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パソコン快適化談話

第3章 パソコン増えても、キーボード・マウス・モニタは追加不要

〜パソコン自動切替器〜

複数のパソコンを1組のキーボード・マウス・モニタで操作

ちか パソコン自作大好きの友人から要らなくなったパーツをもらって、わたしもとうとうデスクトップパソコンを自作したんです。
ドクター それはおめでとう!で、思い通りのパソコンに仕上がったの?
ちか それが...実は組み立てただけで、まだ動いていないんです。というのも、気がついたらできあがったのはパソコン本体だけ。キーボードもモニタもない。
とりあえずは今あるデスクトップ用のキーボード・マウス・モニタをつないでOSインストールしようと思っているんですが、その後のメドがたってなくて。場所を取るけど、この3点セットを新しく用意するしかないかなぁ...。
ドクター おや?複数のパソコンもキーボード・マウス・モニタが1組あれば操作できるようになるのに...。
ちか えっ、1組のキーボード・マウス・モニタで複数パソコンを操作?ネットワーク経由とか?
ドクター ネットワークより、もっとシンプル・簡単な方法があるんだ。キーボード・マウス・モニタは固定して、パソコン本体を指一本で切り替えちゃう。そんな複数パソコンユーザに便利な逸品が、「パソコン自動切替器」。いろんな切替器が揃っているラトックのREX-KVMシリーズの中から、使い方にあった切替器を探してみよう!

シンプル接続のケーブル一体型モデル

ちか 必要なマシンを選んで切り替えて使うから、パソコンごとにモニタやキーボード・マウスを用意しなくてもいいんですね。ところでたくさん接続する場所があるみたいですが、難しくないですか?
ドクター ケーブル一体型切替器は、切替器の中でも特に簡単に導入できて、しかもお手頃価格!2つのケーブルにはパソコン、切替器本体のコネクタにはキーボード・マウス・モニタのケーブルを接続すればいい。(以降、「キーボード・マウス・モニタ」はまとめて「コンソール」というよ。)
▼パソコン自動切替器ラインナップ(ケーブル一体型)▼

REX-210C

REX-210CU

REX-220CX

REX-220CXA

REX-220CXD

REX-220CUD
REX-210C REX-210CU REX-220CX REX-220CXA REX-220CXD REX-220CUD
キーボード・マウスは
PS/2接続
キーボード・マウスは
USB接続
キーボードはPS/2
マウスはUSB接続
キーボードはPS/2
マウスはUSB接続
キーボードはPS/2
マウスはUSB接続
キーボード・マウスは
USB接続
アナログモニタ対応(1920×1440まで) DVIモニタ対応(1600×1200まで)
ちか 接続したあとの設定は?
ドクター 切替器は、パソコンにコンソールを直結した状態できちんと動作していれば、専用のドライバインストールや設定をすることなしに、そのまま使うことができるよ。
ちか つないだだけで即使えるなんて、うれしいですね!

安定感ある設置が可能な据置モデル

ドクター

横置きでも縦置きでも安定感のあるデザインが魅力の、据置タイプの切替器もあるよ。

▼パソコン自動切替器ラインナップ(据置タイプ)▼

REX-220

REX-420

REX-220XA

REX-420XA

REX-220DVI
REX-220 REX-420 REX-220XA REX-420XA REX-220DVI
(2台用) (4台用) (2台用) (4台用) (2台用)
キーボード・マウスは
PS/2接続
キーボードはPS/2接続
マウスはUSB接続
キーボード・マウスは
PS/2接続
アナログモニタ対応(2048×1536まで) DVIモニタ対応 (1600×1200まで)
ちか 机の上に切替器を置いておくと、前面のLEDで選択されているパソコンが確認できるし、切替ボタンでパソコンを選ぶこともできるので便利です。
ドクター

縦置き用スタンドを使うと切替ボタンを押してもすべらないし、ケーブルの重みで切替器本体が浮いたりずり落ちたりすることもない。ケーブルはすべて背面接続だから、見た目もスッキリ。

ちか パソコンと切替器を接続するケーブルも結構長いから、パソコンのレイアウトに柔軟に対応できそうです。
ドクター

ケーブル一体型は接続ケーブルの長さが120cm、セパレートタイプの標準は180cm(REX-220XA/420XAは150cm)。それでも長さが足りないときは、オプションの 300cm、480cm のロングケーブルを使うといいね。

ちか パソコン4台用なら、さらにパソコンが増えたときも安心ですね。

仕様では見えないこだわり!ホットキーとエミュレーションシグナル

ちか パソコンは、どうやって切り替えるんですか?
ドクター ホットキーといわれるキーボードでの切替がメジャーかな。キーボード操作している手の位置をそのままに、切替ができるからね。ホットキーでは、 「ScrollLock」キーの2度押しのあとキーの入力待ち状態になる。そこで、矢印キーを入力すると、切替器本体が「切替の指令が来た!」って認識して、パソコンが切り替わるんだ。ちなみに、USB接続モデルは「ScrollLock」キーの2度押しのみでOK。
ちか 「ScrollLock」-「ScrollLock」-「↓」を入力...っと。ホントだ。切り替わりました!
ドクター ちまたには、馴染みのある「Ctrl」キーをホットキーとして採用しているものもあるけど、思いがけず切り替わってしまうことがあってね。というのも、「Ctrl」キーはコピー&ペーストやファイル保存などのショートカットとしてを使うことが多いからね。
ちか そういえば、「ScrollLock」キーの出番って、思い当たらないです。キーボードのどこにあるのか、ちょっと探しちゃいました。
ドクター ここで、ホットキーを使ってできる機能を一覧にしておこう。「ScrollLock」キーの2度押しのあと、指定のキーを入力だよ。
  キー 210C 220
420
220DVI 220CX 220CXA 220CXD 220XA
420XA
220CUD 210CU
前(次)のパソコンへ ↑(↓)
なし
パソコン番号選択
(すべて切替)
数字
A+数字
パソコン番号選択
(Audio以外を切替)
C+数字
パソコン番号選択
(Audioのみ切替)
M+数字
オートスキャン開始
※1
0
(ゼロ)
切替確認音ON/OFF
※2
S
ホットキーの変更
※3
NumLock

※1 オートスキャン
  一定時間(REX-KVMシリーズでは10秒)ごとに、パソコンの切替がおこなわれる。両方のパソコンを画面でを監視するのに便利だね。オートスキャン状態の解除は、スペースキーを入力すればOK。
※2 切替確認音
  据置タイプでは、ホットキーの入力待ち状態になると「ピッ」、さらに切り替わるタイミングで「ピッ」って音が鳴る。便利だけど、深夜やオートスキャンなどで音を鳴らしたくないときは、消音することができるよ。
※3 ホットキーの変更
  「ScrollLock」キーを使用するアプリケーションを使用するときは「ScrollLock」キーの2度押しのあと「NumLock」を入力。それ以降は「NumLock」キーの2度押しでホットキーの機能を使えるようになるよ。
ちか へぇ...。ホットキーってパソコンの切替以外にも、切替器にいろんな指令を送ることができるんですね。
ドクター もう一つの切替方法として、切り替え用のボタンがあるよ(低価格モデルのREX-210Cを除く)。切替器本体にあるボタンを押すと、もう一方のパソコンに切り替わるから、操作は直感的だね。
ちか 手元に切替器の本体が置けるのであれば、ボタンでの切替も手軽でいいですね。
・・・・・
ドクター ここで、市場の低価格切替器では省かれていることもある、ちょっとジミだけど大切な機能を紹介。REX-KVMシリーズならすべての機種に搭載した機能なんだけど、それはパソコンを起動するときに、わざわざそのパソコンに切り替えておかなくてもいいということなんだ。
ちか それって、スゴイことなんですか?
ドクター 通常、特にキーボードが接続されていないと、キーボードエラーになってシステムが起動できなかったり不安定になったりする。起動時にパソコンの選択を必要条件にしている切替器があるのは、これと同様のことが起きるからなんだ。一方、REX-KVMシリーズでは、パソコンが未選択の状態でも正常に起動・動作する。
なぜかというと、選択されていないパソコンもずっとキーボード・マウス・モニタが接続されていると認識しているから。選択されていないパソコンに対して、切替器がエミュレーションシグナルという信号を送り続けているおかげなんだ。
ちか 選択していないパソコンに、エミュレーションシグナルを送信?
ドクター つまり切替器は、選択しているパソコンとコンソールの仲介をしている一方、選択していないパソコンに対してはキーボードやマウス、モニタのフリをしているということ。だから、パソコンが未選択でも「コンソールがつながっていない」とあきらめてエラーになってしまうことがなく、安定してシステム起動をしたり、動作を続行したりできるんだね。
ちか なるほど!切替器に接続している複数台のパソコンを同時に起動できるのも、この機能があってこそなんですね!

使いたいキーボード・マウスにあわせて切替器を選ぶ!

ドクター キーボード・マウスの接続方法には、
  1. キーボード:PS/2、マウス:PS/2
  2. キーボード:PS/2、マウス:USB
  3. キーボード:USB、マウス:USB
の3つの組み合わせがある。基本は使っているキーボード・マウスに合った選択をすればいいよ。今使っているキーボード・マウスは?
ちか 今まではパソコンに付属していたキーボードとマウスを使ってたんですけど、最近、USB接続のワイヤレスレーザーマウスを買ったんです。クリックやスクロール感はいたって良好で、マウスの設定をカスタマイズしてネットも快適に使えてます♪
ドクター ということは、キーボードはPS/2、マウスはUSBってことだね。この組み合わせにピッタリのクロスインターフェイス接続があるよ!これはREX-KVMシリーズならではの切替器なんだ。切替器のキーボード・マウス接続は、PS/2接続かUSB接続に統一したものばかりだからね。
ちか わ〜い、クロスインターフェイスがあって、助かりました!
▼パソコン自動切替器ラインナップ(クロスインターフェイス接続)▼

REX-220CX

REX-220CXA

REX-220XA

REX-420XA

REX-220CXD
REX-220CX REX-220CXA REX-220XA REX-420XA REX-220CXD
アナログモニタ対応(1920×1440まで) DVIモニタ対応(1600×1200まで)
ドクター ちなみに「多機能マウス対応」を謳っているREX-KVMシリーズなら、PS/2接続でもチルトホイールや多ボタンなど特殊な機能を持つマウスが使えるんだ。USB接続ではこれらの機能を使うためのドライバが自動的にロードされるんだけど、PS/2ではロードするように切替器を設計しないといけない。多機能マウスに対応していない一般的なPS/2接続の切替器では、普通の2ボタンマウスとしてしか使えないから、注意が必要だね。
▼パソコン自動切替器ラインナップ(PS/2多機能マウス対応)▼

REX-220

REX-420

REX-220DVI
REX-220 REX-420 REX-220DVI
(2台用) (4台用) (2台用)

高画質デジタルモニタを切り替えて使いたい!

ちか 切替器が対応するモニタは、アナログとDVIがあるんですね。
ドクター 両者の違いはモニターに送るデータの方式。液晶ディスプレイのようなデジタルモニタは、デジタル方式であるDVIで、デジタルのままデータを送ることで、変換によるひずみやノイズのないキレイな表示が可能になるんだ。液晶ディスプレイではアナログとデジタルの2つのコネクタを持つものが多く存在しているよ。
ちか アナログ接続では、液晶モニターの長所をいかしきれないんですね。液晶ディスプレイはパソコンに付属していたものですが、パソコンとの接続はDVIになっています。でも、今回自作したパソコンには、アナログしかありません。
ドクター ブラウン管を使ったCRTディスプレイの時代から、パソコン標準のモニタ用コネクタはアナログ方式のD-Sub15ピン。マザーボードに標準でDVIポートがあるものは、まだまだ少ないね。
ちか アナログなら今のまま切替器を接続できるけど、できれば今回自作したパソコンもDVI接続にして、両方デジタル画質にしたいです。
ドクター ディスプレイをデジタル方式で使うには、DVIに対応したインターフェースが必要。DVIポートがない場合は、まずパソコン側にDVI対応のビデオカードを導入しよう。そのあと、1台の液晶ディスプレイを2台のパソコンで切り替えて使用しながら、両方で美しい表示もキープできるDVIモニタ対応切替器の導入だね。
▼パソコン自動切替器(DVIモニタ専用)▼

REX-220DVI

REX-220CXD

REX-220CUD
REX-220DVI REX-220CXD REX-220CUD
キーボード・マウスは
PS/2接続
キーボードはPS/2接続
マウスはUSB接続
キーボード・マウスは
USB接続

スピーカーも切り替えて使う

ちか ウチのモニタってスピーカー内蔵なんです。オーディオ機能も複数パソコンで切り替えて使う場合は、どうすればいいですか?
ドクター

オーディオ対応シリーズなら、スピーカー内蔵モニタもバッチリ切り替えることができるんだ。

▼パソコン自動切替器(オーディオ対応)▼

REX-220CXA

REX-220XA

REX-420XA

REX-220DVI
REX-220CXA REX-220XA REX-420XA REX-220DVI
ちか 据置タイプにはマイク端子もあるから、スピーカーに加えて音声入力用マイクも接続できますね。
ドクター

イヤホンとマイクが一体になったヘッドセットもOK。

ちか あれ?本体の背面と前面の両方にオーディオ用ポートがありますけど。
ドクター

そう。据置タイプのオーディオ機能は、そこが大きな魅力のひとつ。前面と背面のオーディオポートは、どちらかを選んで使えるんだ。背面と前面の両方にオーディオ機器がつながっている場合は、背面の機器がOFFになるから、裏に手を回してつなぎかえる必要もない。

ちか へぇ〜、普段背面に接続しているスピーカーをつないだまま、ヘッドセットやイヤホンを使うときだけ前面に挿すなんてこともできちゃいますね。
ドクター しかも、この切替器は、オーディオ機器の単独切替が可能なんだ。つまり、オーディオとコンソールを異なるパソコンで使うことができるというスグレモノ。1つのパソコンでiTunesの音楽を再生したりSkypeで通話しながら、別のパソコンに切り替えてネットを楽しむ、なんてこともできるね。

第4章 PCカードをデスクトップで使っちゃおう! >>

第1章 データ大容量時代到来!HDを入れ替え自在に使う
第2章 好みの外付けドライブは手作りで
第3章 パソコン増えても、キーボード・マウス・モニタは追加不要
第4章 PCカードをデスクトップで使っちゃおう!
第5章 パソコンやiPodの音楽を本格サウンドで楽しもう!
第6章 ノートパソコンでどこでもテレビ
第7章 SCSIデバイス再生術
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