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パソコン快適化談話

第3章 パソコンやスマホの音楽を本格サウンドで楽しもう!


〜 オーディオ機器 〜


ダウンロードした音楽をおうちでも楽しむには?

ちか iPhoneで音楽を聴くので、パソコンにも音楽がたまってきました。欲しい音楽だけネットでダウンロード購入することも増えたから、音楽の整理がタイヘンです。
ドクター パソコンで音楽データを管理するって、便利だし楽しいよね。iTunesのライブラリ機能で、オリジナルのコレクションを作って再生したり。時間をかけてカセットテープで編集していた頃を思い出すと、ホントにいい時代になったね(しみじみ…)。
ちか そのあたりはジェネレーションギャップを感じますけど。
ドクター それはさておき。集めた音楽は、おうちでも聴いてるの?
ちか 結局おうちでは、コンポでCD再生しているんです。パソコンやiPhoneの内蔵スピーカーは音質がイマイチで、どうも聴く気になれなくて。ホントはダウンロードした音楽も聴きたいんですけど…。
ドクター iPhoneの音楽をコンポで再生したらいいんじゃない?コンポにiPhoneをつなげて。
ちか iPhoneではメールやネットをすることが多いので、手元に置いておきたいんです。コンポにつなげちゃうと、その間ケーブルで拘束されちゃって使いにくいし。
ドクター つなげる、といってもケーブル接続じゃないよ。ワイヤレスでつなぐ方法があるんだ。
ちか えっ!?うちのコンポには、そんな機能なかったと思うんですが。
ドクター コンポに受信機を接続して、ワイヤレスの機能を追加すればいい。iPhoneからBluetoothで飛ばされてきた音楽データをそれで受信して、コンポの入力端子に伝送するんだ。

Bluetoothミュージックレシーバー
REX-LinkBT1
Phone/iPod/iPadだけでなく、Bluetooth対応スマートフォンやタブレット、
Bluetoothを搭載したパソコンの音楽も受信できる!
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約84(W)×75(L)×23.5(H)mmと
コンパクトで、設置しやすい
オーディオ出力端子は光デジタルと
アナログ(ステレオミニ)を装備
ちか これならiPhoneを普段通りに使いつつ、音楽再生もできていいですね。これで、おうちでもダウンロードした音楽を楽しめます♪
ドクター ライブラリの選択や再生/停止も手元でできるから、iPhoneをリモコン感覚で操作ができるのもいいね。僕はapt-X対応のAndroidタブレットで、ネットをしながら音楽を流してるよ。
ちか アプトエックス?
ドクター apt-XはBluetoothオーディオで採用されてきているコーデックだよ。従来の方式より高音質で、ワイヤレスにつきものの遅延も少なくなっているんだ。
ちか 使っているスマートフォンやタブレットが、apt-Xに対応しているかどうかは、どうしたらわかりますか?
ドクター apt-Xのライセンスを所有しているCSRのホームページで、対応機種を確認するといいね。(⇒スマートフォン⇒タブレット
ちか わたしのiPhoneはのっていないですね…apt-Xに対応していないスマートフォンやタブレットの場合はどうなるんですか?
ドクター 一般的なSBCコーデックで再生される。コーデックは自動的に選択されるから、特に設定などを意識する必要はないよ。

パソコンのサウンドを高音質で聴く

ちか パソコンの音質も、何とかしたいです。音楽だけじゃなく、動画も音質がものたりないと楽しさ半減なんですよね…。
ドクター パソコン標準の内蔵スピーカーは、「AVパソコン」など音質重視の設計でない限り、システム音を鳴らすためのものと考えた方がいいと思うよ。特にノートPCは内蔵できるスペースがタイトだしね。
ちか パソコンのイヤホンジャックに、高音質ヘッドホンやスピーカーをつなげたら改善されるでしょうか。
ドクター ある程度はよくなるけど、せっかくのヘッドホンやアクティブスピーカーの実力をフルに発揮できているかというと疑問だね。イヤホンジャックからは、ノイズがいっぱいのパソコン内部でデジタル−アナログ変換されたオーディオ信号が出力されるわけだからね。
ちか じゃあ、いい音で聴けるのは、AVパソコンでだけってことですか。
ドクター いや、そこでここ最近ブームになっているが「PCオーディオ」。これは、パソコンにオーディオ処理を専門におこなう機器を接続して、高音質化するものなんだ。パソコンをAV機器に例えると、内蔵スピーカーを使う方法はコンパクトなCDラジオ、PCオーディオは好みのアンプやスピーカーを組み合わせて構築するオーディオシステムに似ているね。
ちか PCオーディオ…って難しくないですか?
ドクター パソコンのUSBポートを活用する「USBオーディオ」なら、簡単に導入できて選択肢も広いからおすすめ。その中でも究極に導入が簡単なのは、このヘッドホンだね。パソコンとヘッドホンはケーブル1本で接続。ドライバーのインストール不要で、USBに挿すだけで使える。
USB Audio Class1.0対応
バランス駆動型アンプ内蔵ヘッドホン

REX-UHPB1
ラトックシステム30周年記念モデル。
完了品の部材を活用することで、高スペックながら
求めやすい価格を実現している。
製品ページを見る
ちか コレ1台なら、普通のヘッドホンとほぼ同じ感覚で使いはじめられますね。
ドクター

しかもこのヘッドホンは、左右それぞれにヘッドホンアンプを内蔵していて、普通のヘッドホンとはちょっと違う音を聴かせてくれるよ。

ちか iPhoneでも兼用できる普通のオーディオ用ヘッドホンも検討しているんです。オーディオ用ヘッドホンを使ってパソコンで高音質再生しようと思ったら、どうすればいいですか。
ドクター それなら、USBヘッドホンアンプを導入するといいよ。これはUSBから音楽データを受け取ったらオーディオ信号に変換して、ヘッドホンに出力するんだ。
USBヘッドホンアンプ
REX-A1648HA1
製品ページを見る
前面にはヘッドホン出力(標準)と
ボリュームを装備。
背面にはアナログ出力(RCA)。
USB DACとしても使えます。
ちか パソコンからはデジタルデータとして取り出すから、パソコン特有のノイズの影響がうんと小さくなるんですね。
ドクター これからPCオーディオをはじめるなら、RATOC Audio Labのサイトも見てみるといいよ。(⇒PCオーディオ導入マニュアル > 1.パソコンの音源を再生する

さらなる高音質化をめざした本格派USBオーディオ

ドクター 最近、ネットでは、CDを超える音質の音楽が入手できるサイトがあるんだ。
ちか CDを超える音質って、どんな音質ですか?
ドクター 通常、CD音質といわれるのは、16bit/44.1kHzなんだけど、24bit/192kHzや24bit/96kHzという、ハイビットレート・ハイサンプリングレートの音楽データを提供しているんだ。簡単に言うと、音楽の成分をより細かく分けてデータ化しているから、元の音質にさらに近づいている、という理屈だね。これらは、高精細を意味する「ハイレゾ音源」「HDソース」などと言われているよ。今までのCDと比べて、より広い範囲の周波数帯域まで記録されているから、それなりの環境で聴けば、印象も違ってくる。
ちか へ〜っ。それって、再生するための特殊な機材とか、必要なんですか?
パソコンとオーディオをつなぐアダプタが、24bit/192kHzや24bit/96kHzに対応している必要があるんだ。前で紹介したREX-A1648HA1が対応するのは、型番で察しがつくかもしれないけど16bit/48kHzまで。これでもハイレゾ音源の再生自体はできるけど、16bit/44.1kHzにダウンサンプリングされていまう。ハイレゾのまま再生したいなら、コレをすすめるよ。
USBヘッドホンアンプ(24bit/96kHz対応)
REX-A2496HA1
製品ページを見る
前面にはヘッドホン出力(標準)と
ボリュームを装備。
背面にはアナログ出力(RCA)。
USB DACとしても使えます。
ドクター ハイレゾでの再生方法はOSのバージョンや再生ソフトによって違うから、マニュアルやWebサイトなどを確認しながら設定すればいい。(⇒PCオーディオ導入マニュアル > 2.高音質で再生する
ちか 96kHz以上のビットレートで聴こうと思うと、ソフト側で設定が必要になるんですね。
ドクター さらに高サンプリングレートの24bit/192kHz音源を聴きたいなら、REX-Aシリーズの上位のRALシリーズになる。
24bit/192kHz対応USBオーディオ機器
DAC内蔵ヘッドホンアンプ
RAL-24192HA1

入力:光デジタル/USB
出力:アナログ/ヘッドホン
ドライバ:OS標準
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USB Digital Audio トランスポート
RAL-24192UT

入力:USB
出力:アナログ/光(同軸)/ヘッドホン
ドライバ:Windowsで要インストール
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USB Digital Audio トランスポート
RP-24192UT1
(ラトックプレミア専売)

入力:USB
出力:アナログ/光(同軸)/ヘッドホン
ドライバ:OS標準
製品ページを見る
ドクター 仕様以外にも、設計や使用するドライバの影響で、作り出すオーディオ信号の音質が微妙に異なるから、試聴できる店舗などで聴き比べてから選ぶのもいいね。(⇒RAL体験店舗⇒RATOC AKIBAショールーム)
オーディオ機器はスペックだけでなく、自分好みの音かどうかも大切な要素なんですね。
高音質な音源にはもうひとつの流れがあるから、ついでに触れておこう。
今まで言ってきたCD音質の音源やハイレゾ音源はいわゆる「PCM音源」。それとは、符号化の方式がまったく異なる「DSD音源」もインターネット上で配信されている。RALシリーズには、これに対応した機種がある。
DSD & PCM 24bit/192kHz対応
USBオーディオ機器

USB D/A コンバーター
RAL-DSDHA1

入力:USB
出力:アナログ/ヘッドホン
ドライバ:Windowsで要インストール
製品ページを見る

バランス駆動/標準シングルエンド両対応 USB ヘッドホンアンプ
RAL-DSDHA2

入力:USB
出力:アナログ/ヘッドホン(バランス/アンバランス)
ドライバ:Windowsで要インストール
製品ページを見る
ドクター DSD対応モデルはPCM音源にも対応しているから、DSD音源を再生しなくても、ハイレゾ対応の「ハイエンドUSB DAC」「バランス駆動USBヘッドホンアンプ」として、選択肢に入ってくるね。
ちか DSD音源ってまだ”なじみ”がないのですが、聴く機会はあるでしょうか。
ドクター 特にクラシックやジャズの愛好家なら、DSD対応にする価値はあると思う。DSDをもっと知りたいなら、RATOC Audio Labのサイトに、概要や設定方法が載っているよ。(⇒PCオーディオ導入マニュアル > 3.DSD音源を再生する
・・・・・
ドクター ここで、RALシリーズの音質に関わるこだわりのひとつを紹介しよう。それは、「オーディオ専用クロック」を搭載しているってことなんだ。
ちか オーディオ専用クロック?
ドクター オーディオに限らないんだけど、電子機器はデータを処理するとき、一定間隔で送られる信号「クロック」にタイミングを合わせて動いているんだ。
ちか 一定間隔のリズムに合わせて処理する…ピアノを弾くときに使っていた、メトロノームのようなものですね。
ドクター そうだね。じゃあ、もし、クロックが正確じゃない状態で、音楽を再生しようとするとどうなると思う?
正しいタイミングで再生できないと、元の音楽とはズレちゃいそうですね。どうなるんですか?
ドクター このズレは、ジッターといわれるノイズになってしまうんだ。ほとんどのオーディオアダプタは、パソコンから受け取ったフレームから、クロックを割り出して生成しているんだけど、わずかに不正確なものになるんだよね。本当は、オーディオ専用のクロックをオーディオアダプタに用意して、動作させるのが理想。それをかなえたのが、RALシリーズなんだ。
ちか RALシリーズは、高音質音源に対応しているだけじゃなく、オーディオ専用のクロックまで備えて、きめ細かいところまで音質にこだわっているんですね。う〜ん、PCオーディオをはじめるなら、何を選べばいいでしょうか…。
ドクター 今のところハイレゾ音源がないんだったら、とりあえず手頃でインストールや設定がいらないREX-A1648HA1からはじめてたらいいんじゃないかな。より高音質なオーディオ環境が欲しくなったらRALシリーズへとステップアップしたり、次に紹介するアクセサリーでグレードアップするというのも楽しいよ。

オーディオアクセサリで音質の変化を楽しむ

ドクター オーディオ機器は、機器そのものの性能以外にも、音質に影響を与える要素があるんだ。
いいスピーカー、いいアンプ、いいUSBオーディオ機器を選ぶだけでは、十分じゃないってことですか?
ドクター まずはパソコン環境。できれば、オーディオ再生専用としてあげるのがベスト。たくさん機器がつながっていたり、いろんなソフトウェアを起動している環境では、CPUへの負荷や割り込み処理が音質に影響を与えたりするからね。
ちか ながら再生より、音楽再生に専念してもらうのがいいんですね。
ドクター 次にポイントとなるのは、再生に使うソフトウェア。iPhoneといえばiTunes、みたいに管理や入手のしやすさで選ぶことが多いと思うけど、ソフトによって音質もかわる。元のデータは同じでも、どうやって処理して出力しているかはソフトによって違うからね。
どんな再生ソフトウェアを選べばいいですか?
ドクター とにかく聴いてみることだね。foobar2000のように口コミ評価が高い無償ソフトウェアもあれば、JRiver Media Centerのように購入前に試聴できるソフトウェアもあるよ。
ちか 実際に使ってみると、ソフトウェアによって音質だけでなく画面や操作性も随分違うんですね。第一印象では選びきれないので、しばらく触ってみてから決めることにします。
ドクター さらに、オーディオマニアの中では、機器に供給する電源で音質がかわる、というのが定説になっているんだ。この考え方は、USBオーディオ機器にもあてはまる。
ちか

PCオーディオ的には、USBバスパワーの電源品質はイマイチってことですか。

ドクター 特にノートパソコンでUSBバスパワーの出力が抑えられていると、USBオーディオ機器を安定して動作させるには不十分で、ノイズがのりやすくなってしまうんだ。
ちか

USBバスパワー駆動だと外部電源不要でスッキリ接続できていいけど、USBオーディオ機器に供給する電源としては物足りないんですね。

ドクター そんなときは、低ノイズ設計のオーディオ用ACアダプタで、USBオーディオ機器に安定した電源を供給するといいよ。さらにハイエンドの機器に給電するなら、より高品質な電源を供給できるトランス電源がおすすめ。
オーディオ用ACアダプター
RAL-AC05-03
DC 5V電源ユニット
RAL-PS0514
製品ページを見る 製品ページを見る
【ACアダプタの電圧変化を比較】

縦軸のブレが小さいほど、安定した電源を
供給する能力があることを示しています。
平均的なACアダプタ RAL-AC05-03
USBバスパワーと外部電源の切り替えってどうするんですか?
ドクター これまで紹介したREX-Aシリーズ、RALシリーズの本体には外部電源用のDCジャックがあって、DCジャックに何も接続されていないときはUSBバスパワー、外部電源が接続されているときはUSBからの電源を切断して外部電源から供給されるように設計されているよ。
・・・・・
ちか もとは「iPhone用に集めた音楽を、オーディオでも再生できたら便利だな」というところからスタートしましたが、「パソコンで本格的に音楽を聴くための環境」を考えはじめると、奥が深いんですね。
ドクター あとは、接続ケーブルや設置方法などいろんな要素で音質の変化がみられるんだ。ちょっとでも自分好みの音に近づけるため、とにかく情報収集と試聴の繰り返しだね。

第4章 ハードディスクを入れ替えてどんどん保存 >>

第1章 パソコンの画面をテレビやディスプレイで見る
第2章 パソコンが増えても、キーボード・マウス・ディスプレイは1台でOK
第3章 パソコンやスマホの音楽を本格サウンドで楽しもう!
第4章 ハードディスクを入れ替えてどんどん保存
第5章 フツーのHDDケースじゃ物足りない!
第6章 好みの外付けドライブは手作りで
第7章 iPhoneやスマートフォンだって快適化
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※このページに掲載している内容は、2013年9月現在の情報です。
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