新製品案内

Wi-Fi接続でRS-232C機器と通信できるRS-232Cアダプター 2025年12月下旬発売

2025年12月4日

ラトックシステム株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:近藤 正和、以下ラトックシステム)は、シリアル機器のRS-232Cコネクタに装着し、Wi-Fiでの通信を可能にする変換アダプターRS-WF62を、2025年12月下旬より出荷開始いたします。

製品名

製品型番

標準価格

JANコード

URL

Wi-Fi RS-232C 変換アダプター

RS-WF62

29,800円(税別)
32,780円(税込)

4949090600805

製品情報

Wi-Fi RS-232C 変換アダプターREX-WF60を2013年に発売して以来、RS-232C接続の無線化やシリアルインターフェイスを持たない端末との接続手段として、幅広い現場で利用されています。この度、REX-WF60の機能が引き続き使用可能な改良モデル「RS-WF62」シリーズを新たに開発しました。

従来モデルからの主な改良点は、以下のとおりです。

  1. データビット7bitにも対応
    従来品はデータビット8bitのみの対応でしたが、本製品は7bitにも対応。旧式のシリアル機器にも接続できるようになりました。

  2. アクセスポイントモードでの Wi-Fi セキュリティを強化
    アクセスポイントモード使用時、Wi-Fiセキュリティが従来品は未対応でしたが、本製品はWPA、WPA/WPA2、WPA2、WPA2/WPA3、WPA3に対応しました。

  3. 視認性に優れたLED 配置
    従来品のLEDは本体天面にあり、ポートの向きによっては見えませんでした。本製品ではコネクタの反対側にLEDを配置することで、どの向きに挿してもデータ送受信を確認できるようになりました。

  4. 電源入力範囲を拡大(5V → 5〜12V対応)
    機器からの受電は5Vのみ対応でしたが、本製品では5Vから12Vまでの電源を入力できるようになりました。

当社は、長年に渡ってRS-232Cデバイス向けインターフェイスの開発、販売をおこなっています。今後も現場のニーズに応える製品の開発と供給を続けてまいります。

製品特徴

  • RS-232C機器とパソコンをWi-Fi通信で接続
  • アクセスポイントモード・インフラストラクチャーモード、2つのモードを搭載
  • WindowsではCOMポートデバイスとしても認識
  • Windows用シリアルパラメーター設定、簡易ターミナル、サンプルプロプログラムをダウンロード提供
  • iOS/Android用ユーティリティとサンプルプログラムを提供
  • CTS/RTSを使用したハードウェアフロー制御をサポート
  • 駆動電源はACアダプター(標準添付)の他 D-SUB9番ピンを介して受給可能(5V~12V)
  • ACアダプター使用時、D-SUB9番ピンを介して外部デバイスへ供給可能(5V300mA程度)
  • 有害10物質不使用

対応デバイス

バックアップ電源、磁気カードリーダー、シリアルプリンター、電子天びんなど、RS-232Cポート搭載の機器

公衆回線モデム等、通信制御にDTR/DSRを使用するRS-232Cデバイスでは使用できません。

対応端末

Wi-Fi機能を装備した以下の機種

  • WindowsPC
  • iPhone / iPad
  • Android搭載スマートフォン / タブレット 等

関連 URL

Wi-Fi RS-232C 変換アダプター RS-WF62 製品情報

https://www.ratocsystems.com/products/rs232c/wireless/wf62/

ここに掲載されている内容は、報道発表日現在の情報です。 ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様・価格の変更等)されている場合があります。

   

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