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【徹底解説】HDMIスイッチャーとは?4K対応のおすすめ4選も紹介
2025年5月30日
複数の機器をテレビに繋ぎたい…
テレビへの接続が必要なブルーレイレコーダー、ゲーム機、Fire TV Stick。
「テレビのHDMI端子が足りなくて繋げない…」そんな経験はありませんか?
わざわざケーブルを抜き挿しするのは面倒ですし、時間もかかりますよね。
そんなお悩みを解決するのが「HDMIスイッチャー(HDMI切替器)」です。
今回の記事では、HDMIスイッチャーの仕組みやおすすめ製品をご紹介。
複数の機器をテレビに接続したい方は、ぜひチェックしてみてください!
HDMIスイッチャーとは
HDMIスイッチャー(HDMI切替器)とは、複数のHDMI機器を切り替えて出力できるデバイスです。
使いたいHDMI機器を選んで、1台のテレビ(もしくはモニター/ディスプレイ)に出力。
「テレビ側のHDMIポートが足りない…」という時におすすめです。
複数入力をかんたん管理
HDMIスイッチャーは複数の入力ポート(2~8ポートなど)を搭載しています。
テレビに出力する信号は、ボタンやリモコンで切り替え可能。複数の入力をかんたんに管理することができます。
高精細な映像・大迫力の音声をそのまま出力
テレビに出力される映像・音声は、HDMIスイッチャーのスペックにも左右されます。
一部製品は「4K」「HDR」「音声分離機能」などの技術に対応。画質や音質を劣化させることなく楽しめます。
その他「ARC機能」「AV入力」などがあれば、幅広い機器で活用することができます。
HDMIスイッチャーの選び方
対応解像度/リフレッシュレート
4Kや1080pなどの「解像度」は、数値が大きいほど高精細な映像に。 60Hzや120Hzなどの「リフレッシュレート」は、数値が大きいほどなめらかな映像表現が可能です。
「HDMIスイッチャーを通したら低画質になった…」といったトラブルを防ぐために、スイッチャーのスペックをしっかり確認しておきましょう。
※60H/120Hz/240Hzの比較(イメージ)
120Hz以上は残像感がなく、照準や動きが視認しやすい
入力機器ごとのおすすめスペック
- 【PS5、Xbox Series X】4K120Hz
- 【PS4 pro、Fire TV Stick 4K、DVDプレーヤー】4K60Hz
- 【PS4、Nintendo Switch、Fire TV Stick】1080p60Hz
切替方式
HDMIスイッチャーの切り替え方式は、主に2種類あります。
【自動切替】電源を入れたり、録画を開始したりすると、自動で入力が切り替わるタイプ。
頻繁に切り替える場合でも手間がかからず便利です。
【手動切替】ボタンを押して自分で切り替えるタイプ。
「ゲーム中に録画が始まって、突然レコーダーの画面に…」といった、予期せぬ切り替えを防ぐことができます。
初めて使う方には、シンプルで操作しやすい「手動切替」がおすすめです。
VRR対応
ゲーム用途であれば「VRR(可変リフレッシュレート)」も重要です。
処理が重い戦闘シーンなどでは、映像がカクついたり、ずれているように見えることがありますよね。こうしたコマ落ち(スタッタリング)やちらつき(ティアリング)を抑制するのが「VRR」です。
※ティアリング(イメージ)
ゲーム機やゲームタイトルがVRRに対応していても、HDMIスイッチャーが対応していなければ真価を発揮できません。PS5などに接続する場合は、VRR対応かどうかを必ず確認しましょう。
参照:PlayStation公式ブログ:PS5™は今週からVRR(可変リフレッシュレート)に対応!
音声分離機能
「テレビのスピーカーでは物足りない…」と感じる方は、この機能も要チェック!
音声分離対応のHDMIスイッチャーなら、外部スピーカーやアンプに音声を出力可能。
ゲームや映画を大迫力のサウンドで楽しめます。
テレビ視聴に便利なARC機能とは?
テレビの音声を外部オーディオ機器で再生することができる機能です。
映像は普段通りテレビに映して、音声は高音質の光デジタルスピーカーで再生…といった活用が可能。「テレビ番組を高音質/大迫力で楽しみたい!」という人におすすめです。
ARC対応ポートに接続する必要があります
ARC機能の外部音声出力は光デジタル端子のみ対応
AV入力対応
AV入力に対応したHDMIスイッチャーなら、レトロゲームやVHSデッキも接続可能。
HDMI機器とAV機器をまとめて切り替えられるので、幅広い機器をスムーズに使えます。
おすすめのHDMIスイッチャー4選
先ほどご紹介した条件は「対応解像度/リフレッシュレート」「切替方式」「VRR対応」「音声分離機能」「AV入力対応」の5つ。
ここからは、上記を踏まえたおすすめのHDMIスイッチャーをご紹介します。
スペックや切替方式をチェックして、自分にぴったりの一台を見つけてみてください!
最大解像度やリフレッシュレート、VRRは、テレビやディスプレイ等の接続機器に依存します。
HDMI2.1規定の8Kや4K120Hzでの接続には、UltraハイスピードHDMIケーブルを必ずご使用ください。
初めての導入ならコレ!RS-HDSW21-8K
HDMI機器を2台まで接続できるスイッチャー。
4K120HzやVRRに対応しており、ゲームプレイも快適に楽しめます。
「初めてスイッチャーを使う」「接続台数は2台で十分」という方におすすめ!
対応解像度/リフレッシュレート:4K120Hzなど
切替方法:手動(本体ボタン)
HDMI切替器 RS-HDSW21-8K Amazonページ
ゲーム用途ならコレ!RS-HDSW41-8K
HDMI機器を4台まで接続できるスイッチャー。
4K120HzやVRRに対応しており、滑らかで快適なプレイが可能です。
「ゲーム機に使いたい」「3~4台をまとめて接続したい」という方におすすめ!
対応解像度/リフレッシュレート:4K120Hzなど
切替方法:手動(本体ボタン、リモコン)/自動
HDMI切替器 RS-HDSW41-8K Amazonページ
音声分離対応ならコレ!RS-HDSW41A-4K
HDMI機器を4台まで接続できるスイッチャー。
音声分離に対応しており、外部スピーカーやアンプへの音声出力が可能です。
「映画やゲームを大迫力で楽しみたい」という方におすすめ!
対応解像度/リフレッシュレート:4K60Hzなど
切替方法:1台目は自動、2台目以降は手動
HDMI切替器 RS-HDSW41A-4K Amazonページ
レトロゲームならコレ!RS-HASW41A-4K
HDMI機器3台+AV機器1台を接続できるスイッチャー。
AV入力に加え、音声分離にも対応。
「HDMI機器/AV機器をまとめて切り替えたい」「映画やゲームを大迫力で楽しみたい」という方におすすめ!
対応解像度/リフレッシュレート:4K60Hz(HDMI入力)、1080p(AV入力)など
切替方法:手動(本体ボタン、リモコン)