計測機器や検査装置の運用において、ケーブル接続による配置の制約や配線の取り回しは、現場の機動力や作業効率を左右する大きな要因です。
ラトックシステムの「RS-BT62」シリーズは、長年培ったシリアル通信技術により、既存のハードウェア資産をそのままに、安定したBluetooth通信への置き換えを実現します。ケーブル接続をなくすことで、モバイル端末を活用した柔軟なデータ収集や、省スペースでのシステム構築が可能になります。
本シリーズは、標準的なSPP通信モデルをはじめ、キーボード入力と同じようにデータ入力ができるHID通信モデル、既存のケーブル通信をそのまま無線へ置き換えられるケーブルリプレイスメントセット、そしてiOSアプリの開発効率を高めるBLE通信まで、現場の要件に合わせた5つのラインナップを展開。既存の通信プログラムやシステム構成を最大限に尊重しながら、確実なワイヤレス化をサポートします。
ラトックシステムの「RS-BT62」シリーズは、長年培ったシリアル通信技術により、既存のハードウェア資産をそのままに、安定したBluetooth通信への置き換えを実現します。ケーブルから解放されることで、モバイル端末を活用した柔軟なデータ収集や、省スペースでのシステム構築が可能になります。
本記事では、主要な4モデルの共通仕様とそれぞれの特徴、およびiOSアプリ開発に適したBLEモデルについて解説します。
本シリーズは、産業現場や研究施設で稼働する、RS-232Cポート搭載機器の無線化を幅広くサポートします。対応デバイスは電子天びん、バックアップ電源、磁気カードリーダー、シリアルプリンターなど多岐にわたり、既存のシステム構成を大きく変更することなく導入いただけます。
なお、DTR/DSR、RI、DCDは未サポートとなりますので、これらの信号線を通信制御や 機器の検出に使用しているシステムおよびデバイス(公衆回線モデム等)は動作対象外となります。
RS-BT62、RS-BT62CR、RS-BT62M、RS-BT62HIDの4モデルは、Bluetooth 4.2 BR/EDR(Class 2)に準拠。見通し約10mの通信に対応しています。
上記共通のハードウェア仕様をベースに、通信プロファイルや接続形態の異なる4つのモデルを用意しています。
Windows PCやAndroid端末とのBluetooth通信
SPP(Serial Port Profile)に対応。OS標準のシリアルポート(COMポート)として認識されるため、汎用的なターミナルソフトや既存の通信アプリケーションをそのまま活用する運用に適しています。
既設のRS-232Cケーブルを無線に置き換えたい場合
ペアリング済みの2台(RS-BT62とRS-BT62M)がセットになっています。機器間に装着するだけで自動的に無線リンクが確立されるため、シリアルパラメーターの設定のみで、ケーブルの無線化を実現します。設定の変更は、Windows用アプリケーションで行います。
本製品側から接続を開始(探索・ペアリング)したい場合。
通常(スレーブ)とは異なり、自ら接続先を探してリンクを確立するマスターモードを搭載。PCを介さず、機器同士を無線で接続するシステムや、パトライト社製「WD PRO」などのマスター機能を必要とするデバイスとの連携に適しています。
表計算ソフトやテキストエディターへの直接データ入力
Bluetooth HIDプロファイルに対応。シリアルデータをキーボードイベントに変換して送信するため、Windows、Android、iOS端末で起動している表計算アプリのセルなどへ直接入力できます。
RS-BT62BLEは、上記4モデルとは異なり、Bluetooth Low Energy(BLE)に準拠したモデルです
「RS-BT62」シリーズは、通信プロファイルの違いによって、多様な現場ニーズに対応します。
Bluetooth RS-232C 変換アダプター(SPP Profile ベーシックモデル) RS-BT62
標準価格:¥27,800
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Bluetooth RS-232C変換アダプター(ケーブルリプレイスメントセット) RS-BT62CR
標準価格:¥54,800
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Bluetooth RS-232C 変換アダプター(マスターモードモデル)RS-BT62M
標準価格:¥29,800
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Bluetooth RS-232C 変換アダプター(HID Profileモデル) RS-BT62HID
標準価格:¥27,800
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BLE RS-232C 変換アダプター RS-BT62BLE
標準価格:¥39,800
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