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【RAID機能は必須?】HDDケースの選び方&おすすめ3選
2024年7月31日
内蔵用HDDを外付けHDDとして使用できる「HDDケース」。
色々な種類や機能があって、「どこを見て選べばいいの?」という方も多いと思います。
そこで今回は、HDDケースを購入する時の注意点やおすすめ製品をご紹介。
ぜひ購入する際の参考にしてみてください!
そもそもHDDケースとは?
HDDケースとは、内蔵用HDDを外付けHDDとして使用できるようにするためのケースです。
換装で使わなくなったHDDも、ケースに収納すれば再利用可能に。新しい外付けHDDを購入するよりも低コストで導入できる場合もあるため、多くのユーザーに利用されています。
また、RAID機能を活用すれば、バックアップデータの安全性を向上させることも可能です。HDDを複数持っている場合は、ぜひRAID機能を検討してみてください。
RS-EC32-U3RZ/RS-EC32-U3RWSZでの接続例
HDDケースを購入する時の注意点
ここでは、HDDケースを選ぶ際に「気を付けたいポイント」を5つご紹介します。
1. HDDのサイズ
収納できるHDDのサイズは「2.5インチ」「3.5インチ」の2種類が主流です。 ケースを購入する前に、持っているHDDのサイズを確認しておきましょう。
2. HDDとの接続コネクタ
HDDとの接続コネクタは「SATA」「IDE」の2種類が主流です。 古いHDDは「IDE」を採用していることもありますが、現在の主流は「SATA」になります。
持っているHDDの接続規格を確認し、それに対応するものを選びましょう。
3. PCとの接続インターフェイス
接続インターフェイスは「eSATA」「USB」の2種類が主流です。 ケースを購入する前に、PC側の仕様を確認しておきましょう。
USBの場合は、インターフェイスによって転送速度が大きく異なる可能性もあります。「高速転送に対応してるケースが欲しいんだけど…」という方は下記の表を参考にしてみてください。
主なインターフェイスと最大転送速度(理論値)
【USB2.0】480Mbps
【USB3.0 / USB3.1 Gen1 / USB3.2 Gen1】5Gbps
【USB3.1 Gen2 / USB3.2 Gen2】10Gbps
4. 冷却性能
冷却ファンを搭載したHDDケースは、長時間の使用や高負荷の作業に適しています。しかし、静かな場所では動作音が気になる…といったデメリットも。
自身の使用用途や使用環境にあわせて検討しましょう。
5. RAID機能の有無
複数のHDDを組み込んで運用する際は、RAID機能を搭載したものがおすすめ。
RAIDは「2つ以上のHDDを1つのHDDであるように認識させる」技術のことで、高速化や安全性の向上をはかることができます。 下記の説明を参考に、どのRAIDモードで運用するか検討してみてください。
代表的なモード
RAID 0(ストライピング)
2つのHDDにデータを分散することで、処理速度を短縮することができます。ただしHDDが1つでも故障してしまった場合、データを失うリスクがあります。
RAID 1(ミラーリング)
2つのHDDに同じデータを書き込むことで、データの安全性を確保します。1つのHDDが故障した場合でも、もう1つのHDDに残っているデータを利用することができます。
RAID機能搭載!HDDケースのおすすめ3選
ここからは、RAID機能を搭載した「おすすめのHDDケース」を3つ紹介します。
収納できるHDDのサイズや冷却性能を見て、自分に合ったものを探してみてください。
高速転送対応の2.5インチモデル!!RS-EC22-U31R
「2.5インチHDD/SSD」 2台に対応したHDDケース。
USB3.2 Gen2(10Gbps※)に対応しており、大容量のデータ転送におすすめです。
動作モード:RAID1 / RAID0 / JBOD(スパンニング)/ SINGLE
冷却性能:冷却FAN非搭載の静音設計
同梱品:2本のUSBケーブル(Type-A/Type-C)、ACアダプターなどを添付
Apple M1シリーズおよびApple M2シリーズチップを搭載したmacでは、Apple側の制限により転送速度5Gbpsで実行されます。(2023年3月現在)
RAIDケース RS-EC22-U31R Amazonページ
お手頃価格の3.5インチモデル!RS-EC32-U3RZ/RS-EC32-U3RWSZ
「3.5インチ SATA HDD」 2台に対応したHDDケース。
USB3.0/2.0(5Gbps)に対応しており、カラーバリエーションは「ブラック」「ホワイトシルバー」の2種類があります。
動作モード:RAID1 / RAID0 / JBOD(スパンニング)/ SINGLE
RAID作成や省エネ設定に便利なソフトウェアがダウンロード可能
冷却性能:45℃以上で自動回転する冷却ファンを搭載
同梱品:USB3.0ケーブル(StandardA,B)、ACアダプターなどを添付
RAIDケース RS-EC32-U3RZ/RS-EC32-U3RWSZ 製品詳細
RAIDケース RS-EC32-U3RZ Amazonページ
高速転送対応の3.5インチモデル!RS-EC32-U31RZ
「3.5インチSATA HDD」 2台に対応したHDDケース。
USB3.1 Gen2(10Gbps※)に対応しており、大容量のデータ転送におすすめです。
別売品のリムーバブルケースがあれば、2.5インチ SATA SSDも装着可能です。
動作モード:RAID1 / RAID0 / JBOD(スパンニング)/ SINGLE
RAID作成や省エネ設定に便利なソフトウェアがダウンロード可能
冷却性能:45℃以上で自動回転する冷却ファンを搭載
同梱品:2本のUSBケーブル(Type-A/Type-C)、ACアダプターなどを添付
Apple M1シリーズおよびApple M2シリーズチップを搭載したmacでは、Apple側の制限により転送速度5Gbpsで実行されます。(2023年3月現在)