATAポートを使用せず、別途REX-PCI15S等のSATAホストアダプタをご用意ください。

Seagate ST3500641AS (SATA HD)
  本製品では使用できません。検証により正常に動作しないことが確認されているため、サポート対象外とします。

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