RAID作成後、一度動作したが、本製品を外したり、電源をオフにすると、次は認識しないなど正常に動作しなくなりました。

RAID作成後、一度動作したが、本製品を外したり、電源をオフにすると、次は認識しないなど正常に動作しなくなりました。

以下の4点の原因が考えられます。

※いずれの場合も書き込まれたデータを復旧することはできません。
 

◆本体背面の動作モード選択ボタンでRAIDの作成をおこなった場合
RAIDモードを選択後、決定されていない場合に同現象が発生します。
以下の手順で再設定をおこなってください。
 

  1. 本製品の電源をオフにし、USBケーブルを外します。
  2. 本製品の電源をオンします。
  3. 細く硬い棒状のもの(爪楊枝、クリップを伸ばしたものなど)を用意します。
  4. 背面の動作モードLEDがすべて点灯するまで動作モード選択ボタンを長押しします。(この際ハードディスク内のデータは消去されますのでご注意ください)
  5. すべてのモードのLEDが点灯後、一度ずつ同ボタンを押し、任意の動作モードのLEDが点灯するまで、数度押します。
  6. 任意の動作モードのLEDが点灯した状態で、再度LEDがすべて点灯するまで動作モード選択ボタンを長押しします。
  7. 動作モード選択ボタンから押している棒を離し、任意の動作モードのLEDだけが点灯していることを確認し、USBケーブルを接続します。
  8. パソコンの場合は、ディスクの管理(Windows)やディスクユーティリティ(macOS)でフォーマットします。
  9. ドライブアイコンが表示されれば完了です。


 

専用アプリケーション「RAID監視マネージャー」を使用する場合は、任意の動作モードを選択し、フォーマット形式やボリュームラベルを指定後、「RAID作成」ボタンを押すだけで、Windowsではフォーマットまでおこなわれます。(macOSの場合は、RAID作成後、ディスクユーティリティでフォーマットが必要です)
 

◆8TB以上のハードディスクをNTFS形式フォーマットで使用した場合(Windows)
本製品では8TB以上のハードディスクまたはRAID0/JBODでは合計8TB以上のハードディスク容量をNTFS形式でフォーマットした場合に同現象が発生します。
この場合、exFAT形式でフォーマットし、ご利用ください。
※姉妹機「RS-EC32-U31R」では同問題は発生しません。
 

◆高速化用ソフトウェア「RATOC FastUSBドライバ」がインストールされている場合(Windows)
Windows 7以降で「RATOC FastUSBドライバ」がインストールされると同現象が発生する可能性があります。
Windows 7以降では本ドライバをご利用いただく必要はありませんので、アンインストールしてください。
 

◆東芝製ハードディスク「MD04ACAシリーズ」「MG04ACAシリーズ」「MN04ACAシリーズ」をご使用の際、RAID1でご利用いただくと、同現象が発生します。
本製品の調整が必要となりますので、本体の修理をご依頼ください。
※該当する東芝製ハードディスクと姉妹機「RS-EC32-U31R」との組み合わせでは同問題は発生しません。

メールマガジン

最新の製品情報やイベント情報を
おしらせしています