指紋認証システムセット（ダイジェスト版）[RATOC]

現在IDやパスワードは、パソコンにおける個人認証として広く用いられています。しかし、パスワードは第三者によるアクセスも可能なため、セキュリティの観点から、生体特徴を用いて認証するバイオメトリクス認証が注目されています。その中でも実用化がもっとも進んでいる指紋認証は、本人受入、他人拒否とも高い精度を誇っています。パスワードのような複数ユーザーでの共有や漏えいによるなりすましがないことから、指紋認証は本人確認の安全で確実な方法といえます。
ラトックのUSB指紋認証システムセットは、オフィスやご家庭でセキュリティ性の高い指紋認証を簡単に導入いただける、指紋センサーと認証ソフトウェアのセットです。

● USB接続の指紋センサー

指紋の特徴点保存と暗号化でプライバシー保護

隆線は指紋の模様を形成する皮膚の盛り上がった部分で、特徴点には隆線が止まっている部分（端点）と隆線が分岐している部分（分岐点）があります。特徴点相関方式では端点と分岐点のデータのみを使いますので、指紋データが記録されることはありません。
USB接続、バスパワー駆動の軽量コンパクト設計

パソコンとは、USBケーブル1本の簡単接続。USBから供給される電源で動作するので、ACアダプタは不要です。接続ケーブルは指紋センサー本体から取り外せるセパレート式。本体側にはUSB miniBコネクタを採用し、市販USBケーブルへの交換にも対応できます。コンパクト設計で、設置場所を選びません。

● 指紋認証ソフトウェア OmniPass

指紋でパスワード入力の手間を省く
WindowsログオンやWebサイトのログインで、ユーザ名とパスワードを入力する代わりに、指紋による認証がおこなえます。また、指紋認証を必須に設定することで、パスワードによるログインよりセキュリティレベルを上げることも可能です。
指紋でファイル・フォルダの暗号化
ファイル・フォルダのデータ暗号化に対応。ファイルのアクセス制限に暗号化を加えれば、より機密性の高いデータ保護が可能です。部署ごとなど複数ユーザで暗号化ファイルを共有する場合は、ファイルやフォルダごとにユーザの設定が可能。
複数ユーザの登録に対応
１台のパソコンを複数人数で使う場合に便利な、複数ユーザの指紋登録に対応しています。Windows起動時は、指紋認証により自動的にユーザ選択されログオン。Webアカウント情報やファイル暗号化はユーザごとの管理となり、本人以外のユーザに閲覧や変更されることはありません。

ラトックオリジナルのソフトウェアでニーズに応えます

【無償】開発キットで自作アプリケーションに組み込み

指紋認証エンジンSDKにより、Windows プログラムから指紋の登録、認証、削除が可能。OmniPassを使用せず、認証エンジンを直接制御。ユーザ登録を含めたより自由度の高いアプリケーション開発を支援します。
※SDKはご希望の方に別途郵送
>> 開発キット（SREX-SDK2）のご案内

【別売】指紋でディスク全体を暗号化

別売のソフトウェア「Secure Guard Manager」により、指紋を使用したディスク全体の暗号化・復号化が可能に。ディスク単位のデータ管理が多い現場に最適です。本ソフトウェアは、ハードディスクやメモリカードの転送速度を保ったまま、指紋認証を付加できます。パスワード認証との併用も可能。
>> Secure Guard Managerのご案内




USB指紋認証システムセット SREX-FSU1G		USB指紋認証システムセット SREX-FSU2
	Windows 7/Vista/XP/2000		Windows 7/Vista/XP、Server 2008/2003