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【再生できなくなる前に】昔のビデオ・カセットテープの保管方法|デジタル化提案
2025年12月25日
あの頃の思い出が詰まったVHSなどのビデオテープやカセットテープ。
しかし、気づいたときには「カビが生えていた」「再生できなくなっていた」という声も多く、今日アナログメディアの劣化は避けられない問題です。
この記事では、テープ類の劣化を防ぐための保管方法をわかりやすく解説します。
さらに最後には、長期保存におすすめな「デジタル保存」 について、当社のRS-AVRECシリーズを使った方法をご紹介します。
大切なテープの管理に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!

ビデオテープ・カセットテープはなぜ劣化するのか?
ビデオテープやカセットテープなどのテープ媒体が劣化する主な原因は次のとおりです。
湿気
カビの発生や磁性体の剥離
高温
磁気の低下、テープの伸び
ホコリ
再生不良の原因に
磁気
強い磁気の近くに置くと映像・音に悪影響
とくに湿度は大敵で、湿気が溜まりやすい場所での管理はカビのリスクが高まります。

テープを長持ちさせる保管方法
(1)湿度40~60%、温度15~25℃の環境で保管する
テープは 高温多湿 が苦手です。 エアコンなどの空調が効いた部屋など、比較的乾燥した場所が理想です。
(2)縦に立てて保管する
横置きより縦置きの方がテープが変形しにくく、長期保存向きです。
(3)直射日光を避ける
日光による熱で磁気の劣化が進むため、日陰で保管しましょう。
(4)強い磁気から離す
スピーカー、電子レンジ、冷蔵庫など磁力を発する家電の近くはなるべく避けてください。
(5)テープを再生して巻き戻し直す
長期間同じ巻き状態で放置すると、テープに負荷がかかります。 年に1回程度、一度再生 → 巻き戻し を行うと劣化を抑えられます。

カビが発生した場合の注意点
テープの表面に白い粉のようなカビが見えることがありますが、家庭で無理にクリーニングするとテープが破損する危険があります。以下に当てはまる場合は、専門業者に依頼するのが安全です。
カビが全面に広がっている
テープが固く巻き付いている
再生時に異音がする
保存の新定番:デジタル化(データ化)
保管環境を整えても、テープそのものの寿命(20〜30年)は避けられません。 そのため、テープの映像を残す方法として、デジタル化して保存する方法がおすすめです。
デジタル化のメリット
パソコンやスマホで再生できる
バックアップが取れる
保管場所に困らない
家族で共有しやすい
家庭で簡単にデジタル化:RS-AVRECシリーズ
ラトックシステムの「RS-AVREC」シリーズは、VHS・8mmビデオ・miniDV・カセットテープなどのアナログ素材を、MP4やWAV形式へデジタル変換して保存できる製品です。変換したデータはSDカードやUSBメモリーに保存でき、バックアップも簡単に行えます。

ラインナップは3種類。下記を参考に、ご自身の条件に合ったものを探してみてください!
思い出ビデオ変換レコーダー1(RS-AVREC1)
VHS・8mm・miniDVなどのアナログ映像のデジタル化におすすめなモデル。
「気軽にビデオテープをデジタル化したい」という方におすすめです。

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思い出ビデオ変換レコーダー2 (RS-AVREC2)
アナログ映像のほか、カセットテープのデジタル化におすすめなモデル。
「高音質でカセットテープをデジタル化したい」という方におすすめです。

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思い出ビデオ変換レコーダー3 (RS-AVREC3)
ビデオテープやゲーム映像のデジタル化におすすめなモデル。
「アナログ映像のほか、HDMI入力した映像をデジタル化をしたい」という方におすすめです。

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まとめ:テープの保管とあわせて“デジタル化”も検討を
ビデオテープやカセットテープは適切に保管すれば長持ちしますが、湿気や経年による劣化を完全に防ぐことはできません。 そのため、アナログ保管に加えてデジタル化しておくことをおすすめします。
デジタルデータはバックアップもしやすく、家族との共有にも便利です。
思い出を守る手段のひとつとして、ぜひ RS-AVRECシリーズ によるデジタル化もご検討ください。




