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電話回線を活用する


高速伝送を実現するブロードバンド時代に、なぜナローバンド時代の通信手段であったアナログ電話回線へ接続したいというニーズがあるのか。その理由として、電話回線はすでに敷設されている身近な回線であり、専用回線を用意しなくても容易に接続できるというメリットが挙げられます。以下に、パソコンで電話回線が活用されているシーンを紹介します。

リモートアクセス

回線の利用率が低い場合の通信手段として
  送信するデータ量や接続頻度が少ない場合、電話回線でダイヤルアップ接続してデータを送る方が、常時接続より初期コスト・運用コストを低くおさえることができます。
 
例:POSデータのアップロード
専用線の敷設が難しい場所・期間限定での回線利用
  専用線の敷設が難しいテナントや、一時的に使用する事務所の通信手段として、電話回線を使用します。

ネットバンキング

金融機関の専用ソフトを使用して、パソコン上で金融取引
  専用ソフトの制限やセキュリティ上の理由などにより、常時接続での取引ができないネットバンキングで、電話回線を使用して金融機関のホストと通信をおこない、経理処理の効率化をはかります。
 
  ※弊社製モデムでファームバンキングソフトを利用した場合の動作確認状況は、「動作確認済みソフトウェア一覧」を参照ください。

FAXデータ送受信

FAXソフトを使用して、パソコン上でFAX送受信
  パソコンから直接FAX送信したり、受信したFAXデータをパソコンで受ける際に、電話回線を使用します。
 
  ※弊社製モデムでFAXソフトを利用した場合の動作確認状況は、「動作確認済みソフトウェア一覧」を参照ください。

バックアップ回線

常時回線が使用できない時の緊急回線として
  通常使用している回線がトラブルやメンテナンスなどにより接続できないとき、バックアップ回線として電話回線を使用します。
 

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