SPI/I2Cプロトコルエミュレーター(ハイグレードモデル)
REX-USB61 mk2(FAQ) 2020-02-26版
● ご購入前に多い質問 ●
- 購入方法を教えてください
- 弊社製品を販売しているRATOC Direct・販売店・ネットショップ・代理店・RATOC Premier・RATOC e2e Storeからご購入いただけます。詳しくは弊社ショップ情報をご参照ください。
- 製品に添付しているばら線ケーブルのピンヘッダサイズを教えてください
- 2.54mmピッチのピンヘッダに、直接装着することが可能です。また、ピン長が6mmである雄コネクタを想定して設計しております。 短いタイプの場合、接続しているピンが抜けやすくなることも考えられますので、6mm以上を推奨します。
- 製品に添付しているばら線ケーブルのコネクタ型番を教えてください。(本体側コネクタ)
- HIF3BA-20D-2.54R(ヒロセ)を使用しています。
- REX-USB61mk2を複数使用することはできますか?
- 1台のPCに4台までご利用可能です。
- SPIスレーブとして使用できますか?
- 本製品はSPIスレーブに対応しています
- マルチマスターに対応していますか?
- 本製品はマルチマスターに対応しています。
- 本製品1台にSPIスレーブデバイスは何台まで接続できますか?
- 最大で8台までのSPIデバイスを接続できます。
この場合、DIO0〜DIO7端子をSS信号として使用し、SS端子とは同時に使用できません。
使用方法や動作環境(動作周波数、消費電流、負荷容量、抵抗成分など)により、接続台数は減少します。 また、SS信号として使用しないDIO端子を個別にDIOとして利用することも可能です。
- RoHS指令に対応していますか?
- RoHS指令には対応しておりませんが、有害6物質不使用製品です。 (鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの使用を制限)。
● 技術的な内容について ●
- 最新のファームウェアおよびドライバーはダウンロード可能ですか?
- 最新ファームウェアとドライバーはこちらからダウンロードが可能です。
- バス上のデータをモニタリングする機能はありますか?
- モニタリングする機能はございません。
REX-USB62はI2C/SPIバス上のデータをモニタリングすることが可能です。
- サンプルプログラムの開発環境について教えてください
- 製品にはVC6/VC2010/VB6/VB2010/C#2005/C#2010で開発したサンプルプログラムが添付しております。
⇒ ダウンロードはこちら
- 64bit版のアプリケーションに対応していますか?
- 64bit版のDLLはこちらからダウンロードし、C:\Windows\System32に上書きコピーしてください。(libファイルは開発環境がVCの場合に使用します。) OCXは64bit版には未対応となっておりますので、DLLから直接関数を呼び出す必要があります。
- 複数あるPowerおよびGNDはそれぞれ共通ですか?
- PowerおよびGNDはそれぞれ共通となっておりますので、接続の際には各1ピンのみ接続してください。
- LabVIEWで制御可能でしょうか?
- LabVIEW用のドライバーは提供しておりませんので、 本製品付属のAPIを呼び出して制御する必要があります。
- SPI Flash ROMに書き込みできるアプリと対応デバイスの型番を教えてください
- [EEPROM 書込みプログラム]を使用することで、下記一覧(アプリでプリセットされている)のSPI Flashへの書き込みが可能です。
アプリ内でカスタム設定を行うことで上記以外のデバイスの制御も可能となりますので、制御デバイスの仕様と[REX-USB61-EEPROM ユーザーズマニュアル]の第2章をご参照ください。メーカー:ISSI
IS25LQ025B/IS25LQ512B/IS25LQ010B/IS25LQ020B/IS25LQ040B/IS25LQ080B/IS25LQ016B/
IS25LQ032B/IS25LP064B/IS25LP128Bメーカー:[SPANSION
S25FL032P/S25FL064P/S25FL129Pメーカー:winbond
W25M512JV。
W25Q20CL/W25Q40CL/W25Q16CL/W25Q32BV/W25Q64CV/W25Q128BV/W25Q256FV/
- EEPROM書き込みプログラム(EEPROMProg.exe)で電源供給設定を「なし」に設定する方法を教えてください
- EEPROMProg.iniファイルを開き、[Application]セクションに USB61PowerCtrl=1を追加してください。
- クロックストレッチに対応していますか?
- 本製品はクロックストレッチに対応しています。
- SPIスレーブモードで使用時、マスター側からのデータに応じて返す値を変更することはできますか?
- 製品付属のサンプルプログラムでは、予め準備したデータをマスター側へ返す仕様となっています。
Slave動作中に応答データの変更を行なうには、プログラム内でその都度応答データの変更を行なっていただく必要があります。
ご参考までに弊社で確認した各処理時間については以下の通りとなります。
・REX-USB61mk2自体がコマンドを受け取ってから処理完了までの時間(約10us 〜 30us)
・APIusb61mk2_spi_transmit_master()で256バイトのリードが完了するまでの時間(約3ms)
- スクリプトツールはスレーブ動作にも対応していますか?
- 残念ながらスクリプトツールはスレーブ動作に対応しておりません。
製品添付のサンプルプログラムまたはアプリケーションを自作して制御していただく必要があります。
- SS信号をActive Highとして利用できますか?
- DIOポートを接続デバイスのCS端子に接続して制御することで、極性を反転したSS端子(Active High)としてご利用いただけます。
- REX-USB61と互換性はありますか?
- REX-USB61とはドライバー/APIの互換性はございません。
また、ばら線ケーブルの配列も異なりますので共通ではご利用いただけません。
- SPIの周波数設定値について教えてください
- 1. 近似値の計算式は下記となります。
周波数の近似値 = (((100 * 1000000) * 10 / (2 * (内部設定値 + 1)) ) + 5) / 10
内部設定値の範囲は、0x0000〜0xFFFFです。
例)0xC34Fを設定した場合は、計算結果は1000.5となり、小数点切捨てで1000Hzとなります。2. 周波数から内部設定値の計算式は下記となります。
ただし、本製品の仕様として、近似値への丸め込みは設定周波数より小さい近似値へ丸め込みます。
内部設定値 = (((100 * 1000000) * 10 / (2 * 設定周波数) ) + 5) / 10 - 1
これより、2番で内部設定値を計算後1番で逆算することで近似値が計算できます。
- 電圧レベルのスレッショルドVIL(max)/VIH(min)について教えてください
- 電圧レベルのしきい値は以下のとおりです。
VIL:USB61出力電圧(or 外部入力電圧)×0.3
VIH:USB61出力電圧(or 外部入力電圧)×0.7
● 保守サポートについて ●
- 修理およびサポートの窓口は?
- 【お問い合わせ窓口】
電話でのお問い合わせはI&Lサポート専用ダイヤル
TEL 大阪 06-6633-6741(月〜金 10:00〜13:00 14:00〜17:00)
をご利用ください。
E-MAIL、FAXでのお問い合わせ(24時間受付/順次回答)
・E-MAIL:サポートセンター宛メール
・FAX:06-6633-8285
【修理依頼について】
修理の受付手順等、詳細については下記リンクからご確認ください。
・修理受付と窓口のご案内
【修理およびサポートの提供期間について】
出荷完了後5年を経過した製品については、原則として修理、保守、サポートの提供を終了させていただいております。詳細は、「弊社製品の修理・サポート期間について」をご確認ください。
- 海外でのサポートは?
- 本製品は日本国内仕様のため、海外での保守およびサポートはおこなっておりません。
海外へ輸出される場合は、経済産業省が発行する輸出貿易管理令の該非判定用パラメータシートを発行させていただきます。 非該当証明書申請フォームよりお手続きください。
- アプリケーションの開発依頼は、受けてもらえるのですか?
- お受けしております。最初にお客様からの要求仕様をお聞きして、受託開発可否の検討させて頂きます。お引き受け可能と判断した場合は、お客様仕様での必要工数を算出し、お見積りをご提示させて頂きます。
ご依頼の際は、
受託開発相談フォームよりお申込ください。⇒ 受託開発ご相談フォーム